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【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】佐賀清和高校 女子ソフトテニス部 主将 田代愛花選手「清和らしく粘り強く戦いたい」

配信:
2024/5/13 6:00:05
取材:
2024/4/23 2:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム ソフトテニス】佐賀清和高校 女子ソフトテニス部 主将 田代愛花選手「清和らしく粘り強く戦いたい」
高校総体佐賀清和高校ソフトテニス

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、昨年の県総体で団体優勝を果たした佐賀清和高校女子ソフトテニス部。
新チームで戦った昨年10月の新人戦では、ライバル嬉野高校に競り勝ち優勝。県総体3連覇中の佐賀清和がこの夏にかける思いに迫る。

本記事では、キャプテンを務める田代愛花選手に総体への思いを聞いた。



粘り強さを武器に、栄光をつかみ取る

 県総体三連覇中で、昨年の新人戦でも優勝を遂げた佐賀清和。新人戦の九州大会では5位入賞を果たし、全国大会に進出した。今年の総体の目標について「個人の部はベスト8独占、団体の部は優勝」と話してくれた田代選手。「これまで様々な強豪チームと練習試合をする貴重な経験をさせてもらいましたが、強いチームはテンポの速さや打ち込むコースなどが洗練されていると感じたので、それを自分たちも身につけることができるように練習をしています。それにプラスして、清和の強みである『粘り強さ』を発揮していきたいと思っています。」と語ってくれた。




お互いを鼓舞して全員で戦う

 チームの強みについて「どんな展開になっても、どんなにキツイボールが来たとしても、一球一球必死で追いかけること、負けていても声を出してお互いを鼓舞できること、それを全員で体現できること」と語る田代選手。その『粘り強さ』と『一体感』を武器に、これまで何度も接戦を制してきた。



”ライバル”嬉野高校との戦い

 佐賀清和の輝かしい記録の裏には必ず"ライバル"嬉野との激闘があった。
 昨年の高校総体、県新人戦の決勝はもちろん、新人戦の九州大会5位決定戦でも嬉野高校と対戦。九州大会で県勢同士の戦いとなった一戦は、勝った方が全国大会の出場権を手にする重要な試合であった。この試合に勝利した佐賀清和であったが、一体感を持って粘り強く戦うことができた結果だと田代選手は語る。「一番手で勝ち、二番手で負けての三番手勝負という展開でした。キツイ中でも、試合をしている二人が下を向かずにプレーできるように、周囲が声かけをできました。得点を取ったときは全員で喜んで、相手が得点を取ったときは全力で励まして、コートに立っている二人だけではなく、チーム全員で戦えたことが良かったと思います。」



感謝の思いを胸に戦う

 集大成となる総体でも、ライバルに打ち勝たずして優勝することはできない。「嬉野高校も含め、県内のペアとは何回も対戦しているので、相手の長所も短所も理解しています。そこも踏まえて、冷静に力が入りすぎないようにプレーをしていきたいです。」と静かに闘志を燃やす田代選手。「最後の総体で、親やお世話になった人たちも応援に来てくれると思うので、そういった方々の期待に応えられるように、最後まで全力で戦い抜きたいです。」と、感謝の気持ちを胸に戦う佐賀清和女子ソフトテニス部にぜひ注目して欲しい。


記事
株式会社WIDE - 北原誠大

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