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【総体優勝特集】団体優勝 嬉野高校男子ソフトテニス部 主将 中島選手「やってきて良かった」 活躍 木下選手「やってきたことを信じて」

配信:
2023/6/6 22:00:04
取材:
2023/5/28 8:00:00
【総体優勝特集】団体優勝 嬉野高校男子ソフトテニス部 主将 中島選手「やってきて良かった」 活躍 木下選手「やってきたことを信じて」
高校総体嬉野高校ソフトテニス

2023年の夏に行われる佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で優勝したチームを取材する本特集。
ソフトテニス競技男子団体で優勝したのは、嬉野高校男子ソフトテニス部。
キャプテンとしてチームを鼓舞し、引っ張ってきた中島選手、優勝をかけた佐賀工戦ではリードされる展開もありながらも精神的な強さを見せた木下選手。
試合直後の2人にインタビューを行った。

主将 中島繋人 選手


ーー優勝した今の率直な気持ちを教えてください!

とりあえず嬉しいです。このために練習も遠征も頑張ってきて、自分自身のプレーは最後の試合(佐賀工戦)では、不甲斐なかったところもあって満足できていないですけど、みんなの支えもあって最後までやり切れたので良かったです。

ーー優勝をかけた佐賀工戦では苦しい展開でしたが、どんなことを考えながらプレーしていましたか?

ゲームカウント1-3で「もう後が無い」という状況になって苦しかったんですけど、そういう窮地に立った時の練習とか、遠征でもそういう場面を経験してきていたので、ペアの井田を信じて、応援してくれる味方を信じて最後までがむしゃらに挽回する気持ちで「やるしかない」という感じでした。

ーー後が無い状況でも置きに行くようなプレーがなく、メンタルの強さを感じました。どうやって鍛えてきたんですか?

1年生の時からレギュラーに入って、出れない先輩がいる中で自分の負けがチームの負けに繋がるという状況でやってきているので、そこは「萎縮する暇がない」というか、みんな応援してくれているし、最後までやりきって悔いがないようにプレーしていました。

ーー今、部活の3年間を振り返ると、どんな3年間でしたか?

1年生の時はなかなか結果が出なくて、2年生の半ばからだんだん県の上位に入れるようになりました。でも、チームメイトに九州1位の木下・藤井がいて、県大会では毎回決勝で当たって、悔しい思いをいっぱいして、正直苦しいことばかりだったんですけど、3年間を振り返ると、先生のサポートや仲間たちに支えてもらったことばかりで、今はやってきて良かったなと思っています。

ーー監督の大島先生から言葉はかけられましたか?

まだちゃんとは話せてないんですけど、「よくやった」と言ってもらいました。

ーー今、感謝を伝えたい人はいますか?

支えてきてくれた仲間たちと保護者さんたち、そして対戦相手がいての競技なので、関わってきた全ての人に感謝を伝えたいなと思います。

ーー最後に、九州大会やインターハイに向けてどんな準備をしていきますか?

今はホッとしているんですけど、また切り替えて練習していかなければいけないと思っています。まだまだこのレベルでは九州でも勝てないですし、インターハイではもっと勝てないので、九州大会やインターハイで勝てるチームづくりと自分の能力を磨いていきたいと思います。


活躍 木下琉希 選手


ーー優勝した今の率直な気持ちを教えてください!

佐賀工戦では、2ゲーム先行されて気持ち的には結構焦っていたんですけど、やってきたことを信じてひとつひとつやっていけば結果がついてくるかなと思って、結果的にゲームカウント4-2で勝てたことが一番だったと思います。

ーー優勝をかけた佐賀工戦、勝利の要因はなんだと思いますか?

3ゲーム目のポイント1-2で相手リードの時に、長いラリーの中でトップ打ちで攻めて、ものにできたことが勝ちに繋がったと思います。

ーー山田選手(佐賀工)が左利きのフォアハンドでテンポの速い深いボールで攻めていました。そこに対してはどうでしたか?

昨日(個人戦)の時に速いテンポで打ち込まれたり、ロブで振り回されたりして後手のスタートになっていて、今日もゲームの入りは悪かったんですけど、1球ずつしっかり打っていけばなんとかなるなと思っていました。

ーーペアの藤井選手が思い通りのプレーができない場面もありましたが、木下選手はそこに引っ張られずに安定したストロークでミスが少なかったと思いますが、ご自身の中でミスを少なくできた理由はありますか?

県大会より高いレベルでの練習試合とかの色々な経験をして、総体に臨んでいるので、その経験が試合の競った場面でメンタルという形で出てきたのかなと思います。

ーー今、感謝を伝えたい人はいますか?

親と先生です。身体のことを考えてくれた親がいるから、今自分がプレーできていますし、先生からのアドバイスや試合中の温かい言葉があって、気持ち的に楽になれたので、感謝しています。

ーー最後に、九州大会やインターハイに向けてどんな準備をしていきますか?

県大会でこれだけ緊張していたら九州・全国ではもっと緊張するので、練習の時から緊張感を持って取り組みたいと思います。


令和5年度 全九州高等学校体育大会 ソフトテニス競技は、6月30日(金)〜7月2日(日)に長崎市総合運動公園かきどまり庭球場にて開催され、
令和5年度 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ソフトテニス競技は、男子は7月23日〜25日、女子は7月27日〜29日に北海道の苫小牧市緑ケ丘公園庭球場にて開催される。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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