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【佐賀商業男子バレーボール部】「小学校から共に戦ってきた仲間と目指す全国」第1弾

配信:
2024/3/8 6:00:05
取材:
2024/3/5 1:00:00
【佐賀商業男子バレーボール部】「小学校から共に戦ってきた仲間と目指す全国」第1弾
高校総体全国高校選抜大会佐賀商業高校バレーボール

1931(昭和6)年に創部された佐賀商業高校男子バレーボール部。全国大会出場回数は県内最多回数を誇るバレーボールの強豪を引っ張る4人の選手がいます。
嬉野市出身の川原選手、竹下選手、宮崎選手、中島選手。小学校からバレーボールをはじめ、同じ夢を持って佐賀商業高校に入学し、寮で生活を共にしながら努力を重ねる4選手。
本特集では、4人の出会いから現在に至るまでを取材しました。

左から宮崎選手、中島選手、川原選手、竹下選手


バレーボールとの出会い

川原選手のバレーボールとの出会いは小学2年生。姉である美咲さん、綺華さんが所属するチームが人員不足になったことがきっかけだった。大会に参加するため、「立っているだけでいい」と初めてコートに立った。

姉2人画所属するチームで試合に出場した川原選手(中央下)


「パパ、ごめんなさい。ぼくバレーがしたいです。」

初めてコートに立った1ヶ月後、川原選手は父の良太さんに「パパ、ごめんなさい。ぼくバレーがしたいです。」と言ったという。3月から野球をしようとバットやグローブを買ってもらっていた申し訳なさやバレーボール未経験の父が男子チームを作るところから始めなければならない大変さを子どもながらに感じ、それでもバレーボールがしたいという思いから出た言葉だった。

この言葉を受け、良太さんが主導となり小学3年生の6月に嬉野男子JVCが発足。この時に同じ状況だった竹下選手が仲間に加わり、7人でスタートした。

嬉野男子JVC創設


なかなか優勝できない

バレーボールへの思いは強かったものの、クラブとしては創設1年目。現実は甘くなかった。約2年間、優勝を手に入れることができなかった。

初めての優勝

そして迎えた2018年1月の藤津鹿島地区新人戦。川原選手がバレーボールと出会った大会である。この大会で嬉野男子JVCは初めての優勝を飾った。

初めての優勝


小学校卒業…中学へ

初めての優勝から勢いに乗ったチームは快進撃を見せた。久光製薬旗佐賀県小学生バレーボール優勝大会で3位入賞を果たすと、九州ドリームマッチ佐賀県選抜に小学5年生から加入していた宮崎選手、川原選手、竹下選手が選ばれた。しかし、チームとして九州大会への出場まではあと1勝足りなかった。

九州大会まであと一歩。悔し涙を流す選手たち


確実に成長し、頭角を表しはじめた嬉野男子JVC。小学校を卒業し中学へ。しかし男子バレーボール部は無い。続きは第2弾。明日公開。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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