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【佐賀 総体 2024 注目チーム 剣道】敬徳高校男子剣道部 笹川大心選手 「必ず全国への切符を掴み取るという強い気持ちを持って」

配信:
2024/4/13 6:00:05
取材:
2024/4/9 6:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム 剣道】敬徳高校男子剣道部 笹川大心選手 「必ず全国への切符を掴み取るという強い気持ちを持って」
高校総体敬徳高校剣道

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、10月に開催された県新人戦では団体で優勝し、2月に開催された九州大会でも3位という成績を残している敬徳高校男子剣道部。
12月の選抜県予選では、惜しくも2位となったが、総体での巻き返しに期待だ。

本記事では、主将としてチームを牽引する笹川大心主将の総体にかける思いに迫る。


全国への長い道のり

5月に開催される高校総体。この敬徳高校男子剣道部の、そして牽引する笹川主将の目標はもちろん「インターハイ優勝」
しかしながら、今年の佐賀県の剣道は国スポが開催されることもあって、とにかくアツく、レベルが高いため、県内の競争も激化している。3月に開催された全国選抜大会では龍谷高校が準優勝、敬徳高校も県新人戦で優勝、九州大会でも3位になるなど、一歩も引かない状況である。まずインターハイへの切符を掴み取ることの難しさは笹川選手も感じているようだ。




日本一を目指すチームの姿

今年の3年生は小学生の頃から国体の強化指定を受けていた剣道のエキスパート集団。元々から力がある世代として、周囲の期待を感じながら剣道に取り組んできた選手たちである。とにかく練習も気を抜けない雰囲気を1人1人が醸し出しており、日本一を目指すチームとして一切目劣りしない雰囲気が体育館中に広がっている。
しかし、面を外していざインタビューを行うと笹川主将もなんら普通の高校生と変わらない一面も見え隠れする。では、いったいこの練習場の雰囲気はどのように作られたものなのか。


先輩から受け継いだ「稽古の緊張感」

稽古の雰囲気、試合さながらの緊張感は今までの先輩たちが築き上げてきたもので、この雰囲気を自分達の代でも受け継ぎたかったと語る笹川主将。主将になってすぐはうまくチームがまとまって練習を行うことができていた実感がなかったという。毎日の練習や県内外の大会を経て、チームとしてまとまってきているようだ。


重圧の中での県新人戦優勝

10月に開催された県新人戦で入学以来初めて県制覇を果たした笹川主将。元々期待をされていた代なだけにプレッシャーも大きかったことだろう。新人戦を制することのできた要因を、稽古に対する取り組み方や稽古後の自主練習などで培われた「自主性」を本番で発揮できたからではないか、と笹川主将は分析した。選抜大会県予選では惜しくも2位となり、全国の切符を逃したが、九州大会では3位。日本一を目指すチームだからこそ現状の結果に満足はしていないが全国でも通用する力はすでに発揮している。

総体への思い「全国で結果を」

やはり全国で結果を出すことが笹川主将、チームの最大の目標。まずは全国への切符を掴み取るために、県内のライバル校に「挑戦者」として自分たちの強みを発揮する。そして、インターハイ優勝という偉業を成し遂げるために、残り1ヶ月と少しこれまで以上に稽古に気持ちを入れて頑張っていく所存だ。

記事
株式会社WIDE - 山口修平

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