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【佐賀 総体 2023】ソフトテニス女子団体 佐賀清和が嬉野との全勝対決を制し 4連覇を達成

配信:
2023/5/28 16:09:33
取材:
2023/5/28 8:30:00
【佐賀 総体 2023】ソフトテニス女子団体 佐賀清和が嬉野との全勝対決を制し 4連覇を達成
高校総体佐賀清和高校ソフトテニス

5月28日(日)、森林公園テニスコートにて第61回佐賀県高等学校総合体育大会 ソフトテニス競技女子団体が開催され、佐賀清和高校が優勝した。佐賀清和は令和2年度に開催されたSSP杯での優勝から数えて夏の県大会4連覇となった。

4連覇を果たした佐賀清和高校


佐賀清和(以下、清和)、嬉野、牛津、鳥栖商業の4校で行われた決勝リーグ。1回戦、2回戦で勝利した2勝同士で迎えた最終戦は、前年度覇者の清和と、個人優勝の中島・石井ペアを擁する嬉野の1戦だった。

1・2番手は試合開始から激しいラリーでデュースにもつれ込む展開。

均衡状態を先に破ったのは清和の1番手石井・田代ペアだった。前日、個人ダブルスで準優勝だった2人が、その悔しさを晴らすように第1ゲームを取ると、続く第2ゲームは無失点で取った。石井・田代ペアは第3ゲームでも勢いを落とさず、3ゲーム連取となった。嬉野の木下・石井ペアは第4ゲームで流れを引き寄せるブレイクがあったが、最後は王者の貫禄を見せた清和がこの試合をとる。

この日も力強くチームを牽引した主将の石井選手


2番手は第1ゲームをデュースで嬉野の山上・中村ペアが取った。第2ゲームは清和の林田・松下ペアが深いボールで粘り、相手のミスを誘い得点を奪うも、嬉野の中村も前衛で効果的にプレッシャーをかけ、第2ゲームも嬉野高校が取った。
0-2で迎えた第3ゲームを清和が奪い、流れを掴みかけるが、嬉野の山上・中村ペアが流れを断ち切るかの如く、第4ゲームを奪う。
1-3で迎えた第5ゲームは嬉野の山上・中村ペアがマッチポイントを握るも、清和の林田・松下ペアが粘りを見せる。第5、第6ゲームは清和の林田・松下ペアの粘りが勝り、2ゲームを連取。試合はファイナルゲームに突入した。
最終的にはファイナルゲームの1ポイント目を取った清和がそのまま流れをつかみ、試合に勝利した。

3番手は嬉野の絶対的エースの中島が第1ゲームから流れを作った。2ゲーム目も嬉野が取ったが、第3ゲーム清和が流れを変える無失点でのブレイク。しかし、第4ゲームは簡単に流れを渡さず、しっかりブレイクバックしてみせた。ここで同時に隣のコートで実施されていた2番手の試合に勝利した清和の優勝が決まり、会場も清和ムードに傾く。第5ゲームを清和がブレイクし勢いづくが、最後まで集中を切らさなかった中島・松本ペアが勝利。スコアを2-1とし、清和の完全優勝を阻止する意地を見せた。

優勝を決め涙を流す清和の選手たち


主将の石井選手は「ずっと嬉野高校に勝ってインターハイに出場するために練習してきたので、優勝することができて嬉しい」と語った。
佐賀清和高校女子ソフトテニス部は北海道で行われるインターハイ、九州大会へ出場する。

選手、顧問、保護者の一体感が光った清和


かちスポでは、佐賀清和高校の主将、石井選手と嬉野戦でチームを優勝に導いた林田・松下ペアにインタビューを行った。優勝できた要因は何だったのか。高校総体にかけてきた思い。インターハイへの意気込みは。高校総体終了後から順次記事をアップロードしていく。乞うご期待。

↓ 佐賀清和高校ソフトテニス部 高校総体直前特集記事はこちら ↓

https://kachispo-saga.com/dcpstvsikm



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令和5年度佐賀県高等学校総合体育大会ソフトテニス競技
女子団体

決勝リーグ
1位 佐賀清和高校(インターハイ・九州大会出場)
2位 嬉野高校  (九州大会出場)
3位 牛津高校
4位 鳥栖商業高校


記事
株式会社WIDE - 北原誠大

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