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【佐賀 総体 2023】ソフトテニス男子団体 嬉野が逆境にも負けない底力を見せ3連覇

配信:
2023/5/28 18:06:40
取材:
2023/5/28 8:30:00
【佐賀 総体 2023】ソフトテニス男子団体 嬉野が逆境にも負けない底力を見せ3連覇
高校総体嬉野高校ソフトテニス

5月28日(日)、唐津河畔公園庭球場にて第61回佐賀県高等学校総合体育大会 ソフトテニス競技男子団体が開催され、嬉野高校が優勝し、3連覇を達成した。

予選を勝ち進み、決勝リーグへと駒を進めたのは、嬉野・鹿島・唐津工・佐賀工の4校。
嬉野と佐賀工が2勝し、この2校が優勝をかけて最終戦を戦うこととなった。

前日の個人戦でベスト4を独占し、これまでの県大会でも優勝している嬉野に対し、準優勝の苦渋をなめてきた佐賀工。試合は3面展開で行われ、1ポイントずつに全力で喜ぶ、これまでの全てをかけた熱い試合が始まった。

3試合がほぼ同時に開始され、3試合とも1ポイント目を取ったのは佐賀工。佐賀工ベンチから次々に喜びの声が上がる。そこから勢いづいた佐賀工。山田・内田(佐賀工)は、前日の個人戦優勝ペアである木下・藤井(嬉野)に対し、速いテンポでのパッシングを武器にゲームカウント2-1リード。池上・糸山(佐賀工)は、井田・中島(嬉野)をゲームカウント3-1まで追い詰める。

しかし、ここは2連覇中の強豪嬉野。3番手の松尾・熊本(嬉野)が勝ちきり、先に1歩優勝に近づく。この勝利がきっかけとなったのだろうか。ここから、木下・藤井(嬉野)は簡単に点を奪われない粘り強さ、井田・中島(嬉野)は要所こそ攻め抜くメンタルの強さを見せ、流れを少しずつ取り戻すと、序盤に起きていたミスでの失点がほとんど無くなった木下・藤井(嬉野)が4-2で勝利。ゲームカウント3-3でファイナルへ突入していた井田・中島(嬉野)もデュースの末に勝利し、嬉野が全勝優勝を果たした。

相手の打球を読み、ボレーを決める中島選手(嬉野)


井田・中島(嬉野)のポイントに全力で応える嬉野ベンチ


この優勝に、試合後、主将の中島選手は「まずは嬉しいです。最後の試合(佐賀工戦)は満足いかないですけど、みんなの支えがあってできた優勝だと思います。」と語った。
嬉野高校男子ソフトテニス部は北海道で行われるインターハイ、九州大会へ出場する。

かちスポでは、嬉野高校の主将を務める中島選手と逆境の中、崩れることなくペアを支え優勝に貢献した木下選手にインタビューを行った。優勝できた要因は何だったのか。高校総体にかけてきた思い。インターハイへの意気込みは。高校総体終了後から順次記事をアップロードしていく。乞うご期待。

熾烈な戦いを制し、3連覇を果たした嬉野高校


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令和5年度佐賀県高等学校総合体育大会ソフトテニス競技
男子団体

決勝リーグ
1位 嬉野高校(インターハイ・九州大会出場)
2位 佐賀工業高校  (九州大会出場)
3位 唐津工業高校
4位 鹿島高校


記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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