【2024 佐賀 ソフトテニス 夏季大会 優勝インタビュー】男子個人で優勝を果たした松尾航希・山口柊ペア（嬉野）にインタビュー！

8月21日(水)、唐津市松浦河畔公園庭球場にて令和6年度佐賀県高校生夏季ソフトテニス選手権大会 男子が開催された。

5月に行われた県総体で準優勝した山口柊選手が引っ張る第1シードの松尾航希・山口柊ペア（嬉野）が勝ち上がる中、第2シードの1年生ペアである仁戸田・川浪（嬉野）が順当に勝ち上がり、決勝戦は同校対決。松尾・山口ペアが終始ペースを握り、G④-0で優勝を決めた。

本記事では優勝した嬉野高校の松尾航希・山口柊ペアにインタビューを行った。

嬉野高校　松尾航希・山口柊ペア

（左から山口選手、松尾選手）

ーー優勝して、まずは率直な今の気持ちを教えてください！

松尾：新チームになって一番最初の大会だったので勝ててとても嬉しいです！
山口：2連覇を達成して嬉しいです！

ーー最後の決勝戦を振り返って、どんな試合でしたか？

松尾：決勝戦はペアが頑張ってくれたのでとても気持ちいい試合でした。
山口：決勝は同校対決だったので、相手の得意なプレーを分かっているので、そこを潰すようにしました。上手くいったので良かったです。

ーー山口選手のネットプレーが目立ちましたが、自分のプレーの中で良かったプレーはありましたか？

山口：自分が得点を決めた後に、「もう一本」と次のポイントにスムーズにいけたところが良かったです。悪かったところはポーチボレー（前衛が自らの守備範囲外のボールを取りに行く攻撃的なプレー）にチャレンジして、相手後衛にやられた時にペアと噛み合わずにポイントを取られてしまったところがもったいなかったです。

ーー今日の試合で「もっとできたな」というところはありましたか？

松尾：試合前のウォーミングアップが足りなかったかなと思っています。万全の準備で100％の力が出せるようにしたいです。
山口：ペアのことも考えなければいけないところで自分を優先してしまったので、コミュニケーションを取ってスムーズに勝てる試合ができるようにしたいです。

ーー決勝は同校対決でしたが、準決勝はライバルである佐賀工業との戦いでしたが、どんな戦いでしたか？

松尾：中学生の時から県選抜で一緒に戦っていた選手で、「絶対に勝ちたい」と思って臨んで勝てたので良かったです。
山口：佐賀工業は自分達と違って後衛主体のテニスで、自分が相手後衛のクロスを抑えきれなかったので、次は抑えられるように頑張ります。

ーー新チームになり初めての大会でしたが、これまでと違う点はありましたか？

松尾：これまで3年生が凄かったので、新チームになる前は3年生から受ける影響が大きくて、これからも嬉野がその跡を継いでいけるように頑張っていきたいと思います。
山口：インターハイで悔しい結果で終わって、もっと上にいくためには「何かを変えないといけない」と思いました。新チームではテニスだけでなく、行動から勝てるチームにしたいと思います。

ーー監督から何か言葉をかけていただきましたか？

松尾：いつものプレーができていない時に平常心になれるような言葉をたくさんいただきました。
山口：2年生では自分が国スポに選んでいただいていて、その時に勝負を仕掛けられていなくて、アドバイスをいただくことがあって、今回の大会ではどんどん勝負を仕掛けられたので良かったです。

ーー次の大会は全国選抜へと繋がっていく新人戦です。意気込みをお願いします！

松尾：新人戦も優勝して、全国でも活躍できるように頑張りたいです。
山口：今日の試合で出た課題に取り組んで、新人戦に向けて仕上げられるように頑張ります。

-----
令和6年度佐賀県高校生夏季ソフトテニス選手権大会
男子個人
〈準々決勝〉
松尾・山口（嬉野）　④-0　大川内・井上（小城）
西・西村（佐工）　④-2　田中・小川（嬉野）
神近・鶴（鹿島）　2-④　重松・松隈（佐工）
山田・山口（佐工）　1-④　仁戸田・川浪（嬉野）
〈準決勝〉
松尾・山口（嬉野）　④-2　西・西村（佐工）
重松・松隈（佐工）　0-④　仁戸田・川浪（嬉野）
〈決勝〉
松尾・山口（嬉野）　④-0　仁戸田・川浪（嬉野）