【2024 佐賀 総体 女子バスケットボール 優勝インタビュー】3年ぶり10回目の優勝を果たした佐賀北の田中主将、山田選手、武藤監督にインタビュー!
5月28日(火)、唐津市文化体育館にて令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会バスケットボール競技が開催された。
予選を勝ち抜き、決勝リーグへ進出したのは佐賀北・佐賀清和・佐賀商・佐賀東の4校。27日(月)に行われた試合で第1・第2シードの佐賀北・清和が2勝を挙げ、インターハイをかけた最終決戦は、新人戦・春季大会と同じカードとなった。
先にリードしたのは佐賀北。固いディフェンスからの攻撃を武器にじわじわと点差を広げた。中盤、佐賀清和が連続得点で追い上げるも佐賀北がリードを守り切り、3年ぶり10回目の優勝を果たした。
本記事では優勝した佐賀北の田中主将と最多得点の山田選手、武藤監督にインタビューを行った。
優勝した佐賀北高校
ーー今日の試合を振り返ってどうでしたか?
田中:いつもよりスクリーンアウトされたけど、それを押し返すぐらいゴール下まで入ってリバウンドを取れたと思います。
山田:出だしはドライブを仕掛けてもシュートが入らなくて焦ったんですけど、時間が経つにつれてシュートが入るようになって、色んな攻撃ができたのでいいゲームだったと思います。
ーー試合中にはどんな声がありましたか?
田中:タイムアウトとかハーフタイム明けの再開するときに「0対0のつもりでやろう!」と声をかけていました。
山田:点差を縮められてみんなが焦っている時があったんですけど、シュートが入らなくてもリバウンドで繋いで、できることをしっかりやるような声をかけるように意識していました。
4番 田中 佐季 主将
ーー序盤からじわじわと点差を離しましたが、田中選手が下がったタイミングで清和の追い上げがありました。そのあと、また点差を離すことができた要因は?
田中:3回目のファウルをしてしまった時に感情的になってしまっていた部分があって、一旦ベンチに戻って頭を冷やして、「同じミスはしない」と反省してコートに戻ることができたので、そこでうまく切り替えられたことが良かったと思います。
12番 山田 彩乃 選手
ーー自分のこんなプレーが良かったなというところはありますか?
山田:始まってすぐ、4番(田中選手)とかがいない時間帯があって、その時に相手に追いつかれずに戻ってくるまで繋いでできたところが良かったと思います。
ーー九州大会・インターハイと戦いはまだまだ続きます。意気込みをお願いします!
田中・山田:県大会優勝、インターハイ2勝の目標を持って1年間やってきたので、その目標を達成できるように頑張りたいです!
武藤広樹監督
ーー今日の試合を振り返ってどうでしたか?
ここ2年間ぐらい出だしでやられていたので、気持ちの準備ができてスタートからいけたことが大きかったかなと思います。中盤、追いつかれた時にそのまま呑まれずに弾き返せたところは選手の成長を感じました。
ーー主将の田中選手がベンチに下がったタイミングで清和の猛追がありました。その時はどういう考えだったのでしょう?
田中のファウルがたまってきたので一度下げて、点差をかなり縮められたので戻したんですが、ファウルをせずに粘ってくれたので良かったです。この試合のターニングポイントだったんじゃないかなと思います。
ーー12番山田選手の攻撃力が目立ちました。その部分はいかがですか?
山田のドライブも良かったんですが、リバウンドあってのオフェンスなので、球際の強さを全員で出せたいいディフェンスができていたと思います。
ーー九州大会・インターハイに向けては?
今回の試合試合は6,7人しか試合に出ていないので、選手層を厚くしていかなければいけないなと思います。また、他県のサイズの大きなバスケットにも戦えるようにしていけたらと思います。
この大会で優勝した佐賀北は、8月3日(土)〜9日(金)に福岡市総合体育館で行われる北部九州総体(令和6年度全国高等学校総合体育大会)に出場する。
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令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会バスケットボール競技
女子
佐賀北 99-54 佐賀東
清和高 84-57 佐賀商
佐賀北 88-59 佐賀商
清和高 87-39 佐賀東
佐賀商 84-76 佐賀東
佐賀北 84-63 清和高