2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、佐賀清和高校女子バスケットボール部。 昨年佐賀県大会で優勝を積み重ねていった本校は、今年も優勝こそないものの準優勝が2回。今年も佐賀県のバスケットボールを盛り上げ、県総体でついに優勝なるか。 本記事では、監督としてチームを指揮する貞松大先生の総体にかける思いに迫る。<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/4b55a132368047c3b84cd8671aa0105d/8.jpg" alt=""> <h3 id="h76bb318ac0">チームの大事な部分はそのままに</h3>昨年県総体やインターハイ、ウィンターカップを戦った選手も残っている清和高校。経験豊富なその選手たちはSG（シューティングガード/シューター）というディフェンスの駆け引きやその名の通りシュートが上手いポジションであるため、大きくスタイルチェンジをするというより、マイナーチェンジのような部分部分に今年のチームらしさを出すバスケットを貞松監督は選ばれたようだ。 一生懸命守るというよりは激しくしぶとく守って、その分攻撃をシンプルに完結するスタイルで今年は佐賀県の頂点を目指していく。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/ef9574cc9eb04b9387cd287480b1a22c/7.jpg" alt=""> <h3 id="h9757d499a9">そんなチームを牽引する角田主将の姿</h3>「ほんとハングリー精神の塊で、きっと伸びる選手です。」 貞松監督が今まで指導しながら見てきた選手の中でも、練習の取り組み方や得点を追求する力はトップクラス。強豪校である清和高校を見てきた貞松先生がおっしゃるくらいなので、相当ハングリーな選手なのだろう。 ということは日常生活は... 「日常生活もほんと真面目で、遊びがあんまりないので、リラックスできる場面を作れてるか心配になります。」 試合でも自身でシュートを打ち切る、苦手な勉強にもしっかり向き合う。自分自身にも厳しく、結果に貪欲な角田主将への貞松監督の信頼はとても厚いように感じた。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/92c7731f126a44f4a47e97a3ede3d22a/6.jpg" alt=""> <h3 id="hae42530322">現在地の確認となった新人戦</h3>新人戦はウィンターカップで全国大会に出場していたこともあり、チームが出来上がっていない手探りの状況で挑むこととなった清和高校。決勝までは駒を進めたものの佐賀北高校に76-108と大差をつけられての敗北となった。 「最初からトップを走ることのできるチームではないと負けを受け止めることができたことがよかった。」と振り返る貞松監督は、強度を保った練習や日々の練習後の振り返りなどのチームとして強化を図る方向に舵を切ることとなった。 <h3 id="ha4c6f14e14">新人戦から成長を遂げて挑んだ観桜大会</h3>県外の強豪校とも試合を重ね、調整を重ねた年度末となる春。冬の練習や実戦を積んできた上で挑んだ観桜大会なだけにそれなりの手応えはあったようだ。春も決勝まで駒を進め、決勝の相手は新人戦と同じく佐賀北高校。3Q終了時は52-54と新人戦で敗れた相手に食らいつき接戦となったが、4Qで68-84（16-30）と差をつけられ、また惜しくも敗戦となった。 観桜大会で感じた佐賀北高校との最後の10分間の差を今後どのように埋めていくのかが、総体のポイントとなりそうだ。 <h3 id="h6718419423">総体で打倒佐賀北を達成するために</h3>現在チームとして力を入れている部分は、「得点パターン」と「ディフェンスの整理整頓」。清和高校の伝統である「走るバスケット」も、より強いチームとなるためにバージョンアップを行なっていく。「気合いと根性だけでなく、賢いチーム」を目指して、チームの仕組みづくりに注力していく。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/34a76769f26f4d54b131ccbe857a6f4b/9.jpg" alt=""> <h3 id="h6a7255ef9a">先を見据えた佐賀のスタンダードアップへ</h3>総体では優勝、全国で一勝することを目標に総体へ挑む貞松監督率いる佐賀清和高校。力のあった昨年でも全国では一勝を挙げることができなかった。今年は国スポも佐賀で開催されるため、貞松監督だけではなく、県内の監督と協力して、「僕らでスタンダードを高める」という強い覚悟を持って、全国大会への切符を掴み取りにいく。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、佐賀清和高校女子バスケットボール部。
昨年佐賀県大会で優勝を積み重ねていった本校は、今年も優勝こそないものの準優勝が2回。今年も佐賀県のバスケットボールを盛り上げ、県総体でついに優勝なるか。

本記事では、監督としてチームを指揮する貞松大先生の総体にかける思いに迫る。

山口修平

株式会社WIDE

バスケットボール

佐賀清和高校

ｻｶﾞｾｲﾜｺｳｺｳ

none

ﾅｼ

【佐賀 総体 2024 注目チーム バスケットボール】佐賀清和高校女子バスケットボール部 監督  貞松 大 先生 「スタンダードを高め 県総体で優勝し全国一勝へ」

高校総体

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、佐賀清和高校女子バスケットボール部。 昨年佐賀県大会で優勝を積み重ねていった本校は、今年も優勝こそないものの準優勝が2回。今年も佐賀県のバスケットボールを盛り上げ、県総体でついに優勝なるか。 本記事では、主将としてチームを牽引する角田美咲輝主将の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/30d11750a3e94de8a7c3ce4e703535b1/4.jpg" alt=""> <h3 id="h92808f3ca3">歴史と伝統を一身に背負って</h3>佐賀清和高校バスケットボール部の「強さ」と「歴史」に一番に惹かれて入学を決意した角田主将。お母さんも本校バスケ部のご出身だったこともきっかけだそうだ。角田主将が入学した年に、佐賀清和が6年ぶりに県で優勝し、昨年は4大会で優勝した。今回の総体に対して角田主将は「歴史を受け継ぐことができるように自分たちも優勝しなければいけない」と力強く語り、闘志がみなぎる。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/ca0c917945464de682d4d52d1a0a9aab/1.jpg" alt=""> <h3 id="h8fa0826d74">新人戦と春季大会で感じたもの</h3>新人戦、春季大会ともに惜しくも決勝で佐賀北に敗れてしまった佐賀清和。新人戦では32点差での敗北となったが、春季大会では16点差と負けたもののその差を縮めた。しかし、失点パターンが新人戦に近しいものがあり、まだまだ改善点はあるようだ。 総体でこの差がどうなっているのか。10月からはウィンターカップもあるため、この総体での対戦も大事な試合になってくることは間違いない。 <h3 id="hc089c0f0fe">敵の良さを封じ、自分たちの良さを発揮するバスケを</h3>今年の佐賀清和は大きな選手が不在で、ライバルとなる佐賀北は対照的に大きな選手が揃っているようだ。そんな状況でも勝つためには試合のスピード感を上げて、細かなチャンスを掴み取らなければならない。現状目指しているチーム像は、「脚力」と「シュート力」で相手を上回るバスケを展開すること。少しずつチームに浸透させて、決勝で2回敗れている佐賀北に総体ではリベンジを果たしたい。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/196d726480804347b04828311b1a105b/3.jpg" alt=""> <h3 id="h8c6b61c496">主将として大事にしているもの</h3>角田主将は自分自身の分析として、「プレーに良い時と悪い時の波がある」と話し、その際のベンチでの声かけはすごく難しいようだ。自分自身の精神的なコントロールも必要となるが、主将としてチームへの声かけを止めることはできない。 そんな時に大事にしているのが、前主将の清水先輩の「自分のプレーがどんなに悪くても、そういう雰囲気はチームには見せないでずっと声を出してチームを盛り上げることが大事」という言葉。この言葉が支えになって、自分がきつい場面でもチームを鼓舞し続けることができるようだ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/e39bdadb6ee54a9c98253f39b731958f/2.jpg" alt=""> <h3 id="h11bff512c5">「全国で一勝」を達成するために</h3>「それぞれが意見をぶつけ合いながらも尊重し、全員で勝とうと盛り上げる雰囲気が最近出てきた」と話す角田主将。 まず1つ目の県でのタイトルを獲得するために、「もっとプライドを持って、もっと頑張れる」とチーム全体でそれぞれを鼓舞し続け、覚悟を持って、総体に挑む。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、佐賀清和高校女子バスケットボール部。
昨年佐賀県大会で優勝を積み重ねていった本校は、今年も優勝こそないものの準優勝が2回。今年も佐賀県のバスケットボールを盛り上げ、県総体でついに優勝なるか。

本記事では、主将としてチームを牽引する角田美咲輝主将の総体にかける思いに迫る。

【佐賀 総体 2024 注目チーム バスケットボール】佐賀清和高校女子バスケットボール部 主将  角田 美咲輝 選手 「歴史を受け継ぐために必ず優勝を」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、九州新人大会で準優勝。全国選抜にも出場した嬉野高校男子ソフトテニス部。集大成となる総体で存分に力を発揮するため、日々練習に励んでいる。 本記事では、大島樹監督の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/8e07ed66becf4758b0c2ae9e77bcb4ec/IMG_9015.JPG" alt=""> <h3 id="h10aba04963">1年生から全国を経験</h3>昨年からほとんどメンバーが変わっていない嬉野高校。1年生から全国を経験している選手が多く、その経験が強みだという。昨年の総体では決勝リーグの最終戦、ライバルである佐賀工業を相手に押し切られてしまうのではないかという激闘だったが、その逆境を跳ね除けて3連覇を達成した。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/f581209783c54664a9b9d2f255757dc0/IMG_8967.JPG" alt="">「去年の総体のあの試合を乗り越えたことが彼らの成長につながっている。」 <h3 id="h7005550fff">藤井主将について</h3>大島監督は藤井主将について「一番考えてテニスと向き合っている。」とその姿勢を評価している。プレーで引っ張り、昨年の中島主将のような側面も持ちつつ、仲間に寄り添う一面も持ち合わせているという。U-17男子日本代表メンバーに入り、そこで得た経験をチームに還元しようと部員とのコミュニケーションを取っている姿があった。 「今年は主将が先頭で引っ張りながらも一人一人に寄り添って全員でチームが出来上がっている。」と個人の戦いでありながら団体戦を大切にするソフトテニスならではのチームの形だ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/091ee7a826b94862955a9377f5fb1a94/IMG_9010.JPG" alt=""> <h3 id="h5c29baa88e">選手を否定しない</h3>ダブルスの3試合で戦うソフトテニスの団体戦では、ベンチも含めて団体戦のメンバーは8人である。遠征や合宿など、8人は様々な経験を積むことができるが、他の部員はそうではない。しかし、8人に限らず全員がどんどんレベルアップしていく嬉野高校はどのような取り組みがあるのだろうか。 「今年からのチャレンジで、指導者からのアドバイスや気づいたことを全員がメモするトークルームを作りました。遠征でAチームが得た学びを全員が共有できる状態ですね。学びだけでなく、意識・考え方が共有されているのが全体としてレベルが上がっていくところなのかなと思います。」と積極的にSNSやアプリなども活用しているという。 そして、一番は選手を否定しないことだという。「できないこともあるかもしれないが、その子にしかできないことがある。どんどん伸ばしていく言葉がけを。」と選手とのコミュニケーションを大事にしている。その言葉が自信につながり、前向きに取り組むからこそ成長していくのだろう。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/ca6e6d24b5ef45deadfbff9af4498194/IMG_8997.JPG" alt=""> <h3 id="hf57f3cc62c">総体に向けて</h3>3連覇中で4連覇がかかっている嬉野高校。プレッシャーを感じないことはないだろう。迫る総体に向けて「勝つためには？という問いの中で、細分化して、整理して、勝つというよりも負けないために何が必要かを伝えている。そこがしっかりできればあとは自由なテニスを。」と総体4連覇、全国への挑戦に向けて準備を重ねていく。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、九州新人大会で準優勝。全国選抜にも出場した嬉野高校男子ソフトテニス部。集大成となる総体で存分に力を発揮するため、日々練習に励んでいる。

本記事では、大島樹監督の総体にかける思いに迫る。

永石恒陽

ソフトテニス

嬉野高校

ｳﾚｼﾉｺｳｺｳ

【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】嬉野高校男子ソフトテニス部 大島樹監督「個性を伸ばす。大島流チームの作り方」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、九州新人大会で準優勝。全国選抜にも出場した嬉野高校男子ソフトテニス部。集大成となる総体で存分に力を発揮するため、日々練習に励んでいる。 本記事では、主将としてチームを牽引する藤井智暉選手の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/0c7d6d37a86048d195bff2ad492b4200/IMG_8894.JPG" alt=""> <h3 id="hba57f5cd90">兄の影響で始めたソフトテニス</h3>お兄さんがソフトテニスをしていて、その影響でソフトテニスと出会ったという。小学3年の時に地元のクラブチームへ所属、小学6年の時には「全国小学生ソフトテニス大会」へ出場し、シングルスでベスト8という成績を残している。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/9db4e76400ce49a8aa54d75f69e8fed1/IMG_9028.JPG" alt="">「ソフトテニスの楽しさも感じていたけど、結構負けず嫌いで負けたくないという気持ちが強かったです。」 <h3 id="h9e9f6457e1">経験を重ねた中学時代</h3>中学1年の時、「第1回アジアジュニアソフトテニス選手権大会」に出場。12歳以下のシングルスでアジアチャンピオン、ダブルスでも3位入賞を果たした。しかし、中学2年の時に新型コロナウイルスの影響により次々に大会が中止となり、全国のチャンスを掴むことができなかった。しかし、県選抜や九州大会、県外への遠征など経験ができた中学時代だったという。そして、「これまで育ててもらった佐賀県に恩返ししたい。」とSAGA2024を高校3年生で迎える「国スポ世代」である藤井選手は、ソフトテニスを始めるきっかけとなった兄の母校でもある嬉野高校（旧塩田工業）へ進学することを決意した。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/65f3eb182afe40d29d67b67dc4ccd044/IMG_8982.JPG" alt=""> <h3 id="h1e2f68f3b6">1年生から優勝を狙っていた。</h3>入学してから約2週間後に開催されるハイスクールジャパンカップ県予選で個人ベスト4に入ると、約1ヶ月後の総体ではジュニア時代から一緒に戦ってきた木下琉希選手と個人・団体ともに優勝を果たした。その勢いのまま、個人戦は同校の井田・山口ペアに決勝で1度敗れたもののそれ以外は全て優勝。団体戦でも他を寄せ付けず、王者であり続けている。 先輩が引退し、代が変わるとキャプテンに就任。12月に行われた九州新人で準優勝を果たすと、全国選抜大会では史上初の3連覇を達成した尽誠学園と激闘を繰り広げた。また、U-17男子日本代表メンバーにも選ばれ、各カテゴリーのトップ選手が集う代表合宿にも参加した。藤井選手は、「九州新人は本当に狙っていたから悔しかったし、合宿は色んな選手の戦い方やたくさんのコーチ・監督の教えを受けて本当に色んなことを学んだ。」と振り返りつつ、「自分が経験してきたことをチームに還元したい。」と練習中も後輩に教える姿があった。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/affa747b7ca34c4a889d915206142ba4/IMG_8904.JPG" alt=""> <h3 id="hf57f3cc62c">総体に向けて</h3>「キャプテンだけじゃなく、3年生が主体となって動くチームにしたい。その中でもキャプテンである自分がリーダーシップをとっていく。」と理想のチームを語った藤井主将。総体では「今まで支えてもらった保護者さん、監督、チームメイトに恩返しできるように連覇を達成したい。」と団体4連覇・個人3連覇という偉業達成に向けて、常に先頭を走り続ける。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、九州新人大会で準優勝。全国選抜にも出場した嬉野高校男子ソフトテニス部。集大成となる総体で存分に力を発揮するため、日々練習に励んでいる。

本記事では、主将としてチームを牽引する藤井智暉選手の総体にかける思いに迫る。

【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】嬉野高校男子ソフトテニス部 主将 藤井智暉 選手「U-17男子代表メンバー藤井智暉。総体団体4連覇・個人3連覇へ」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、インターハイでベスト16まで進出した敬徳高校男子卓球部。 先輩の思いを受け継ぎ、そして越えていくために日々練習に励んでいる。 本記事では、2年生エースである田尻穂選手の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/45c051fb3bc7400b90caa3adca74e50b/IMG_8887.JPG" alt=""> <h3 id="he5f2f822fb">「もっと強くなりたい」</h3>熊本県から敬徳高校へ進学した田尻選手。「強い人と一緒に卓球がやりたい」と昨春に卒業した先輩と一緒に卓球がしたいと進学を決断したという。その先輩と戦う日々を過ごし、現在はチームのエース。先輩の姿から学んだ「絶対に諦めないこと」を胸に戦いたいと話した。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/78ec6d0dcfcf4014ab6ee3e3d17ff886/IMG_8683.JPG" alt="">「どんなに大差で負けていても諦めない姿が一番印象に残っています。」 <h3 id="hff962a7acb">エースとして</h3>唯一の3年生で主将の八尋選手のことを聞くと、「3年生が1人という状況で、責任とか色んなものを背負ってチームが勝つために動いてもらっている。主将の雰囲気づくり、メリハリをつけてくれるところがチームとしていい方向に進めていると思う。」と話した田尻選手。 そして、「先輩の思いを自分も背負って、エースとして必ず取ってくる。」と主将がチームために動いているように自らもチームのために“エース”という役割を全うするという強い思いが見えた。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/bc1a52850e6e48eabfb072a1f7e197d3/IMG_8659.JPG" alt=""> <h3 id="hf8d7245b6b">さらに成長するために</h3>目指すところはインターハイベスト8。その目標を達成するために「チーム全体での高い意識」が必要だと感じている。 どんどん新しい技術を取り入れて、実戦でチャレンジ。課題を見つけて、修正し、再度チャレンジ。このサイクルを回すことができるような意識を持つことができれば、1球1球で成長できるようになるのだ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/0257b81b25e94cc5843df83d71b920c3/IMG_8665.JPG" alt=""> <h3 id="hf57f3cc62c">総体に向けて</h3>「油断せずに準備をして、勝つべくして勝つ。正々堂々と優勝します。」と話した田尻選手。その言葉にはエースとしての覚悟があった。5月末に迫った総体。その闘志は燃えている。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、インターハイでベスト16まで進出した敬徳高校男子卓球部。
先輩の思いを受け継ぎ、そして越えていくために日々練習に励んでいる。

本記事では、2年生エースである田尻穂選手の総体にかける思いに迫る。

卓球

敬徳高校

ｹｲﾄｸｺｳｺｳ

【佐賀 総体 2024 注目チーム 卓球】敬徳高校男子卓球部 エース 田尻穂 選手「エースとして必ず取ってくる」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、インターハイでベスト16まで進出した敬徳高校男子卓球部。 先輩の思いを受け継ぎ、そして越えていくために日々練習に励んでいる。 本記事では、主将としてチームを牽引する八尋大樹選手の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/cc57d228901241f6bb8ac1c484b6bcd2/IMG_8846.JPG" alt=""> <h3 id="hdaaac919c2">今年こそ全国ベスト8の壁を破る</h3>今年の目標について、「インターハイでベスト8に入ることです。」と話した八尋主将。前回、前々回のインターハイともにベスト16という結果を残しているが、全く満足していない。八尋主将は、福岡県出身で「どうしてもインターハイに出場したい」という強い思いから敬徳高校に進学することを選んだという。その強い思いがチームの支えとなり、主将としてチームを導いている。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/ad7410a8fe594392925a7d46d022de5e/IMG_8817.JPG" alt=""> <h3 id="he5f8023255">唯一の3年生。先輩が支えてくれている</h3>このチーム唯一の3年生である八尋主将。自分ひとりでチームを引っ張っているのではなく、先輩から受け継いだものが支えてくれているという。その一つが「メリハリ」。 「楽しむところは楽しんでやらなきゃいけないところはやる。チームを引っ張っていくために厳しいことを言わなければいけない場面もあって難しい。先輩はそこがすごく良かった。」と、後輩に対する接し方やチームを引っ張る姿を学んだという。卓球に対して真剣に向き合い、素を出せる雰囲気があるからこそ個性を伸び伸びと発揮できるチームという強みを手に入れたのだろう。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/ece176a9cb6a4b32a74ce98e0fe88ad8/IMG_8653.JPG" alt=""> <h3 id="hc4443652b3">手に入れた対応力</h3>風や摩擦の影響を大きく受ける卓球。会場が変わると「いつもの感覚が違う」ということがあるという。しかし、県外の強豪チームとの負けられない試合を数多く経験し、どこに行っても自分達の力を出せる対応力を身につけた。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/2575e87a40484d27b13605b35547edd5/IMG_8613.JPG" alt=""> <h3 id="hf57f3cc62c">総体に向けて</h3>「昨年までの主力メンバーは先輩たちで、3年生も一人。経験が浅いチームだと思う。」と冷静に分析する八尋主将。だからこそ、「ビビらずに元気を出して、勢いで戦う」ことを大事にしている。4連覇がかかる総体。迎え撃つ王者ではなく、チャレンジャーとして自ら勢いを生み出し、その全てを出し切るつもりだ。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、インターハイでベスト16まで進出した敬徳高校男子卓球部。
先輩の思いを受け継ぎ、そして越えていくために日々練習に励んでいる。

本記事では、主将としてチームを牽引する八尋大樹選手の総体にかける思いに迫る。

【佐賀 総体 2024 注目チーム 卓球】敬徳高校男子卓球部 主将 八尋大樹 選手「唯一の3年生。総体4連覇へ」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、昨年の総体で優勝し、今年も優勝が期待されている敬徳高校女子卓球部。 九州選抜や全国選抜では思うような結果を残せていないが、ポテンシャルは十分。残りの期間でチームの精度を高め全国の上位を狙っていく。 本記事では、寄谷 大輔監督の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/5b9346e66f154741ab9bea736c0efe6e/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8D%93%E7%90%831-5.jpg" alt=""><h3 id="h286c4fd3d5">今年のチームに求めるもの</h3>今年の敬徳高校女子卓球部について寄谷監督は「1人1人の技術は低くはない」とのこと。ただし、1年生中心の若いチームなだけに闘争心や爆発力、責任感の部分では少し物足りない部分もあるようだ。昨秋〜昨冬の九州選抜や全国選抜でも思うような結果につながっておらず、チーム戦を大事にしているだけに技術以外の面も勝負を左右する大事なものになってくるのだ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/d2dc3bd243c24a24a25efc474c93a83a/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8D%93%E7%90%831-1.jpg" alt=""> <h3 id="h649bf915c4">県外での戦いで感じたものとは</h3>現在、サーブに力を入れているという敬徳高校。出場した全国選抜でも、実際にサーブが効いているという感覚があったようで、全国でも通用する武器として今後もさらに磨きをかけていきたい部分となる。一方で、サーブを受けるレシーブは課題が露呈したようだ。県外の戦いは、現状の確認として良い点もうまくいかなかった点も整理することができ、今の取り組みに大きな影響を与えている。<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/e9475607e4a84c5ba2848e71851c2323/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8D%93%E7%90%831-8.jpg" alt=""> <h3 id="h1f37d47849">チームを牽引する吉岡主将の人間性</h3>「いかなる時でも手を抜くことはなく、すごく一生懸命取り組むことができる選手で、すごいと思っています。」 不器用な部分もあるが、これまで気持ちで数多もの壁を乗り越えてきた選手で、本当に主将に相応しいと寄谷監督も太鼓判を押す。 元々は引っ込み思案な性格のようだが、キャプテンになって半年、キャプテンとして言わないといけない場面などもあるため、寄谷監督から見ても成長を感じており、インターハイに向けてもう一皮剥けてくれるのではないかと期待も高まっている。 <h3 id="h23da49d4c1">普段の練習から高い意識で</h3>総体で勝利し、全国で躍動するためにまず大事なこととして「1人1人の練習での意識」を挙げられた。これは決して現在の選手たちの意識が低いわけではなく、さらに高みを目指すために必要なことという意味である。まずは、選手個人の目標設定、そこからチームの目標を設定して、チーム内で共有、全員が同じ方向を向いて勝つための雰囲気を作っていくことが強いチームを作る上での必要事項のようだ。 <h3 id="hca36674be3">全国への切符を掴むために</h3>「チャレンジャー精神で」臨む総体は連覇などは気にしない。県大会でも九州大会でも全国大会でも、自分達がチャレンジャーであるという姿勢で毎試合を挑んでいく。そういった姿勢作りを総体までで整えて、あとは技術的なところ。ミスを減らして、自分達の強みを試合の中で表現する。目の前の1試合、1球に油断することなく気持ちをぶつけて、全国の上位に食い込んでいきたい。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の総体で優勝し、今年も優勝が期待されている敬徳高校女子卓球部。
九州選抜や全国選抜では思うような結果を残せていないが、ポテンシャルは十分。残りの期間でチームの精度を高め全国の上位を狙っていく。

本記事では、寄谷 大輔監督の総体にかける思いに迫る。

【佐賀 総体 2024 注目チーム 卓球】敬徳高校女子卓球部 寄谷 大輔監督 「チーム一丸となってチャレンジャー精神で」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、昨年の総体で優勝し、今年も優勝が期待されている敬徳高校女子卓球部。 九州選抜や全国選抜では思うような結果を残せていないが、ポテンシャルは十分。残りの期間でチームの精度を高め全国の上位を狙っていく。 本記事では、主将としてチームを牽引する吉岡初菜主将の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/d2dc3bd243c24a24a25efc474c93a83a/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8D%93%E7%90%831-1.jpg" alt=""> <h3 id="ha7a034879b">まずは先輩を越えるべく</h3>今年のチームについて、「学年関係なく仲良く話していて、明るいチームです」と話した吉岡主将。試合に出場する選手は声を出し、ベンチの選手も全力で応援し、チーム一丸となって試合を盛り上げていく点がこのチームの強みのようだ。しかし、吉岡主将は、”まだ昨年の先輩方には劣っている”と答え、先輩たちが見せてくれた団結力や競った場面での盛り上げ方、勢いなどにはまだ及んでおらず、そこを総体までに自分達もできるようにしたいと考えているようだ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/c48599f939e3400887b020b1311b8ac5/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8D%93%E7%90%831-3.jpg" alt=""> <h3 id="haaad09c196">今年こそはベスト32の壁を突破したい</h3>2年連続でインターハイ ベスト32という結果を残している敬徳高校。今年こそはその壁を破って、全国ベスト16に進出したいという思いが強いようだ。そのために、まずは県総体。3年生2人と若いチームではあるが、吉岡主将が先頭となってチームを引っ張り、全国の切符を掴み取ることだろう。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/f913e5536445467b89ae4924c3d7d6dc/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8D%93%E7%90%831-2.jpg" alt=""> <h3 id="h16d368f3d1">今のチームに必要なもの</h3>今のチームで大事にしているものの1つとして「積極性」を挙げた。やはり自分から卓球に対してどうやったらうまくなるのかを考える積極性は全国で上位に食い込むためには不可欠な要素であり、考えることをやめてしまったら現状維持となってしまう。 もっと自分から、もっと自分自身で考え、苦手克服を行うことが総体でのキーポイントとなってくるのかもしれない。<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/186aa69771b94b568aca0cfec6b67678/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8D%93%E7%90%831-9.jpg" alt=""> <h3 id="h1d7405d120">全員が意識を高く保つために</h3>「基本明るく楽しくやりたい。でも、やる時は全員が意識高くしっかりと。いつでも一生懸命でいい雰囲気で盛り上げるチーム」としたい吉岡主将は、いつでも自分がお手本となるように日頃の練習から意識している。そして、全員と満遍なくコミュニケーションをとることでみんなが同じ方向を向いて、総体を迎えることができるように準備しているようだ。 <h3 id="hff4091b04b">総体まで残りわずか</h3>総体で勝つためにもっと団結力を高めていかなければならないと話していた吉岡主将。全員が同じ目標を持って、総体に向けて盛り上がっていくこと、この気持ちの部分がとにかく大事になってくることが取材を通して分かった。 技術的に克服しなければいけない部分にも取り組みながら、最後はインターハイへの切符を掴み取り、全国でベスト16に入ることに期待できるだろう。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の総体で優勝し、今年も優勝が期待されている敬徳高校女子卓球部。
九州選抜や全国選抜では思うような結果を残せていないが、ポテンシャルは十分。残りの期間でチームの精度を高め全国の上位を狙っていく。

本記事では、主将としてチームを牽引する吉岡初菜主将の総体にかける思いに迫る。

【佐賀 総体 2024 注目チーム 卓球】敬徳高校女子卓球部 主将 吉岡初菜 選手 「団結力を高めて全国ベスト16へ」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、10月に開催された県新人戦では団体で優勝し、2月に開催された九州大会でも3位という成績を残している敬徳高校男子剣道部。 12月の選抜県予選では、惜しくも2位となったが、総体での巻き返しに期待だ。 本記事では、敬徳高校剣道部を率いる吉村監督の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/4049b9667f144d7383a0e878906224fe/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%89%A3%E9%81%93%E7%94%B7%E5%AD%901-6.jpg" alt=""><h3 id="hfb64d7e6af">吉村監督が期待する今年のチームとは</h3>新チームになってすぐの新人戦で県優勝を果たした敬徳高校。長年指導にあたっている吉村監督も「本当に力があり、全国的にも上位を狙えるチームだと思います。」と一言。では、その強さとはどのようなものなのだろうか。 元々国体の強化指定を受けている選手たちであるため、経験値能力値はもちろん、何より日本一になるという強い意志のレベルが高い。 そんな選手たちが、吉村監督のもとで剣道を習いたいと集まっているのである。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/2e96e376a6b44006b54fbe0d3e638cd2/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%89%A3%E9%81%93%E7%94%B7%E5%AD%901-7.jpg" alt=""> <h3 id="hb58a60936d">そんなチームをまとめる笹川主将の印象</h3>試合での笹川主将の印象について、吉村監督は「淡々に、冷静に、勝負強くて頼りになる。」と話し、信頼していることがよく伝わる。「普段の生活はおとなしめで、寮生活ではおちゃらけたり、仲間を笑わせたりする一面もあるようで」と、高校生としての一面もしっかり持ち合わせている笹川選手は吉村監督からの信頼も厚いようだ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/630c287ed3524d8bba53c4fc8a442bb2/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%89%A3%E9%81%93%E7%94%B7%E5%AD%901-1.jpg" alt=""> <h3 id="h808f556bae">総体で優勝するために</h3>新人戦で優勝した敬徳高校。冬の選抜予選ではのちの全国選抜大会で準優勝となった龍谷高校に決勝で惜敗し、2位となった。 しかし、龍谷高校をはじめとした県内のライバル校とは良くも悪くも、差を感じてはいない。 総体だからと何か特別なことをするわけでもなく、選手個人が自身の持つ力を発揮できれば、結果はついてくると自信を持つ。吉村監督は「選手たちが力を出し切れるように調整を行いたい」と語る。 <h3 id="h1d0484d112">己に勝つ、勝負を分ける肝に</h3>剣道はここまでやったら勝てるという目安がなく、その日のコンディションなど様々な要素が相まって結果となる。そのために必要なこととして、吉村監督は「運も味方につけるくらいの準備を」と語る。 この残り2ヶ月もない期間で、勝ちたいと思う気持ち、勝負へ執着する気持ち、優勝するんだという気持ちをどれだけ研ぎ澄ませることができるか、その気持ちを最大限に高めて本番に挑めるかが肝であり、そのためにまず勝たなければいけない敵は選手たち自分自身である。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、10月に開催された県新人戦では団体で優勝し、2月に開催された九州大会でも3位という成績を残している敬徳高校男子剣道部。
12月の選抜県予選では、惜しくも2位となったが、総体での巻き返しに期待だ。

本記事では、敬徳高校剣道部を率いる吉村監督の総体にかける思いに迫る。

剣道

【佐賀 総体 2024 注目チーム 剣道】敬徳高校男子剣道部 吉村 剛監督 「最大の敵は自分たち　運を味方につけるくらいの準備を」

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。 今回取材したチームは、10月に開催された県新人戦では団体で優勝し、2月に開催された九州大会でも3位という成績を残している敬徳高校男子剣道部。 12月の選抜県予選では、惜しくも2位となったが、総体での巻き返しに期待だ。 本記事では、主将としてチームを牽引する笹川大心主将の総体にかける思いに迫る。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/68d433fa7436461686ac1f02e3743104/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%89%A3%E9%81%93%E7%94%B7%E5%AD%901-5.jpg" alt=""> <h3 id="h2815d0d734">全国への長い道のり</h3>5月に開催される高校総体。この敬徳高校男子剣道部の、そして牽引する笹川主将の目標はもちろん「インターハイ優勝」。 しかしながら、今年の佐賀県の剣道は国スポが開催されることもあって、とにかくアツく、レベルが高いため、県内の競争も激化している。3月に開催された全国選抜大会では龍谷高校が準優勝、敬徳高校も県新人戦で優勝、九州大会でも3位になるなど、一歩も引かない状況である。まずインターハイへの切符を掴み取ることの難しさは笹川選手も感じているようだ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/6878047d5e2f46ba89347fce62e34a47/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%89%A3%E9%81%93%E7%94%B7%E5%AD%901-4.jpg" alt=""> <h3 id="h30e2994416">日本一を目指すチームの姿</h3>今年の3年生は小学生の頃から国体の強化指定を受けていた剣道のエキスパート集団。元々から力がある世代として、周囲の期待を感じながら剣道に取り組んできた選手たちである。とにかく練習も気を抜けない雰囲気を1人1人が醸し出しており、日本一を目指すチームとして一切目劣りしない雰囲気が体育館中に広がっている。 しかし、面を外していざインタビューを行うと笹川主将もなんら普通の高校生と変わらない一面も見え隠れする。では、いったいこの練習場の雰囲気はどのように作られたものなのか。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/0be333cc2d174fcf9966a5b3e5c78a05/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%89%A3%E9%81%93%E7%94%B7%E5%AD%901-3.jpg" alt=""> <h3 id="hf0e6fa559c">先輩から受け継いだ「稽古の緊張感」</h3>稽古の雰囲気、試合さながらの緊張感は今までの先輩たちが築き上げてきたもので、この雰囲気を自分達の代でも受け継ぎたかったと語る笹川主将。主将になってすぐはうまくチームがまとまって練習を行うことができていた実感がなかったという。毎日の練習や県内外の大会を経て、チームとしてまとまってきているようだ。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/630c287ed3524d8bba53c4fc8a442bb2/%E6%95%AC%E5%BE%B3%E5%89%A3%E9%81%93%E7%94%B7%E5%AD%901-1.jpg" alt=""> <h3 id="h8a783eef57">重圧の中での県新人戦優勝</h3>10月に開催された県新人戦で入学以来初めて県制覇を果たした笹川主将。元々期待をされていた代なだけにプレッシャーも大きかったことだろう。新人戦を制することのできた要因を、稽古に対する取り組み方や稽古後の自主練習などで培われた「自主性」を本番で発揮できたからではないか、と笹川主将は分析した。選抜大会県予選では惜しくも2位となり、全国の切符を逃したが、九州大会では3位。日本一を目指すチームだからこそ現状の結果に満足はしていないが全国でも通用する力はすでに発揮している。 <h3 id="h51b2036854">総体への思い「全国で結果を」</h3>やはり全国で結果を出すことが笹川主将、チームの最大の目標。まずは全国への切符を掴み取るために、県内のライバル校に「挑戦者」として自分たちの強みを発揮する。そして、インターハイ優勝という偉業を成し遂げるために、残り1ヶ月と少しこれまで以上に稽古に気持ちを入れて頑張っていく所存だ。

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、10月に開催された県新人戦では団体で優勝し、2月に開催された九州大会でも3位という成績を残している敬徳高校男子剣道部。
12月の選抜県予選では、惜しくも2位となったが、総体での巻き返しに期待だ。

本記事では、主将としてチームを牽引する笹川大心主将の総体にかける思いに迫る。

【佐賀 総体 2024 注目チーム 剣道】敬徳高校男子剣道部 笹川大心選手 「必ず全国への切符を掴み取るという強い気持ちを持って」

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【佐賀総体 2024 注目チームバスケットボール】佐賀清和高校女子バスケットボール部主将角田美咲輝選手「歴史を受け継ぐために必ず優勝を」

【佐賀総体 2024 注目チームソフトテニス】嬉野高校男子ソフトテニス部大島樹監督「個性を伸ばす。大島流チームの作り方」

【佐賀総体 2024 注目チームソフトテニス】嬉野高校男子ソフトテニス部主将藤井智暉選手「U-17男子代表メンバー藤井智暉。総体団体4連覇・個人3連覇へ」

【佐賀総体 2024 注目チーム卓球】敬徳高校男子卓球部エース田尻穂選手「エースとして必ず取ってくる」

【佐賀総体 2024 注目チーム卓球】敬徳高校男子卓球部主将八尋大樹選手「唯一の3年生。総体4連覇へ」

【佐賀総体 2024 注目チーム卓球】敬徳高校女子卓球部寄谷大輔監督「チーム一丸となってチャレンジャー精神で」

【佐賀総体 2024 注目チーム卓球】敬徳高校女子卓球部主将吉岡初菜選手「団結力を高めて全国ベスト16へ」

【佐賀総体 2024 注目チーム剣道】敬徳高校男子剣道部吉村剛監督「最大の敵は自分たち　運を味方につけるくらいの準備を」

【佐賀総体 2024 注目チーム剣道】敬徳高校男子剣道部笹川大心選手「必ず全国への切符を掴み取るという強い気持ちを持って」