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【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】嬉野高校男子ソフトテニス部 主将 藤井智暉 選手「U-17男子代表メンバー藤井智暉。総体団体4連覇・個人3連覇へ」

配信:
2024/4/19 6:00:05
取材:
2024/4/9 6:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】嬉野高校男子ソフトテニス部 主将 藤井智暉 選手「U-17男子代表メンバー藤井智暉。総体団体4連覇・個人3連覇へ」
高校総体嬉野高校ソフトテニス

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の総体で3連覇を達成し、九州新人大会で準優勝。全国選抜にも出場した嬉野高校男子ソフトテニス部。集大成となる総体で存分に力を発揮するため、日々練習に励んでいる。

本記事では、主将としてチームを牽引する藤井智暉選手の総体にかける思いに迫る。



兄の影響で始めたソフトテニス

お兄さんがソフトテニスをしていて、その影響でソフトテニスと出会ったという。小学3年の時に地元のクラブチームへ所属、小学6年の時には「全国小学生ソフトテニス大会」へ出場し、シングルスでベスト8という成績を残している。


「ソフトテニスの楽しさも感じていたけど、結構負けず嫌いで負けたくないという気持ちが強かったです。」


経験を重ねた中学時代

中学1年の時、「第1回アジアジュニアソフトテニス選手権大会」に出場。12歳以下のシングルスでアジアチャンピオン、ダブルスでも3位入賞を果たした。しかし、中学2年の時に新型コロナウイルスの影響により次々に大会が中止となり、全国のチャンスを掴むことができなかった。しかし、県選抜や九州大会、県外への遠征など経験ができた中学時代だったという。そして、「これまで育ててもらった佐賀県に恩返ししたい。」とSAGA2024を高校3年生で迎える「国スポ世代」である藤井選手は、ソフトテニスを始めるきっかけとなった兄の母校でもある嬉野高校(旧塩田工業)へ進学することを決意した。


1年生から優勝を狙っていた。

入学してから約2週間後に開催されるハイスクールジャパンカップ県予選で個人ベスト4に入ると、約1ヶ月後の総体ではジュニア時代から一緒に戦ってきた木下琉希選手と個人・団体ともに優勝を果たした。その勢いのまま、個人戦は同校の井田・山口ペアに決勝で1度敗れたもののそれ以外は全て優勝。団体戦でも他を寄せ付けず、王者であり続けている。

先輩が引退し、代が変わるとキャプテンに就任。12月に行われた九州新人で準優勝を果たすと、全国選抜大会では史上初の3連覇を達成した尽誠学園と激闘を繰り広げた。また、U-17男子日本代表メンバーにも選ばれ、各カテゴリーのトップ選手が集う代表合宿にも参加した。藤井選手は、「九州新人は本当に狙っていたから悔しかったし、合宿は色んな選手の戦い方やたくさんのコーチ・監督の教えを受けて本当に色んなことを学んだ。」と振り返りつつ、「自分が経験してきたことをチームに還元したい。」と練習中も後輩に教える姿があった。


総体に向けて

「キャプテンだけじゃなく、3年生が主体となって動くチームにしたい。その中でもキャプテンである自分がリーダーシップをとっていく。」と理想のチームを語った藤井主将。総体では「今まで支えてもらった保護者さん、監督、チームメイトに恩返しできるように連覇を達成したい。」と団体4連覇・個人3連覇という偉業達成に向けて、常に先頭を走り続ける。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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