【総体優勝特集】団体優勝 佐賀清和高校女子ソフトテニス部 主将 石井選手「素直に嬉しい」 活躍 林田・松下ペア「ほっとしている」

2023年の夏に行われる佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で優勝したチームを取材する本特集。
ソフトテニス競技女子団体で優勝したのは、佐賀清和高校女子ソフトテニス部。
1年生からチームの主力として活躍し、今年はキャプテンとして力強くチームを牽引した石井選手、決勝リーグの3試合すべてがファイナルゲームとタフな展開ながらも、優勝を決めた林田・松下ペア。
試合直後の3人にインタビューを行った。

主将　石井春菜　選手

ーー優勝した今の率直な気持ちを教えてください！

ずっと嬉野に勝ってインターハイに行くことを目標に練習して来ていたので素直に嬉しいです！

ーー昨日の個人戦決勝で嬉野に敗北しそのリベンジという思いもあった中、今日は気迫が前面に出ていたと思います。どんな思いでプレーしていましたか？

昨日負けたペアのうちの1人が対戦相手で、自分達は1番手で出ていたので他の人が少しでも安心して試合ができるように勝ちたいなと思って試合をしていました。

ーーキャプテンとして、これまでの活動を振り返っていかがですか？

前のキャプテンと比べて全然指示が出せなかったし、自分の気持ちをみんなに伝えることが得意じゃなくて、自分じゃキャプテンが務まらないんじゃないかって考えた時もありました。12月の選抜をかけた試合で負けて、みんなで話し合って、そこから気持ちを切り替えて、「石井の言葉だったらちゃんとみんな聞くよ」というアドバイスをもらったところから少しずつキャプテンとして成長することができたのかなと思います。

ーー今、一番感謝を伝えたい人は？

お母さんに伝えたいです。ずっとずっと応援してくれていて、辛いときは話を聞いて励ましてくれて、勝ったときは一緒に喜んでくれて、負けたときは「次は大丈夫だよ。」って言ってくれて、本当に感謝しかないです。

ーー最後に、インターハイに向けて意気込みをお願いします！

去年も一昨年も団体戦ベスト8の壁で止まっているので、今年は私たちがその壁を越えてベスト4に入りたいと思います！

活躍　林田真奈・松下りょう　ペア（写真同順）

ーー優勝した今の率直な気持ちを教えてください！

林田選手：素直に嬉しいです。
松下選手：まだ実感があんまりないです。（笑）

ーー決勝リーグの3試合、どれも激戦でした。振り返ってどうでしたか？

林田選手：全部、ファイナルゲームまでいったけど、勝てたというのが大きかったです。最後の試合（嬉野戦）は、相手にマッチポイントまで取られていて試合中は不安だったんですけど、自分達を信じて挽回して勝てて本当に良かったと思います。
松下選手：自分の方がガチガチで、ボールが来ることが多かったんですけど、もっと落ち着いて自分の力が発揮できていたらファイナルまで行かずに勝てたかなと反省しています。

ーー2人の勝利で優勝が決まりました。その瞬間はどんな思いでしたか？

林田選手：プレッシャーとか色々あったんですけど、ほっとしたというのが大きかったです。
松下選手：全く同じです。（笑）

ーー今、一番感謝を伝えたい人は？

林田選手：今はやっぱり先生です。顧問の中村先生の指導があったから優勝できたと思います。
松下選手：選べないんですけど、お母さんは自分が清和に行くという決断の背中を押してくれて、その後も支えてくれましたし、応援してくれるチームメイトとか保護者さんがいなかったら勝てなかったと思います。中村先生にも遠征とかたくさん連れて行ってもらって、みんなに感謝しています。

ーー最後に、インターハイに向けて意気込みをお願いします！

林田選手：今までの先輩方が個人戦でも団体戦でもベスト8が最高記録なので、それを越えられるようにもっと練習を頑張りたいと思います！
松下選手：あとは向かっていってやるだけだと思うので、やることを絞って良い結果を出したいです！


令和5年度 全九州高等学校体育大会 ソフトテニス競技は、6月30日(金)〜7月2日(日)に長崎市総合運動公園かきどまり庭球場にて開催され、
令和5年度 全国高等学校総合体育大会（インターハイ）ソフトテニス競技は、男子は7月23日〜25日、女子は7月27日〜29日に北海道の苫小牧市緑ケ丘公園庭球場にて開催される。