全国大会への切符を懸けた激闘がSAGAアリーナで繰り広げられた。11月2日(日)に行われた第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会佐賀県大会決勝（ウインターカップ佐賀県予選）では、昨年の雪辱を誓う佐賀北高校が佐賀東高校を77－50で下し、2年ぶり15回目の優勝を果たした。序盤から主導権を握り、前半で19点のリードを奪う展開に。後半もその勢いは衰えることなく、最後まで主導権を握り続け、堂々と全国への切符をつかんだ。 かちスポでは、優勝した佐賀北高校の主将、田中亮地選手にインタビューを行った。<h3 id="h739970266f"> 佐賀北高校バスケットボール部主将　田中亮地選手</h3><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/ca677ed5b5c247c6a4ff9217148b2370/DSC08967%20(1).JPG" alt=""> 優勝した今の気持ちを教えてください。 序盤からリードして、勝つことが出来て良かったです。 今日の試合を振り返ってどうでしたか？ 自分たちから声をかけて話せたところは良かったと思います。ただ、まだ自分たちが何をやるべきなのかが曖昧だったり、途中で気が抜けてしまう場面もあったので、そういった部分はウィンターカップに向けて修正していきたいです。 今日の試合では、多くの選手が交代しながらコートに立っていましたが、キャプテンとしてはどう感じましたか？ チームのプレースタイル的にも、どんどん交代していくのが必要だと思います。そういう意味でも、全員が出場することでチームとしての波が少なく、安定していたのかなと思います。 強度の高い試合運びだったと思いますが、チームの戦い方についてはどう感じましたか？ 強度を高く保とうという意識はありました。ただ、声かけやコミュニケーションのミス、気の緩みからリバウンドの弱さが出てしまったので、そのあたりはしっかり修正していきたいです。 全国で3勝してメインコートに立つという目標を掲げていますが、そのためにこれからどんなことを準備していきたいですか？ まずはコミュニケーションやリバウンドなど、基礎的な部分を一つひとつ高めていきたいです。その上で、相手に合わせた対策をしっかり練っていけたらと思います。 優勝した佐賀北高校は、12月23日(火)に東京体育館/京王アリーナTOKYOで開幕されるSoftBankウインターカップ2025に出場する。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/3286af5f865a45169b405d9068c732d0/DSC02593%20(1).JPG" alt=""> ーーー 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会佐賀県大会(男子) 第1位　佐賀県立佐賀北高等学校 第2位　佐賀県立佐賀東高等学校 第3位　佐賀県立鳥栖工業高等学校・佐賀県立唐津工業高等学校

全国大会への切符を懸けた激闘がSAGAアリーナで繰り広げられた。11月2日(日)に行われた第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会佐賀県大会決勝（ウインターカップ佐賀県予選）では、昨年の雪辱を誓う佐賀北高校が佐賀東高校を77－50で下し、2年ぶり15回目の優勝を果たした。序盤から主導権を握り、前半で19点のリードを奪う展開に。後半もその勢いは衰えることなく、最後まで主導権を握り続け、堂々と全国への切符をつかんだ。

株式会社WIDE

バスケットボール

佐賀北高校

ｻｶﾞｷﾀｺｳｺｳ

佐賀東高校

ｻｶﾞﾋｶﾞｼｺｳｺｳ

鳥栖工業高校

ﾄｽｺｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

唐津工業高校

ｶﾗﾂｺｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

none

ﾅｼ

【2025 佐賀 ウインター予選 バスケットボール優勝インタビュー】課題を乗り越えて、全国のメインコートへ。

全国高等学校選抜大会・選手権大会関連記事の一覧です

全国高校選抜大会

全国大会への切符を懸けた激闘がSAGAアリーナで繰り広げられた。11月2日(日)に行われた第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会佐賀県大会決勝（ウインターカップ佐賀県予選）では、昨年の雪辱を誓う佐賀北高校が佐賀東高校を77－50で下し、2年ぶり15回目の優勝を果たした。序盤から主導権を握り、前半で19点のリードを奪う展開に。後半もその勢いは衰えることなく、最後まで主導権を握り続け、堂々と全国への切符をつかんだ。 かちスポでは、優勝した佐賀北高校の西原煌馬選手にインタビューを行った。 <h3 id="hba99452410">佐賀北高校バスケットボール部　西原煌馬選手</h3><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/94f398bb4b8b4cefbcb7678c399372d4/DSC01716%20(1).JPG" alt=""> 今日の試合を振り返ってどうですか？ まずは勝てたことは嬉しいんですけど、全国大会に繋がる試合かと言われたら、ちょっと悔しいところもありました。 どんなところがもっと改善できると思いますか？ 最初の方でリバウンドのところでやられてしまったり、スリーポイントだけになってしまっている時に、しっかり中に攻めることができず、攻撃のリズムが止まってしまう場面がありました。失点が多かったところや、最後のターンオーバーですね。相手がダブルチームで来ている時にターンオーバーが多くなってしまって、点数が伸びなくなったところは反省点です。 全体を通して良かった点はどんなところですか？ 強度の高いディフェンスから攻める形は多くできたと思います。特に、しっかり固く守ることができたのが一番良かったです。守り切った後のトランジションで、自分たちの強みであるスピードを生かした攻めができたシーンが多かったのはすごく良かったと思います。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/71597dc6436f4b52bfa2183203326168/DSC01426%20(1).JPG" alt=""> 全国ではどこまで行きたいという目標がありますか？ 全国ではチームとしてメインコートに立つことを目標にしていて、3勝したいと思っています。 全国の舞台では、どんなプレーをしたいですか？ 個人としては、チームをまとめて引っ張れるようなポイントガードとしての仕事をしっかりしたいです。チームとしては、自分たちがうまくいかない時があっても、みんなで支え合って崩れずに最後までやり抜く力を発揮できたらいいなと思います。 優勝した佐賀北高校は、12月23日（火)に東京体育館/京王アリーナTOKYOで開幕されるSoftBankウインターカップ2025に出場する。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/3286af5f865a45169b405d9068c732d0/DSC02593%20(1).JPG" alt=""> ーーー 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会佐賀県大会(男子) 第1位　佐賀県立佐賀北高等学校 第2位　佐賀県立佐賀東高等学校 第3位　佐賀県立鳥栖工業高等学校・佐賀県立唐津工業高等学校

【2025 佐賀 ウインター予選 バスケットボール優勝インタビュー】“メインコートに立つ”――佐賀北・西原煌馬が語る全国への想い

県高校駅伝競走大会が２６日行われ、男子は鳥栖工業が１６年連続５０回目、女子は佐賀清和が２年ぶり８回目の優勝を果たした。両チームは１２月２１日に京都で開催される全国大会に出場する。

県高校駅伝競走大会が２６日行われ、男子は鳥栖工業が１６年連続５０回目、女子は佐賀清和が２年ぶり８回目の優勝を果たした。

株式会社サガテレビ

陸上

佐賀清和高校

ｻｶﾞｾｲﾜｺｳｺｳ

佐賀県高校駅伝大会 男子は鳥栖工業 女子は佐賀清和が優勝

サガテレビにて放送をしたスポーツ関連ニュースのアーカイブです。

SAGATVニュース

高校スポーツの新シーズンの幕開けを告げる「SSPフレッシュシリーズ」。 28日に富士しゃくなげ湖水上競技場で、佐賀県高等学校カヌー新人大会が行われ、男子カヤックシングルでは、鳥栖工業高校の前田晟二選手が見事優勝を飾った。 かちスポでは、優勝した前田晟二選手にインタビューを行いました。 <h2 id="h157b61de50">鳥栖工業高校　前田晟二選手</h2><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/a7c5792f510d4a11846fc49dbcf962d5/%E5%89%8D%E7%94%B0%E3%80%80%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" alt=""> ――今回の優勝を経て、どんな気持ちになっていますか。 自分の実力を出せたと思います。すごく良かったかなと思います。 ――レース全体を振り返って、どんな点が印象に残っていますか。 風がある中で漕いで、ちょっとバランスを崩してしまいました。そこを直していきたいです。 ――ご自身のアピールポイントを挙げるとしたら？ 努力を続けられるところだと思います。 ――次の九州大会に向けて、どんな挑戦をしていきたいですか。 九州大会でも良い結果を残せるように頑張りたいです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/a5244468ea714081ba8b52aa70d7090a/%E5%89%8D%E7%94%B0%E3%81%95%E3%82%93.JPG" alt=""> ーーーーー 令和7年度佐賀県高等学校カヌー新人大会　（500ｍ） 〈男子カヤックシングル〉 第1位　前田晟二　（鳥栖工）1：59.60 第2位　石橋暖太　（鳥栖工）2：12.00 第3位　岡本千弘　（鳥栖工）2：14.29

高校スポーツの新シーズンの幕開けを告げる「SSPフレッシュシリーズ」。
28日に富士しゃくなげ湖水上競技場で、佐賀県高等学校カヌー新人大会が行われ、男子カヤックシングルでは、鳥栖工業高校の前田晟二選手が見事優勝を飾った。
かちスポでは、優勝した前田晟二選手にインタビューを行いました。




カヌー

【2025 SSPフレッシュシリーズ・カヌー】佐賀県新人大会  男子カヤックシングル 前田晟二選手 優勝インタビュー

新人大会

SSPフレッシュシリーズ関連の記事特集です

SSPフレッシュシリーズ

滋賀県を中心に開かれている国スポ。30日は18競技が行われました。 そのうち、レスリングでは、少年男子フリースタイルレスリング92キロ級で鳥栖工業の吉田悠耶選手が優勝を飾りました。また、成年男子フリースタイルレスリング65キロ級では、諏訪間新之亮選手が準優勝、少年男子フリースタイルレスリング125キロ級では鳥栖工業の吉田修選手が3位入賞を果たしました。 一方、なぎなたでは、29日、少年女子の演技で佐賀県勢は準優勝に輝きました。 国スポは10月8日まで行われます。

滋賀県を中心に開かれている国スポ。30日は18競技が行われました。

レスリング

レスリング少年男子92キロ級 鳥栖工業の吉田悠耶選手が優勝 滋賀国スポ

9月29日（月）、さがみどりの森球場にて第157回九州地区高校野球佐賀大会が開催され、嬉野vs唐津商業、鳥栖工業vs佐賀北 による準々決勝が行われた。 ＜第1試合＞ <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/fe12eaa2e1a04fd78db679b135b4731c/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202025-09-30%202.06.22.png" alt=""> 嬉野　 投手：一ノ瀬－島本 唐津商業 投手：前田、湯藤－岩村 【二塁打】濱田（唐） ＜第2試合＞ <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/691424a230d1481a8a48481e04d227e8/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202025-09-30%202.06.27.png" alt=""> 鳥栖工業 投手：竹谷－多良 佐賀北 投手：川﨑澪－山本 【二塁打】多良（鳥）坂本、津留﨑（佐） 本日の試合で、唐津商業と佐賀北がベスト4入りを果たし、ベスト4が出揃いました。（龍谷、神埼、唐津商業、佐賀北） 準決勝は、10月2日（木）さがみどりの森球場にて、龍谷vs神埼、唐津商業vs佐賀北のカードで対戦が行われます。

9月29日（月）、さがみどりの森球場にて第157回九州地区高校野球佐賀大会が開催され、嬉野vs唐津商業、鳥栖工業vs佐賀北 による準々決勝が行われた。

野球

嬉野高校

ｳﾚｼﾉｺｳｺｳ

唐津商業高校

ｶﾗﾂｼｮｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

【2025 第157回九州地区高校野球 佐賀大会 速報】9月29日(月) 準々決勝　嬉野vs唐津商業、鳥栖工業vs佐賀北

高校スポーツの新シーズン開幕を告げる新人大会（SSPフレッシュシリーズ）。9月21日・22日、SAGAスタジアムで第58回佐賀県高等学校新人陸上競技大会が開催された。大会2日目の男子5000m決勝には28名が出場。鳥栖工業高校の辻竜乃介選手が14分45秒47をマークし、見事優勝を飾った。序盤は落ち着いてレースを進め、中盤以降は自らペースを作りながら他を寄せ付けない走りを披露。終盤まで力強さを見せ、堂々の頂点に立った。 かちスポでは、優勝した辻選手へインタビューを行いました。 鳥栖工業高校 辻竜乃介選手 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/0c1a6e0996a5447a996028c7eedbb8cd/5000.JPG" alt=""> ――優勝した今の気持ちをお願いします。 県予選は優勝して九州につなげることを1つの目標にしていました。そこをしっかり達成できたので良かったです。 ――今日の決勝を振り返って、自分の良かった点は？ 正直、これといって特別な部分はなかったかなと思います。ただ、途中から自分でレースのペースを作れたのは良かったです。本当は3000〜4000mあたりをもっと持っていきたかったんですが、単独で走った割には結構走れたと思います。 ――この優勝を一番伝えたい相手は？ まずはいつも支えてくれる家族に伝えたいです。そして、普段から練習でご指導いただいている先生方にも報告したいと思います。 ――新人戦に向けて特に取り組んできたことは？ 夏休み明けから三連戦で毎週大会があったので、その疲れをしっかり抜いて、新人戦に臨むことを意識してきました。 ――次の九州大会での目標は？ やっぱり九州でも優勝を目指します。自分はスパートに自信があるので、仕掛けどころを見極めて最後で勝ち切れるように、これからの練習に取り組んでいきたいです。 --- 第58回佐賀県高等学校新人陸上競技大会 〈男子5000ｍ決勝〉 1位　辻竜乃介（鳥栖工）　14:45.47 2位　渡邊来希（早稲佐）　14:54.80 3位　中村仁将（鳥栖工）　15:21.80

高校スポーツの新シーズン開幕を告げる新人大会（SSPフレッシュシリーズ）。9月21日・22日、SAGAスタジアムで第58回佐賀県高等学校新人陸上競技大会が開催された。大会2日目の男子5000m決勝には28名が出場。鳥栖工業高校の辻竜乃介選手が14分45秒47をマークし、見事優勝を飾った。序盤は落ち着いてレースを進め、中盤以降は自らペースを作りながら他を寄せ付けない走りを披露。終盤まで力強さを見せ、堂々の頂点に立った。


【2025 SSPフレッシュシリーズ ・陸上】佐賀県新人大会 優勝インタビュー 男子5000ｍ  辻竜乃介選手

鳥栖工業高校陸上部（男子）は今年５月に開催された高校総体で男子総合得点、男子トラック得点の２部門において１位を獲得した。800m、1500m、5000m、5000mWではインターハイ出場も果たした。 個人・団体ともに強さを誇る鳥栖工業高校陸上部の注目選手である越智優生選手、手島勇雅選手に新チームへの思いとSSPフレッシュシリーズ（新人戦）に向けた目標を伺った。 <h3 id="hcf83e1357e"> </h3><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/090c257b13e541459903406f3d7dc0a8/IMG_5045.JPG" alt="">（写真左　手島勇雅選手　　写真右　越智優生選手）<h3 id="hd403d90daa"> 越智優生選手</h3><h4 id="h48a81596c1">ーー魅力は走りと声の大きさ</h4>自身の魅力について「走りと声の大きさです。」と語った越智選手。インタビューの最中も常にはつらつとした声で答えてくれた。 その声を活かし、「チームの先頭に立って場を盛り上げていきたいです。」とも語ってくれた。彼の走りのみでなく、応援する様子にも注目だ。 <h4 id="h587eae9507">ーー全員で戦う新人戦へ</h4>陸上競技は個人で戦う種目がほとんどであるが、越智選手は個人戦においてもチームとして意識していることがあるという。 「個人戦とリレーに出場しますが、どちらもチームプレーを大切にし、全員で戦っている意識を持って頑張りたいです。」 またライブ配信を見る方に向けて 「学年関係なく全力で声を出して応援できるところを見てもらえたら嬉しいです。」と笑顔で語った。<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/44fc270beab440b1938f66acd4aa6ed0/IMG_5095.JPG" alt=""> <h4 id="h6be517e0c0">ーー目指すは自己ベスト更新</h4>自身の魅力は「走りと声の大きさ」と語った越智選手に新人戦での目標を聞いた。 「200mで自己ベストを更新し、6位以内を目指します！」 <h3 id="h997dcbe736"> 手島勇雅選手</h3><h4 id="hd61de8c1b0">ーー声かけからつながる仲間</h4>「コミュニケーションをとることが好きなので、学年関係なくみんなと話しています。」と語った手島選手。 学年関係なく積極的にコミュニケーションをとることがチームでの和気あいあいとした雰囲気につながっていると感じた。 <h4 id="hd1db62e806">ーーチームでともに勝利へ</h4>手島選手のチームでのコミュニケーションを大切にする姿勢が大会での戦い方に通ずるものがある。 「練習ではライバル意識を持っていますが、大会では団結して一緒に戦います。リレーは出場できる人数が限られるので、出られない仲間の分まで全員で頑張ります。」 <h4 id="h524ce95daf">ーー目指すはマイルリレーで3位以内</h4>手島選手が出場する種目はマイルリレー（4×400mリレー）。競技に懸けるを聞いた。 「マイルリレーで3位以内に入り、次につなげたいです。個人で出る仲間の応援も全力で行います。」 また「九州大会や全国大会でも通用する選手になりたいです。」とも語った瞳には確固たる決意が滲みでていた。<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/054c747f4db34cfaa10e7e2ec62b983f/IMG_5091.JPG" alt="">普段の練習では”ライバル”として個人で切磋琢磨しあい、大会では”仲間”として共に戦う。 なぜ鳥栖工業高校は個人・団体ともに強さを誇るのか。その理由が垣間見えたインタビューであった。 陸上競技のSSPフレッシュシリーズは9月20日（土）〜21日（日）にSAGAスタジアムで開催される。

鳥栖工業高校陸上部（男子）は今年５月に開催された高校総体で男子総合得点、男子トラック得点の２部門において１位を獲得し、800m、1500m、5000m、5000mWではインターハイ出場も果たした。
団体でも強さを誇る鳥栖工業高校陸上部の注目選手である越智優生選手、手島勇雅選手に新チームへの思いとSSPフレッシュシリーズ（新人戦）に向けた目標を伺った。



山口修平

【佐賀 新人戦 2025】「仲間とともに勝利へ」——鳥栖工業陸上部　越智選手・手島選手

創部からまもなく80年を迎える鳥栖工業ラグビー部。 &nbsp;長い伝統を受け継ぎつつ、部員1人1人が成長を目指して練習に励んでいる。 &nbsp;地域やOBの温かな支えを力に変え、仲間との絆を深めながら歩んできた。 &nbsp;その声と汗に込められた情熱は、これからどのような未来を切り開いていくのだろうか。今回かちスポでは、チームの指揮をとる徳永元紀監督に話を伺った。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/5879af309c5946d98993d29d4a2c9768/%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%80%80%E3%81%8C%E3%81%A1%E9%A1%94.JPG" alt=""><h3 id="he26a901208"> コロナ禍後の厳しさと新入部員の壁</h3>「一番厳しかったのはコロナが終わってからです。小中学校で部活動ができなかった子たちが上がってきて、体力がない状態から始めるんですよ。そこにいきなり格闘技のようなラグビーですからね。今年の新入部員は1人だけ。僕は機械科の教員なので生徒を誘いますが、やっぱり『怖い』と言われるんです。でも“怖くないように練習すれば怖くなくなる”と伝えています。そこを噛み砕けるかどうかが次への鍵なんです。」<h3 id="ha474f3390c"> OB・保護者に支えられる強固なネットワーク</h3>取材前の調査でも見つかったクラウドファンディングや地域の支援。その背景を尋ねると、監督はこう答えた。 「卒業後も保護者やOBが応援してくれるんです。ゼロから始めた子どもたちが3年間で大きく成長する。その姿を見たからこそ“応援したい”と続けて関わってくださるんです。」<h3 id="hd443528d1f"> 鳥栖工業ラグビー部で得られるもの</h3>「ゼロから始めるので、下手になることはありません。勉強と一緒で足し算のように少しずつ積み重ねていく。3年生になってやっと試合で戦えるようになり、ラグビーの面白さが分かってくるんです。体づくりも欠かせません。プロテインには頼らず、筋トレと食事で基礎を作る方針です。」 さらに監督は勉強面にも力を入れる。 「試験前は必ず休みにします。また、資格取得にも力を入れており国家資格や技能士3級など最低1つは取得させています。就職も大手企業が多いですね。ラグビーでの経験が人間性や将来の力につながると考えています。」<h3 id="h6f92174086"> チームの現在とキャプテン像</h3>現在は2年生を中心としたチーム。体格の大きい選手を起点に展開し、トライを狙うスタイルを模索中だ。 「キャプテンの戸髙は真面目でやるべきことをきっちりやる選手。ただチーム全体を統率する力はまだ伸びしろがある。そこが成長すれば、もっと変わると思います。」 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/bd2decf1d8aa451dbb4e221f165b91b3/IMG_9471.JPG?w=6000&amp;h=4000" alt="">期待を寄せられる戸髙選手（上写真） <h3 id="haf7441ac67">鳥栖工業らしいラグビーとは</h3>「全国トップクラスの佐賀工業に勝つことは難しい。でも“ワントライ取ろう”“3点取ろう”という目標を立て、ゼロで終わらないことを大事にしています。ラグビーは笛が鳴るまで諦めてはいけない。最後までやり抜く姿勢、それが鳥栖工業のラグビースタイルです。」<h3 id="hfc3ff64083"> 創部80周年へ向けて</h3>「あと2年で創部80周年です。そこまでは何としても部を続けなければなりません。そのためにも部員勧誘やチームの存続に力を入れる必要があります。」 取材を終えて、ラグビーを通じて選手の成長を支え、地域とつながり続ける鳥栖工業ラグビー部の姿勢に強い価値を感じた。創部80周年を迎えるその先に、どのような未来を描いていくのだろうか。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/62685bbbb396417fbe464a3920cab7fb/%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%80%80%E5%BE%8C%E3%82%8D%E5%A7%BF.JPG" alt="">

創部からまもなく80年を迎える鳥栖工業ラグビー部。
長い伝統を受け継ぎつつ、部員一人ひとりが成長を目指して練習に励んでいる。
地域やOBの温かな支えを力に変え、仲間との絆を深めながら歩んできた。
その声と汗に込められた情熱は、これからどのような未来を切り開いていくのだろうか。

永石恒陽

ラグビー

「地域に支えられ、成長を重ねる」――鳥栖工業ラグビー部、創部80周年へ

鳥栖工業ラグビー部を率いるキャプテン・戸髙駿。 部員の多くが未経験ながら、彼が胸に抱くのは先輩たちが築き上げてきた伝統と誇りだ。 「新しい強豪に負け続けるわけにはいかない」――その反骨心を糧に、仲間と共に挑み続ける。 花園予選を前に、キャプテンが語ったのは、歴史を背負い未来を切り開こうとする強い決意だった。 鳥栖工業高校3年　戸髙駿 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/da70217de65e4276a0641f9c9945616b/%E6%88%B8%E6%A2%AF%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%80%80%E9%A1%94.JPG" alt=""> 今シーズン、鳥栖工業ラグビー部を率いるキャプテン・戸髙駿。 部員の多くが未経験ながら、彼は伝統あるチームを引っ張る存在となっている。 先輩たちから受け継いだ誇りと反骨心を胸に、仲間と共に挑み続ける彼には、いったいどんな思いがあるだろうか。<h3 id="heeeec9bf37"> 「コミュニケーションがすべて」</h3>「ラグビーは15人で戦うスポーツ。だからこそ仲間同士のコミュニケーションが一番大切なんです」 そう語る戸髙の言葉には、キャプテンとしての確かな信念がにじむ。部員数は決して多くない。むしろ少ないからこそ、一人ひとりとの関係性が勝敗を大きく左右する。 上下関係に縛られず、年齢や立場を超えて意見を言える空気を作ることを意識してきた。「フランクに接して、誰もが声を出せる雰囲気を大切にしているんです。もちろん言いにくいこともあると思いますけど（笑）」 その柔らかさとリーダーシップが、チームの支えとなっている。<h3 id="h31e257a3c7">苦しい時こそ「楽しむ」強さ</h3>試合では、苦しい場面が幾度も訪れる。思うように試合を進められないこともある。しかし、そんな時にチームを前向きにするのがキャプテンの役割だ。 「勝とう、勝とうと焦っても、勝てない時はあります。だからこそ『楽しもう』と声をかけています」 ただ勝敗を求めるのではなく、プレーそのものを楽しむこと。結果だけでなく過程を大切にする姿勢が、 チームの雰囲気を和らげ、次の一歩へとつなげていく。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/a94c81032ad14c19b45231ed7364c473/%E5%BE%8C%E3%82%8D%E5%A7%BF%E3%80%80%E4%BA%95%E6%A2%AF.JPG" alt=""><h3 id="h85dc4d717f">キャプテンとしての素顔</h3>主将になったきっかけは周囲の推薦だったが、本人にとっても自然な選択だった。 「もともと人をまとめたり、声をかけたりするのが好きなんです。だからキャプテンをやらせてもらうことになりました」 ただまとめるだけではなく、時には寄り添い、時には背中を押す。その姿は、仲間にとって安心感そのものだ。戸髙の存在が、チームの精神的支柱となっているのは間違いない。<h3 id="h9c15070dc8">未経験者集団の挑戦</h3>鳥栖工業ラグビー部の特徴は、なんといっても「未経験者が多い」ことだ。経験者はわずか1人。ルールを理解することから始めなければならない選手も少なくない。 「最初はルールを教えるのが大変でした。ラグビーって複雑なんです。でも、みんなが少しずつ覚えてプレーできるようになっていくと、1点に対しての喜びや想いがすごく伝わってきて。その瞬間が一番楽しいです」 努力を積み重ねた仲間がひとつの得点を喜ぶ姿は、どんな勝利にも負けない価値を持つ。<h3 id="h9f297136fb">歴史と誇りを背負う自覚</h3>勝ち星を積み重ねることは簡単ではない。それでも選手たちは諦めない。その理由を問うと、戸髙は少し真剣な表情を見せた。 「鳥栖工業には長いラグビーの歴史があります。先輩たちが築き上げてきたものを、自分たちが受け継いでいるんです。最近は早稲田佐賀のように新しい強豪も出てきていますけど、歴史ある自分たちが負け続けるわけにはいかない。だからこそ、反骨精神で頑張れています」 伝統と誇り。それは重荷ではなく、彼らに力を与える原動力となっている。<h3 id="h5e97ef39b8">花園予選にかける想い</h3>最後に、今シーズンの目標を尋ねると、彼の声は力強さを増した。 「花園予選で、早稲田佐賀に勝つことです」 未経験者中心のチームでありながらも、決して夢物語では終わらせない。その言葉には、これまで積み重ねてきた努力と、仲間を信じる強い気持ちが込められていた。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/54cee7dee6874073bfc77aeeca3ac19d/%E9%B3%A5%E6%A0%96%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E3%80%80%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E3%80%80%E9%9B%86%E5%90%88%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" alt=""> 未経験者が多いという状況。しかし、それを悲観するのではなく、むしろ結束を強める要素に変えてきた戸髙駿主将。「楽しもう」という言葉は、どんな状況でも前を向き続けるための力強いメッセージだ。 鳥栖工業ラグビー部の挑戦は、これからも続いていく。

鳥栖工業ラグビー部を率いるキャプテン・戸髙駿。
部員の多くが未経験ながら、彼が胸に抱くのは先輩たちが築き上げてきた伝統と誇りだ。
「新しい強豪に負け続けるわけにはいかない」――その反骨心を糧に、仲間と共に挑み続ける。
花園予選を前に、キャプテンが語ったのは、歴史を背負い未来を切り開こうとする強い決意だった。

「歴史と誇りを背負い、仲間と共に」――鳥栖工業ラグビー部キャプテン・戸髙駿

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