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【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】佐賀工業高校ソフトテニス部 主将 田中陽大選手 「一人一人がリーダー。全員で全国へ」

配信:
2024/4/5 6:00:05
取材:
2024/3/29 5:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】佐賀工業高校ソフトテニス部 主将 田中陽大選手 「一人一人がリーダー。全員で全国へ」
高校総体佐賀工業高校ソフトテニス

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、佐賀工業高校ソフトテニス部。
常に優勝争いに食い込み、その攻めるプレーで観客を魅了する強豪佐賀工業ソフトテニス部。新人戦では3位と苦汁をのむ結果であったが、冬を超え、音成杯や火の国杯で上位に進出するなど着実に力をつけているこのチームは、集大成となる総体にどのように向かうのか。

本記事では、主将を務める田中陽大選手の総体にかける思いに迫る。


チームの目標は「全国出場」。入学してから優勝争いを経験してきた彼らだが、団体戦での全国出場は果たしていない。
昨年の総体、決勝リーグ全勝どうしで迎えた嬉野高との最終決戦では、あと一歩で優勝というところまで迫った。
「最後までボールを追いかける姿勢、どんな相手にも引かずに自分たちのプレーをする姿を見せてもらいました。」と先輩から学んだことは大きかったという。


高校ソフトテニスで団体戦形式の全国大会は、九州新人戦を突破して出場できる春の全国選抜、県総体で優勝することで出場できる夏のインターハイ、県代表として選抜される秋の国スポの3つ。今シーズン、佐賀工業として出場できる全国大会はインターハイのみだ。

全国出場を目標に臨んだ秋の新人戦。決勝リーグの激闘の末、3位という結果に。九州大会に出場するには2位までの結果が必要だった。
この結果を受け「プレーだけでなくコートの外のところに課題を感じた。周りの方への感謝や礼儀、気持ちと向き合った。」と話した田中主将。
それまでの練習と比べると、一人一人の意識をさらに高く取り組んできた。集中が切れてくると、誰かが声をあげるようになった。

「以前よりも一人一人が声を出すようになって、まとまりが見えるようになりました。最後まで諦めずにボールを追いかけることができるだけでなく、一人一人から意見が出るようになりました。」


取材中にも、何人もの選手が「こうしよう!」「こっちの方が良くない?」と意見を言う姿が。田中主将は、「一人一人がリーダーでどんどん意見を言ってくれる。自分は最後に決定をしているだけで、本当に頼れる仲間ばかりです。」とチームへの信頼を語る。
「今までよりも質の高いプレーを総体で見せる。何回やり直してもあれ以上は無いくらい頑張ったなと思えるような、後悔の無い2ヶ月間を過ごしたいです。」と集大成となる総体に向けてその心は燃えている。

記事
株式会社WIDE - 三枝功伸

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