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【佐賀商業男子バレーボール部】「小学校から共に戦ってきた仲間と目指す全国」第3弾

配信:
2024/3/10 6:00:04
取材:
2024/3/5 1:00:00
【佐賀商業男子バレーボール部】「小学校から共に戦ってきた仲間と目指す全国」第3弾
高校総体全国高校選抜大会佐賀商業高校バレーボール

1931(昭和6)年に創部された佐賀商業高校男子バレーボール部。全国大会出場回数は県内最多回数を誇るバレーボールの強豪を引っ張る4人の選手がいます。
嬉野市出身の川原選手、竹下選手、宮崎選手、中島選手。小学校からバレーボールをはじめ、同じ夢を持って佐賀商業高校に入学し、寮で生活を共にしながら努力を重ねる4選手。
本特集では、4人の出会いから現在に至るまでを取材しました。

左から宮崎選手、中島選手、川原選手、竹下選手


憧れの姿

それぞれ、小学生や中学生で県選抜に選ばれる実力のあった4人。高校でもバレーボールを続けたいと選んだのは佐賀商業高校。伝統ある強豪校である佐賀商のバレーを小さい時から見ていた。
佐賀商男子バレーボール部監督の中村先生から「一緒に戦いたい」と選手と同じ目線での言葉が心に残り、ライバルである佐賀学園が春高を4連覇していたが、佐賀商に進学することを決意。
川原選手は「佐賀商のバレーが見ていてワクワクしたし面白かった。自分達が佐賀商に入って佐賀学園が勝っているこの時代を変えてやろうと4人で言い合って決めました。」と振り返った。

当時を振り返る川原選手


新天地へのチャレンジ

高校1年生からレギュラーを獲得。しかし、そう上手くはいかなかった。体格も違えば、積み重ねてきた時間も長い選手ばかり。さらに、入寮や1年生でレギュラーというプレッシャーもあったのかもしれない。
4人中3人が小学校からバレーボールを続けてきて、今までで一番辛かったのは高校1年生だと話した。

当時を振り返る中島選手


苦しさを乗り越えて

高校1年生の苦しい期間を乗り越えて迎えた、2023年4月。高校2年生になってすぐの第68回全九州バレーボール総合選手権大会佐賀県予選会。これまでと同じく決勝の相手は佐賀学園高校。3ヶ月前にフルセットの死闘の末に敗れていたリベンジとなった。2-0(25-16 25-14)で佐賀学園を破り優勝した。
さらに、総体でも優勝。インターハイではベスト16にまで進出した。12月の春高バレー決勝では佐賀学園に敗れたが、年が明けて1月の新人戦では再度リベンジを果たし優勝。
入学時の決意そのままにもう一度佐賀商の時代を創っている。

新人戦で優勝した佐賀商業高校男子バレーボール部


目指すは全国ベスト8

バレーボールに熱い思いを注ぎ、今や強豪校のチームの要である4人。小学校で達成できなかった九州大会出場を中学校で。中学校で達成できなかった全国大会出場を高校で達成している。次の目標は全国ベスト8。これまでもそうしてきたようにバレーボールに真摯に向き合い、突き進んでいくのだろう。


まさに今、新たな目標へ向けて歩んでいる一人一人の3人に対する思い、どうしてここまで強くなれたのか。インタビューを第4弾として明日公開。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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