<p>2023年5月、悲願のB1昇格とB2優勝を遂げた『佐賀バルーナーズ』。今、県内外から注目を浴び続けているバルーナーズには、18歳以下の選手で構成されるU18のユースチームが存在する。B1リーグに参加するチームにはBリーグの規定によりU18チームの設置が義務付けられている。昨年、B1参入を目指すバルーナーズはU18チームを設置した。ただ、発足して間もないBリーグにおいて、U18チームの大会は、高校総体やウィンターカップなどの高体連チームが参加する大会と比較するとまだまだ認知度が低いのが現状だ。今回の特集では、こうした状況下で自ら望んでバルーナーズのU18チームに入団した選手たちの思いや、BリーグトップチームでのHC経験もあるU18チーム指揮官の思いを聞く。<br><br>Part２となる本記事では、U18チームの主将を務める井手選手と、攻守の要である本庄選手を紹介する。<br><br></p><h3 id="h0ad67fbc94">主将　井手 歩由夢　選手（高校2年）</h3><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/5333c44617d14e5e8821acad5c55e21d/IMG_1685.JPG" alt=""><br>・ポジション：ポイントガード（PG）<br>・佐賀学園高校　2年生<br></p><h4 id="ha9d631858f">ーーチームの目標を教えてください！</h4><p>昨年のBリーグチャンピオンシップで全国ベスト8に入れたので、今年はベスト8を超えて、ベスト4に入ることが目標です。<br></p><h4 id="h2cf0f4c976">ーーチームの特徴を教えてください！</h4><p>みんな仲が良くて、親しみやすい人が多い部分だと思います。<br></p><h4 id="h7e1680dc12">ーーチームの課題を教えてください！</h4><p>チームの課題は、みんなが指摘し合うことができていない部分と身長が低いのでリバウンドの部分で負けてしまうところです。<br></p><h4 id="h712a9fa527">ーー力を入れている練習などはありますか？</h4><p>ディフェンスです。身長がない分、ディフェンスを頑張らないと試合に勝てないので、ディフェンスを特に頑張っています。<br></p><h4 id="hd0ca4385d6">ーーディフェンス力向上のためにどのような練習をされていますか？</h4><p>今はU-15とも練習中に試合をしていて、そういう実践向きな練習が毎日できていますし、ハードに練習に取り組んでいます。<br></p><h4 id="h641aeb70b9">ーーバルナーズU-18に入ったきっかけを教えてください！</h4><p>自分は中学3年生の時にU-15に入って、環境も良かったですし、指導者も素晴らしい方が多かったので、高校の3年間も素晴らしい環境でバスケをやりたいと思い、U-18を選びました。<br></p><h4 id="h996b5771a3">ーーこのチームでどのように成長したいですか？</h4><p>全国でも勝てるようなチームを目指したいです。<br></p><h4 id="hcf63ac226a">ーーこのチームでどのような未来に期待していますか？</h4><p>やっぱりBリーグのユースチームなので、プロ選手がこのユースチームから出たらいいなと思っています。<br></p><h4 id="h4686699ffc">ーーバルナーズのトップチームがB1に昇格しましたが、その時の心境などを教えてください</h4><p>B1とB2では大きな差があると思いますし、プロの選手が頑張ってくれたので、ユースチームとして、次は僕らが頑張らないとと感じました。<br></p><h4 id="h008ba42557">ーー最後に、今後の意気込みを教えてください！</h4><p>昨年ベスト8に入ったので、もう一回大会のメインコートで試合できるように、大会まで残り時間が少ないんですけど、チームで成長して、ベスト4の目標を達成できるように頑張りたいです。<br><br><br></p><h3 id="h3707ca972d">本庄 流唯　選手（高校3年）</h3><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/46ff4bd6963e423da017cc31ee13333a/IMG_1689.JPG" alt=""><br>・ポジション：シューティングガード（SG）<br>・佐賀工業高校　3年生<br></p><h4 id="h7fb0b27e5c">ーーバルーナーズU18を選んだ理由や入団するきっかけを教えてください。</h4><p>高校の部活動では学べないような、レベルの高いバスケットを学びたかったことがバルーナーズを選んだ理由で、今のチームメイトから誘われて、自分で決めて入団しました。<br></p><h4 id="he9ecf12f31">ーーバルナーズU-18に入ったタイミングは？</h4><p>高校2年生のバルナーズU-18ができたタイミングで入りました。<br></p><h4 id="hdc2437501f">ーー得意なプレーを教えてください。</h4><p>スリーポイントシュートです。<br></p><h4 id="hc8bcfd740b">ーープレーの中で、自分が好きなシチュエーションはありますか？</h4><p>仲間がドライブして、キックアウトしてもらったパスを打つのが一番好きなシチュエーションです。<br><br><span style="font-size: 0.75em">※ドライブ：オフェンスプレイヤーがドリブルによってディフェンスエリアに切り込み、ゴールに向かうプレー</span><br><span style="font-size: 0.75em">※キックアウト：ゴールにアタックしたプレーの後にインサイドからアウトサイドへ出すパスのこと。</span><br></p><h4 id="he5deb1a431">ーーバスケをしていて楽しい瞬間は？</h4><p>試合に勝った時がやっぱり一番楽しいし、嬉しいです。<br></p><h4 id="hcdd522f932">ーーどんな勝ち方をしたとき、一番喜びを感じますか？</h4><p>この前のチャンピオンシップの2回戦でQ3の終わり際で10点差くらいで負けていた状況から追い上げて、5点差で勝った試合がありましたが、このように逆転して勝つシチュエーションには喜びを感じます。<br><br>※チャンピオンシップ：全国のBリーグユースチームが集まる大会（3年生にとっての最後の大会〈11/30~12/4〉）<br></p><h4 id="ha3e97964fa">ーーこのチームの好きなところは？</h4><p>1人1人の個性があって、時々噛み合わない時もあるんですけど、試合になったら噛み合って、みんな一丸となってバスケをできるところです。<br></p><h4 id="h563ec0b90a">ーーこのチームでどのように成長したい？</h4><p>やっぱりバスケが上手くなるだけではなく、バスケ以外のところでもしっかりマナーよく、礼儀などを忘れないような人間になりたいです。<br></p><h4 id="h2503277901">ーー普段からバスケット以外の部分で成長するために意識していることはありますか？</h4><p>龍谷高校さんに体育館を借りて活動できているので、当然なんですけど、モップがけをしっかりやることなどで感謝を伝えていきたいと思っています。<br></p><h4 id="h29b6eef43e">ーー今後の目標は</h4><p>やっぱりバスケは勝ったら楽しいので、チャンピオンシップでもたくさん勝てるように日々の練習を頑張っていきたいです。<br></p><h4 id="he21072d22e">ーートップチームがB1に昇格しましたが、その時の心境などを教えてください</h4><p>トップチームも負けてる場面からチーム一丸となって盛り上げて逆転して勝っていたので、そういうところを見習いたいと思いました。<br></p><h4 id="h19c3ae7520">ーー最後に今後の意気込みを教えてください！</h4><p>昨年のチャンピオンシップではベスト8に入れたので、今年はそれより高いベスト4や優勝を目指して頑張りたいです。<br><br><br><br>佐賀バルナーズU18は、月・水・金の19時～21時で、龍谷高校体育館にて練習に励んでいる。<br>プロ選手を目指して日々努力する彼らの活躍に是非注目してほしい。<br><br></p>

2023年5月、悲願のB1昇格とB2優勝を遂げた『佐賀バルーナーズ』。今、県内外から注目を集め続けているバルーナーズには、18歳以下の選手で構成されるU18のユースチームが存在する。今回お話を聞くのは、U18チームの主将を務める井手選手と、攻守の要である本庄選手を紹介する。

北原誠大

株式会社WIDE

バスケットボール

none

ﾅｼ

佐賀バルーナーズ

ｻｶﾞﾊﾞﾙｰﾅｰｽﾞ

佐賀バルーナーズ U18 井手選手＆本庄選手　チームを引っ張る二人の中心選手に迫る！ 

『サポーター名鑑』特集記事の一覧です

サポーター名鑑

<p>2023年5月、悲願のB1昇格とB2優勝を遂げた『佐賀バルーナーズ』。今、県内外から注目を浴び続けているバルーナーズには、18歳以下の選手で構成されるU18のユースチームが存在する。B1リーグに参加するチームにはBリーグの規定によりU18チームの設置が義務付けられている。昨年、B1参入を目指すバルーナーズはU18チームを設置した。ただ、発足して間もないBリーグにおいて、U18の大会は、高校総体やウィンターカップなどの高体連チームが参加する大会と比較するとまだまだ認知度が低いのが現状だ。今回の特集では、こうした状況下で自ら望んでバルーナーズのU18チームに入団した選手たちの思いや、BリーグトップチームでのHC経験もあるU18チーム指揮官の思いを聞く。<br><br>Part１となる本記事では、U18チームを牽引するヘッドコーチ（HC）の元安陽一さんを紹介する。BリーグトップチームでのHC経験もある元安さんはどのような思いで日々、指導されているのだろうか。<br></p><h3 id="he9b5cc09b7">元安陽一　さん</h3><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/e74760ceaf2f4e43b6b2d74a1b89ee10/IMG_1687.JPG" alt=""><br></p><h4 id="h9d6786e402">ーー佐賀バルーナーズのU18チームでコーチをすることになった経緯を教えてください。</h4><p>バルーナーズがB1を目指すうえで、いくつかクリアしなければならない要件がありました。その要件の１つとして「U15、U18のチームを保有する」という項目があり、昨年（2022年）の4月にこのU18チームが立ち上がりました。そのとき、かつて私が秋田ノーザンハピネッツでアシスタントコーチを務めていたときに関わっていた水町（現・佐賀バルーナーズU15 HC）から声をかけてもらって、そういったご縁とタイミングが重なって、2022年4月に佐賀バルーナーズのU18ヘッドコーチに就任いたしました。<br></p><h4 id="h67458a5345">ーー様々な土地でコーチを経験されていますが、佐賀の土地の印象はいかがですか？</h4><p>かつて佐世保に住んでいたこともあり、佐賀には何度か遊びに来たことはあったので、全く知らない土地では無かったですね。<br><br>１年間生活してみて、子どもたちが遊ぶような自然も多いですし、近所の方々もすごく優しくて、子どもたちを孫のように可愛がってくださっています。<br>先日、トップチームの公式映像での解説がぶんぶんテレビでも放送されたときも「テレビ見たよ！」と声をかけていただいて、子どもがいる親として、近所の方々の温かさに安心感があります。<br></p><h4 id="h74b99e9f26">ーー今、コーチングの中で大切にされていることについてお聞かせください。</h4><p>このチームの設立時から選手に伝えているのは「あくまでここは通過点で、ゴールではない」ということです。このチームで経験を積んだ選手たちが大学やプロといった次のステージで活躍していってほしいです。<br><br>また、バスケットボールプレーヤーとしてだけではなく、一人の人としての成長も大切にしたいと強く思っています。全員がプロ選手になれるとは限りませんし、仮にプロ選手になれなかったとしても、ここにいる彼らが全員、このチームに来たことで良い人生を歩めたと思えるような場所にしたいと常に思っています。<br></p><h4 id="hfd5abd9bdb">ーーこのチームの特徴について教えてください。</h4><p>現状としては私たちのチームに限らずBリーグのU18チームは、大きな大会がなかったり、進学時のスポーツ推薦で優遇されるような何かがあるわけではなかったりと、発展途上の段階です。このチームからプロ選手を輩出するようになることが理想ではあると思いますが、Bユース全体としてまだその理想には到達できていない状況です。<br><br>ただ、今、ここに所属している選手たちはバスケットボールが大好きで、もっと上手くなりたいという思いを持った選手が集まっています。そして、高校の部活では活躍できなかったけれども、もっと自分を高めるために入団したという選手もいます。<br><br>中学時代のコーチや高校の先生から「この1年ですごく上手くなったね」と言ってもらえるような選手もいます。現在の登録選手は9人と少数精鋭でやっていますが、向上心を持った選手が多いというのがこのチームの特徴です。<br></p><h4 id="hbf9978315f">ーー選手たちにどのような選手、人間に育ってほしいか、元安さんの思いをお聞かせください。</h4><p>「どんなにシュートが上手くても、ドリブルが上手くても、パスが上手くても、プロ選手にならない限りそれが役に立つことは無い」ということは、ユースの選手やスクールで関わっている子どもたちに常々伝えています。技術的な成長もさることながら、チームメイトと話し合って協力したり、自分の意見を伝えたり、いろんなことを考えて行動したりと、バスケットボールを通して生きる力をどう育むかということを大切にしています。<br><br>ミーティングのときも時間があれば全員に話す機会を提供したり、練習の動画をアプリで共有して感想を他の人が分かるよう記入したりしていますが、このようにバスケットボールを通して書くこと・話すこと・聴くことの力を身につけてほしいという思いを持って接しています。<br></p><h4 id="h8530fa2edd">ーー先日、トップチームがB1昇格を決めましたが、ユースチームにも良い影響があったりしましたか？</h4><p>もちろん、昇格した喜びはありますが、まだ今の時点ではそれほど影響は実感していません。来シーズンが始まると、いろいろな変化や影響が出てくるかもしれませんね。<br></p><h4 id="h2b5dd46436">ーー普段、トップチームとユースチームの選手同士の交流はありますか？</h4><p>シーズン中は難しいことも多いですが、オフシーズンは選手がユースの練習に参加してくれたり、逆にユースの選手がトップチームの練習に参加したりすることはあります。何回か継続的に練習に来てくれるトップチームの選手もいて、ユースの選手からすると、プロの選手が自分の名前を覚えてくれて、直接指導をしてくれるという経験はかけがえのない財産になっていると思います。<br><br>あとは、トップチームのミーティングを見学したり、ホームゲームのモッパーを担当したりもしていますね。そういった意味では、ユースの選手たちにとってトップチームの選手は近い存在だと思います。<br></p><h4 id="h88aea8613b">ーー今後、チームとして目指すことや選手に期待することを教えてください。</h4><p>いろいろな大会があるので、それらの大会に勝利すること、を目標に据えることは非常に分かりやすいとは思いますが、	それだけではなく、今いる選手たちが5年後、10年後に何をしているのかということに目を向けていきたいです。<br>プロ選手になっている子、コーチになっている子、バスケとは関係なく社会人として活躍している子、様々だとは思いますが、そこに至るきっかけが「バルーナーズU18にいたから」となってくれたらいいなと思っています。<br>だからと言って、試合の勝利を目指さないというわけではありませんが、試合の勝利や大会での活躍を目指す中で一人の人間として成長していくことを一番大切にしたいと思っています。<br><br><br><br>-----<br><br><br><strong>元安 陽一（もとやす よういち）さん</strong><br><br>山口県出身、42歳。<br>佐賀バルーナーズU18ヘッドコーチ<br><br>日本バスケットボール協会公認S級コーチ・ジュニアエキスパート・コーチデベロッパー、日本スポーツ協会公認バスケットボールコーチ4・ジュニアスポーツ指導員、保健体育教諭専修免許（中学校・高等学校）など、多くの資格を持つ。<br><br>中学生からバスケットボールを始める。早稲田大学スポーツ科学部に進学し、大学2年生から学生トレーナーとして活動を始める。4年生時の教育実習で部活動指導を経験したことがコーチを志すきっかけに。関東の企業チームや大学の部活動などでコーチを歴任し、東京サンレーヴスのアシスタントコーチとしてプロコーチのキャリアが始める。その後、秋田ノーザンハピネッツ、大阪エヴェッサのコーチや大学の准教授、トライフープ岡山のヘッドコーチなど、様々なチームで指導者としてのキャリアを積む。2022年4月に佐賀に移住。現在は、佐賀バルーナーズのU18ヘッドコーチを務める。<br><br><br></p>

2023年5月、悲願のB1昇格とB2優勝を遂げた『佐賀バルーナーズ』。今、県内外から注目を集め続けているバルーナーズには、18歳以下の選手で構成されるU18のユースチームが存在する。今回お話を聞くのは、U18チームを牽引するヘッドコーチ（HC）の元安陽一さん。BリーグトップチームでのHC経験もある元安さんはどのような思いで日々、指導されているのだろうか。

佐賀バルーナーズ U18 を牽引する HC 元安陽一さん「選手が "このチームに来たことで良い人生を歩めた" と思えるような場所にしたい」 

<p>陰ながらチームを支える人たちにスポットを当てる『サポーター名鑑』。<br>今回、取材をさせていただいたのは龍谷高校サッカー部のフィジカルコーチ、山口啓介（やまぐちけいすけ）さん。<br><br>山口さんは2016年から今日まで、約6年に渡って当校のサッカー部で指導をされている。<br>当たり負けしない強い身体とフルタイムで走り続ける体力で相手を圧倒し、冬の選手権県大会優勝した龍谷高校サッカー部。今回はその強さを引き出す「サポーター」に迫る。<br></p><h4 id="h5e077b4f30">龍谷高校サッカー部　フィジカルコーチ　山口啓介さん</h4><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/1528e927a85c4bad9467f53c7b8bec86/IMG_6003.JPG" alt=""><br><br><br><strong>記者：よろしくお願いします！山口さんは龍谷高校でご指導を始められて6年となりますが、どんな6年間でしたか？</strong><br>山口さん(以下,敬称略) ：1年目は、自分自身も手探りの中トレーニングをしていて、苦労も多かったです。ただ、龍谷高校サッカー部はトレーニング器具も充実していて、環境としてはすごく恵まれていますし、やりやすさはありました。こういった環境面の恩恵もあり、筋肉をつけるという部分においてはある程度身につけさせることができているなと感じたと同時に、「身体を強くする」だけではダメだなとも感じるようになりました。<br><br><strong>記者：「身体を強くする」だけではいけないというのは…？</strong><br>山口：サッカーには体のデカさや強さだけではなく、しなやかさや柔らかさも必要とされています。実は今年からピラティス（プレー中の姿勢を正しく保つためのエクササイズ）を導入して、背骨の動きを意識したトレーニングや足の裏に刺激を加えるトレーニングなど、しなやかさを求めるためのトレーニングにも取り組んでいます。そういったトレーニングの成果は少しずつプレーにも表れていると思いますし、特に今年のチームはその部分において手応えを感じています。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/f6759946413d4385a762e5712207037c/%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9.jpg" alt=""><br><span style="font-size: 0.75em">この日、行っていたのは足の裏や指先に刺激を加えるトレーニング。全員が裸足になってトレーニングを行っていた。</span><br><br><br><strong>記者：ありがとうございます。これまでの6年間の指導の中でで特にこれだけは貫いてきたという部分はありますか？</strong><br>山口： トレーニングのベースとなる部分は指導の中で提示していきますが、そこからさらに「自主的にやる」という部分は常に強調して言ってきました。「言われたことをやるだけではなく、継続的に自主的にやる」ということは他のスタッフもずっと言っていることですが、それはフィジカルトレーニングの面においても一緒だということは常に話しています。<br><br><strong>記者： 1週間の中で実際に指導できる日は1日しかない中で、いかにそれ以外の日にも自主的にやれるかということですね！</strong><br>山口：そうですね。私が指導する日以外でいかにやれるかが大切ですし、その努力は絶対に裏切らないという声掛けは常々行っています。<br><br><strong>記者：ありがとうございます。龍谷高校サッカー部は過去に2回の全国大会出場経験がありますが、そのときのチームと比べても今年のチームは県大会で優勝できるという手応えは大きかったですか？</strong><br>山口：近年で見ても、今年のチームは県大会前から体の仕上がりは一番良かったですし、それこそ自主性も備わっているチームなので期待感はありました。もちろん、体の大きさや強さという部分は毎年よく仕上がっていますが、今年から導入したトレーニングの効果もあって、一瞬で抜け出すスピード感や相手とぶつかった際に簡単に倒れないという部分が例年より特に優れていると感じています。<br><br><strong>記者：事前に選手の方にお話を聞いた際にも、山口さんのトレーニングの効果を実感する声が出ていましたよ！</strong><br>山口：そういう声は本当に嬉しいです！<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/45d5b889b2af490cb8c0b57b7456c58c/%E3%83%87%E3%83%A2%E3%80%80%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg" alt=""><br><br><strong>記者：山口さんは、普段選手とのかかわり方について何か意識されていることがありますか？</strong><br>山口：選手と密にコミュニケーションを取ることは強く意識しています。みんなで同じようなメニューに取り組みながらも、できるだけ個人個人に適したトレーニングを入れることができるようにするためには、自分から積極的に選手一人一人に声をかけて選手の本音を聞いていくことが必要になります。120分という限られた時間の中ですが、トレーニング以外の話も交えながら選手一人一人の悩みや思いを汲み、全体のトレーニングで行うメニューにプラスして行うべき個人用のメニューについてもアドバイスをするようにしています。<br><br><strong>記者：ありがとうございます！それでは、最後に選手たちへ全国大会に向けてのエールをお願いします！</strong><br>山口：とにかく、自分を出し切ってほしいです。全国の舞台ではいい緊張感を持って気持ちよくプレーできるはずなので、後悔が無いように、今までやってきたことを信じて全力で頑張ってほしいです！<br><br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/1e18c65f3aa3483895acdf67d19b000e/%E9%9B%86%E5%90%88%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg" alt=""><br><br>記者：山口さん、本当にありがとうございました！<br>山口：ありがとうございました！<br><br><br></p><h3 id="hc823001b20">～選手に聞いた山口さんのトレーニング～</h3><p><strong>選手A (3年生FW)</strong>：1人1人に向き合って、すごく細かく丁寧に指導をしてくださってありがたいです。芝生の上で裸足になって行うトレーニングを導入してもらってからは、スパイクを履いている試合中でも地面をつかむ感覚が良くなりました。<br><br><strong>選手B (3年生FW)</strong>：器具を使ったトレーニングもですが、自分の体を上手く使えるようにするためのトレーニングが自分の身になっています。見せかけの筋肉ではなく、本当に使える筋肉になっている実感があります。自分は、3年生になってトップチームから落ちた時期があったのですが、トップチームにあがって山口さんのトレーニングを受けたいというメンタルで頑張ることが出来ました。選手権では、得点を取って恩返ししたいです。<br><br><strong>選手C (2年生DF)</strong>：きついことは多いです。特に「ハンドレット」（腹筋鍛えるトレーニングの1種だそうです）というトレーニングはとてもきついです。ただ、自分は元々、体幹が弱かったのですが、ぶつかられても倒れない体になりましたし日々の練習や試合で体が強くなっているという実感があります。これからも僕たちをたくさん鍛えてほしいです！<br></p>

【龍谷サッカー部特集 第4弾】サポーター名鑑　山口啓介フィジカルコーチ　「今までやってきたことを信じて全力で頑張ってほしい」
陰ながらチームを支える人たちにスポットを当てる『サポーター名鑑』。


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【龍谷サッカー部特集 第4弾】サポーター名鑑　山口啓介フィジカルコーチ　「今までやってきたことを信じて全力で頑張ってほしい」

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ナンリ

野中建設株式会社

株式会社藤井電工

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鳥栖ふるかわ整骨院

株式会社ミゾタ

九州佐賀国際空港活性化推進協議会

株式会社佐賀古湯キャンプ

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ｹｲﾄｸｺｳｺｳ

唐津地区

早稲田佐賀高校

ﾜｾﾀﾞｻｶﾞｺｳｺｳ

佐賀地区

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武雄高校

ﾀｹｵｺｳｺｳ

東部地区

東明館高校

ﾄｳﾒｲｶﾝｺｳｺｳ

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ｻｶﾞｾｲﾜｺｳｺｳ

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ﾎｸﾘｮｳｺｳｺｳ

佐賀学園高校

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ｺｳｼｶﾝｺｳｺｳ

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ｻｶﾞｼﾞｮｼｺｳｺｳ

唐津青翔高校

ｶﾗﾂｾｲｼｮｳｺｳｺｳ

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ｶﾗﾂﾐﾅﾐｺｳｺｳ

厳木高校

ｷｭｳﾗｷﾞｺｳｺｳ

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ｶﾗﾂｺｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

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ｶﾗﾂｼｮｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

唐津西高校

ｶﾗﾂﾆｼｺｳｺｳ

有田工業高校

ｱﾘﾀｺｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

唐津東高校

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ｲﾏﾘｼﾞﾂｷﾞｮｳｺｳｺｳ

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多久高校

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伊万里高校

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神埼清明高校

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三養基高校

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神埼高校

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佐賀西高校

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鳥栖高校

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佐賀市

サガン鳥栖

ｻｶﾞﾝﾄｽ

SAGA久光スプリングス

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【龍谷サッカー部特集第4弾】サポーター名鑑　山口啓介フィジカルコーチ　「今までやってきたことを信じて全力で頑張ってほしい」