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【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】鹿島高校ソフトテニス部 主将 中尾恭介選手 「チーム一丸。先輩の思いも乗せて全国へ」

配信:
2024/4/9 6:00:04
取材:
2024/4/5 3:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】鹿島高校ソフトテニス部 主将 中尾恭介選手 「チーム一丸。先輩の思いも乗せて全国へ」
高校総体鹿島高校ソフトテニス

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、鹿島高校ソフトテニス部。
近年、県大会上位に食い込み、成長を続ける鹿島高校ソフトテニス部。新人戦では2位となり、九州大会への出場を果たした。なかなか到達できていない優勝へ、集大成となる総体にどのように向かうのか。

本記事では、主将を務める中尾恭介選手の総体にかける思いに迫る。


ソフトテニスの上位大会につながる団体戦は秋に行われる新人戦と初夏の総体の2つ。中尾選手が入学してから団体戦は全て4位。決勝リーグへは進出するもののその先の壁を突破できていなかった。しかし、新チームになり臨んだ新人戦では準優勝。九州大会への出場権を獲得した。「先輩のどんな状況になっても諦めない姿、個人戦・団体戦関係なく、チーム一丸で戦う姿から学んだ。」と個人戦からいい雰囲気で臨んだという中尾選手。何年も蓄積されてきたもの全てを出しての勝利だった。


ジュニアからソフトテニスを始め、中学時代には九州大会出場を掴むもコロナ禍により中止だったという中尾選手。他のメンバーもほとんどが上位大会を経験したことがない中で臨んだ九州大会。チームとしての1勝が遠く、壁の高さを痛感した。「県外への遠征も行かせてもらったが、相手の勢いに押されて上手くいかないことばかりだった。」と苦しい時期だったという。それでもチャレンジし続けられたのは去年の総体の悔しさがあったからだ。

「1つ上の先輩のことが大好きで」と話す中尾主将。
“インターハイに行きたい”と言っていた先輩たちが負けてしまった姿を見て、かなり悔しかったという。その時に「先輩の分まで頑張ろう」と心に決め、キャプテンとなった。

「誰か1人でも欠けたら上手く行かないので、全員が前を向けるようにまずは自分が一番頑張るように心がけています。」


「自分のこれまでのテニス人生をかけた大会になる。全力で勝ちに行く。」と総体への強い思いを話した中尾主将。同時に「支えてくれた家族、周りの人に感謝を伝えられるように」とも話す。先輩の思いを乗せ、チーム一丸となってインターハイを目指す。


記事
株式会社WIDE - 三枝功伸

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