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【カヌー】高校から始めた期待の2人 笹川真吾・大石誠也ペア

配信:
2023/8/27 22:00:04
取材:
2023/8/19 5:00:00
【カヌー】高校から始めた期待の2人 笹川真吾・大石誠也ペア
高校総体神埼高校カヌー

8月2日(水)から8月6日(日)に山形県で開催されたインターハイ2023カヌー競技。高校から競技を始めた笹川選手と大石選手が準決勝にまで進出した。競技歴2年に満たない彼らはどうやって全国の舞台まで進出したのか。本記事では来年のインターハイ、そしてSAGA2024を目指す2人に迫る。


呼吸を合わせる2人(左:笹川真吾選手 右:大石誠也選手)

高校に入ってからカヌーに出会った

中学まで別のスポーツをしていた2人。笹川選手はバレーボール部、大石選手は剣道部に所属していた。神埼高校に入学後、そのままバレーボールと剣道を続けようと思っていたという。どうしてカヌー部に入部することになったのか。
笹川選手:バレー部が廃部になったことがきっかけです。その時に他のいくつかの部活動も廃部になって、カヌー部が楽しそうだなと思ったので入部しました。
大石選手:入学してすぐの体験会でカヌーをやってみて、水上でスポーツをすることが今までに無いことで楽しかったので剣道ではなく、カヌー部に入部することにしました。


バレー、剣道が今活きている

それぞれ違うスポーツを頑張ってきた。神埼高校カヌー部にはジュニアから競技に取り組んでいる人も多い。競技歴が短いというハンデを抱えながら日々競争している2人。そんな彼らは他のスポーツをやっていたからこその強みがあるという。
笹川選手:バレーボールはチームスポーツというところがカヌーと違うところなので、そこで身についてきた協調性があります。カヌーは(1人乗りの場合は)水上に出たら1人なので、自分しか頼れないという全く違う環境が今までに無い経験で日々成長できています。
大石選手:パドルを水に入れる時の手首の使い方が剣道のメンと似ていて、何回もやってきた動きなので活かせていると思います。


お互いを尊敬している

ペアでは息を合わせて漕ぐことで1+1が3にも4にもなる種目。お互いを尊敬してプレーすることが大切だ。2人にお互いのことを聞いてみた。


笹川選手からみた大石選手

「大石は、勝負事に強いです。自分の芯を持っていて、本番でも崩れずに練習通りの力を出してくれるところが頼りになりますしすごいなと思います。」


大石選手から見た笹川選手

「笹川のいいところは先生からもらったアドバイスをすぐに理解して、すぐに水上で体現できるところです。すごいなと思いますし羨ましいです。」



ペアとして目指すところは

インターハイまで笹川選手が前でプレーしていたが、身長183cmのリーチを活かすため前後を入れ替えたこのペア。高校生活最後となる来年に向けて気合い十分だ。そんな2人の目標はペアでの優勝。
「来年のインターハイは今年の悔しさを晴らして優勝したいですし、国スポが佐賀であるのでそこでもペアで優勝したい」と語った。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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