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【佐賀商業高校水泳部】主将 嘉村起努選手「全力で諦めることなくスタートからタッチまで」

配信:
2023/7/28 22:00:04
取材:
2023/7/21 5:00:00
【佐賀商業高校水泳部】主将 嘉村起努選手「全力で諦めることなくスタートからタッチまで」
高校総体佐賀商業高校水泳

佐賀総体を圧倒的な力で優勝し、インターハイ出場を果たした佐賀商業水泳部。「佐賀と九州で強い佐賀商業を見せることができた」と話す主将の嘉村選手と沖田先生にインタビューを行い、佐賀商業水泳部の「これまで」と「これから」を紹介していく。本記事では、これから始まるIHへの意気込みを紹介していく。

IHまでの改善ポイント

リレーでタイムを縮めるのは個々の泳ぐタイムだけではない。陸上で言うところのバトンパスは水泳のリレーでも存在し、タイムに大きな影響を与える。嘉村選手も「佐賀総体、九州総体では、引継ぎ(バトンパス)の練習があまりできていなかったので、練習すれば1秒ほど縮められそう」と答えた。現時点では、引継ぎに0.6秒ほどかかっているようだが、目指すは、0.3秒ほど。全国の舞台でどれだけ成果を出せるか必見である。

全国的にも仲のいいチームで

佐賀商業水泳部の強みはと聞くと、「元気の良さと仲の良さは全国でも目立つ」と答えた嘉村選手。当然、先輩・後輩の関係性を要する場面もあるが、練習中も含めて、かなりコミュニケーションが多く取られているといった印象であった。これは、1年生、2年生が活躍している要因にも繋がり、チーム一丸となって「水泳」に取り組んでいることがよくわかるものである。

自分を変えてもらった佐賀商業に恩返しを

中学生までの嘉村選手は、「ヤンチャでオラオラしていて、挨拶や礼儀がなってなかった」と振り返る。しかし、取材班の前にいる嘉村選手は、その面影はなく、礼儀正しい青年であった。佐賀商業に入学して、教えてもらったことは礼儀や挨拶など、「社会に出ても通用すること」。「自分を変えてもらったので、佐賀商業には誇りを持っています」と力強く答えた嘉村選手を始め、生徒一人ひとりが校門をくぐったすぐにある横断幕にある「佐商プライド」を持つ本当に活気溢れる学校であることを来校するたびに感じる。その誇りを胸にIHでは昨年以上の結果を目指して戦うことを誓う。

インターハイでは全力で諦めることなく

佐賀商業での水泳ももう残りわずか。「自分が良ければいいのではなくて、佐商水泳部に感謝の気持ちを込めて、全力で諦めることなくスタートからタッチまで泳ぎたい」とインターハイの意気込みを語る嘉村選手。沖田先生も九州大会のタイムを超えてくれることを目標にインターハイに挑みたいと語った。

これからも強い佐賀商業を

「これからも佐賀商業が県、九州、全国で強いと広がっていくように、1人1人が全国で勝つ意識を持って泳ぎたい」
チーム1人1人が佐賀から離れた北海道の地でベストを尽くし、嬉しい結果を持って帰ってきてくるように県をあげて応援していきたい。


全国高等学校総合体育大会水泳競技は、8月17日(木)に北海道立野幌総合運動公園水泳プールにて開幕する。
佐賀商業高校からは以下の選手が出場する。

・100m×4 フリーリレー (堤、嘉村、歌野原、野田)
・100m×4 メドレーリレー (副島、鶴田、波多、嘉村)
・200m×4 フリーリレー (歌野原、堤、佐藤、野田)
・50m自由形 渋谷琥玲亜
・200mバタフライ 野田絢汰

記事
株式会社WIDE - 山口修平

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