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【佐賀 総体 2024 注目チーム バレーボール】佐賀学園高校女子バレーボール部 佐保孝明 監督「プレーの精度を追い求めて常に優勝を狙う」

配信:
2024/4/29 6:00:05
取材:
2024/4/24 7:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム バレーボール】佐賀学園高校女子バレーボール部 佐保孝明 監督「プレーの精度を追い求めて常に優勝を狙う」
高校総体佐賀学園高校バレーボール

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、令和4年度に創部初の春高バレー全国大会への出場を果たすなど、近年の活躍が目覚ましい佐賀学園高校女子バレーボール部。高校総体を2連覇中の彼女たちだが、前回の春高バレーをかけた決勝でライバル佐賀清和に敗北し、新チームになってからは準優勝にとどまっている。総体3連覇に向けて日々練習に励んでいる。

本記事では、監督を務める佐保孝明先生の総体にかける思いに迫る。


サーブで攻める

昨年末から新チームとなり、メンバーのほとんどが替わったという。佐保監督は新チームについて「昨年のような高さはないが、色んな能力を持った選手が揃っていて隙がないチーム。選手層の厚さが強み。」と評価している。

また、新年度より使用ボールが変更される点に着目し、「変更後のボールは強く打ってもコートに入る。」という監督自身の経験からサーブの強化を開始。デュースというルールにより、連続得点をしなければセットを奪うことができないバレーボールにおいて、サーブで攻めることが重要だと、新チームに強みを作り出した。


1月の新人戦、4月の観桜大会で準優勝

1月の新人戦、4月の観桜大会ともに決勝でライバル佐賀清和と激突。2大会とも敗北となったが、確実に成長を感じているようだ。
新人戦は、1セット目リードしていたところから逆転され、セットカウント0-2でストレートでの敗北だったが、観桜大会では体力的にハードな状況で、1セットを奪い、セットカウント1-2で敗北。奪ったセットは、19-17でリードされている所から吉田選手のサーブで8本連続ポイント。練習してきたサーブで佐賀清和を相手に理想の展開を作り出した。「やってきたことを試合で出すことができ、成長を感じた大会だった。」と総体に向けて手応えを感じている。


主将を務める山﨑姫楽選手

昨年からスターティングメンバーとして出場している選手は山﨑選手のみ。「全国を経験した昨年、一昨年のチームの高い意識を新チームにも引き継いでほしい。」と期待を寄せる。「性格はおっとりしている。周りに厳しくいうタイプというよりは、周りに気を遣いながらみんなで進んでいけるタイプ。試合になったら、要所で気持ちを出してやってくれる。そういうところにみんながついていける。」と全員で戦うチームへと成長していくのだろう。


総体に向けて

「新年度になり学年が変わって、3年生の気持ちが見えてきている。しかし、1,2年生にどこか「3年生がやってくれる」という気持ちがあるのかもしれない。学年関係なく、このチーム全員で優勝するんだと一つになることが必要。」と語る佐保監督。総体2週間前に九州大会への出場を控えており、当日も暑い中のプレーとなる。「コンディションを調整し、選手が全力でやれる環境を作ることが僕の役割。」と総体での王座奪還に向け、準備は万端だ。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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