【唐津南高校男子バドミントン部】松本悠誠選手(3年) 最後のインターハイ「両親への感謝を」
5月末に行われた県総体で16連覇を達成した唐津南高校男子バドミントン部。今年のインターハイは佐賀県で開催される。インターハイへ向かっていくこの部の2人の3年生、主将の山本選手、松本選手にインタビューを行った。本記事では、この部の主将を務める松本悠誠選手のインターハイへの挑戦についてご紹介する。
小学2年生から始めたバドミントン
「小学2年生のときにお母さんのバドミントンの練習について行って楽しそうだな。と思ったのがきっかけです。」と振り返る松本選手。そこからバドミントンを始め、「佐賀県で一番強い高校に行きたい。」と当時県総体を13連覇していた唐津南高校への進学を決意した。
強豪校の凄さを感じた
入学後、バドミントン部に入部した松本選手は強豪校の凄さを感じたという。入部時を振り返って「先輩たちがとにかく凄かった。自分もメンバーに入って、九州・全国で勝てるようになりたいと思いました。」と話した。
最後のインターハイではベスト16の壁を破りたい
県総体を16連覇するという偉業を達成した唐津南だが、全国ベスト16が一つの壁になっている。バドミントンの団体戦は、ダブルス2組・シングルス3名の5本勝負で行われ、松本選手はダブルスとシングルスの両方に出場する。
「5本のうち2本に出るということは、自分が勝たなければ始まらないと思っています。全部勝つつもりです。」と結果でチームを引っ張っていくつもりだ。
柔のバドミントンが強み
顧問の松尾先生は、「山本(第1弾で紹介した主将)が剛のバドミントンなら松本選手は柔のバドミントンです。柔らかなタッチで相手が届かないところに落とすことができます。ダブルスでは山本と松本が組んでいてお互いの長所を生かしながら短所を補い合うようないいペアだと思います。」と話す。2人きりの3年生でペアとして挑むインターハイには期待せずにはいられない。
一番感謝しているのは両親
「食事を作ってくれたり、お金がかかる競技だと思うんですけどそこを負担してくれたり、ここまでバドミントンを続けてこれたのは両親のおかげなので一番感謝しています。」と話した。最後となるインターハイに向けて、「自分が後悔しないようなプレーを。そして、1つでも多く勝ってより多くの試合を見てもらえるようにしたい。」とこれまで積み重ねてきた全てをぶつけるつもりだ。
北部九州総体バドミントン競技は7月30日(火)〜8月4日(日)にSAGAアリーナ他3箇所で開催される。佐賀県代表として全国の舞台で戦う彼らを全力で応援したい。