【総体優勝特集】テニス男子個人　シングルス優勝 福永真大選手（鳥栖商）　ダブルス優勝 坂本匠・今村潤矢ペア（致遠館）

2023年の夏に行われる佐賀県高等学校総合体育大会（高校総体）で優勝したチームを取材する本特集。
テニス競技男子シングルスでは、団体戦優勝に大きく貢献した福永真大選手（鳥栖商）が、そのままの勢いで優勝を果たした。ダブルスでは、坂本匠・今村潤矢ペア（致遠館）が苦しい場面でも元気よくプレーし、「2人での得点」を武器に優勝した。
今回は、試合直後の3人にインタビューを行った。

シングルス優勝　福永真大　選手

ーー優勝した今の率直な気持ちについて教えてください。

嬉しいです。

ーー団体戦で優勝してその勢いのまま個人戦を迎えたと思うのですが、団体戦後の調子の上がりはどうでしたか？

団体戦で優勝して強気でいけていて、1つ1つのプレーが団体戦を通して良くなったです。

ーー試合中、後ろからたくさんの声援がありましたが、やはり力になりましたか？

チームメイトや親、他の保護者さんに応援して頂いてやっぱりすごい力になりました。

ーー優勝した瞬間、大の字で仰向けになっていました。その時の気持ちはどうでしたか？

やってやったぞっていう感じです。総体に向けて自分のモチベーションとプレーを磨いてきたつもりだったので、出せるだけ出し切れて本当に嬉しかったです。

優勝を果たし、思いが溢れた福永真大選手（鳥栖商）

ーー九州大会、インターハイでの目標や意気込みを教えてください！

九州大会、インターハイとなるとレベルが高くなっていくため1試合1試合自分らしいプレーを出来たらと思います。

ダブルス優勝　坂本匠・今村潤矢　ペア（写真順通り）

ーー優勝した今の率直な気持ちについて教えてください。

坂本選手：僕はまだ優勝の実感があまりないです。
今村選手：今まで結構挫折とかがあって優勝を1度もした事がなくて今回最後の総体で頑張ろうとペアで話し合った結果、最後接戦を制し優勝できてあまり実感はないんですが、とても嬉しいです。

ーー第14ゲームでのマッチポイントを相手に防がれたあと、どんな気持ちでプレーしようと思っていましたか？

坂本選手：相手のサーブゲームで取られたものは仕方ないから自分のサーブをキープするのを意識して次のゲームに臨みました。
今村選手：ポイントを取られた時は心が折れそうでしたが、元気を失ったら僕達は負けてしまうので明るさ、元気だけは失ってはいけないと思ってプレーしました。

ーー試合中にこれだけは相手に負けないぞというものはありましたか？

坂本選手：僕たちのペアの特徴でもあるんですけどしっかり声を出して元気よくというところと僕はボレーが得意なので、ボレーでは負けないように自分から攻めるようにしていました。
今村選手：僕たちの戦いはストロークではだいたい負けてしまう形になるが、ボレーだけは2人とも自信があるのでどんなに競っていてもボレーをするというのは負けないと思います。

2人の力で優勝を掴んだ坂本匠・今村潤矢ペア（写真順通り）

ーー九州大会、インターハイでの目標や意気込みを教えてください！

坂本選手：初めての個人戦での九州大会、インターハイなんですけど、緊張せず自分らしく思い切りプレーして1回でも多く勝てるように頑張ろうと思います。
今村選手：緊張すると思うんですけど、そんな状態でもいつも通り声を出して、いつも通りの自分たちのプレーをして1勝でも多くできるよう頑張りたいと思います。



令和5年度 全国高等学校総合体育大会（インターハイ）テニス競技個人戦は、8月4日〜7日に北海道の苫小牧市緑ケ丘公園庭球場、千歳市青葉公園庭球場にて開催される。