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【佐賀 総体 2024 注目チーム サッカー】佐賀東 サッカー 部 大島弘賀 選手 「ヒガシの10番」を背負う男の覚悟に迫る!

配信:
2024/4/25 6:00:05
取材:
2024/4/17 6:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム サッカー】佐賀東 サッカー 部 大島弘賀 選手 「ヒガシの10番」を背負う男の覚悟に迫る!
高校総体佐賀東高校サッカー

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、近年、圧倒的な強さで県内タイトルを獲得している佐賀東高校サッカー部。昨年度は新人戦・県総体・選手権県大会の三冠を達成し、今年の1月には全国高校サッカー選手権でベスト8を達成。新チームとして最初の公式戦となった新人戦でも県大会優勝、九州大会ベスト4と強さを示した。

本記事では、攻撃の核としてチームを牽引する大島弘賀選手の総体にかける思いに迫る。


佐賀東高校サッカー部 大島弘賀 選手



兄に憧れてサッカーを始め、兄を超えるために佐賀東へ進学

大島選手がサッカーをはじめたのは5歳の頃。「兄がサッカーをやっていて、兄が所属していた小学校のサッカーチームが、幼稚園生向けのチームを運営していたので、そこでサッカーをはじめました。」 お兄さんの影響でサッカーをはじめた大島選手は、中学生まで地元の鹿児島県でサッカーに励んだ。
高校進学のタイミングで、親元を離れ、佐賀県の佐賀東高校へ進学することを決めた理由について大島選手は「中二のときに兄が、選手権に出場する姿を現地で観戦しました。結果は初戦で市立船橋に負けてしまったのですが、非常に感動しました。兄が試合に負けて悔し涙を流している姿を見て、『兄が行った高校で兄のリベンジをして、兄の結果を越えたい』と思い、佐賀東高校に進学することを選びました。」と語った。

親のありがたみを知った寮生活

地元の鹿児島県を離れ、佐賀東高校に進学した大島選手。親元を離れ、寮生活を送っているが「人と話すことが好きなので、すぐに仲間と打ち解けることができました。人間関係の部分では苦労はなかったです」と話してくれた。
ただ、生活面では慣れない部分も多かったそう。「自分のことを自分でやることの大変さは感じました。今まで親に頼っていた部分だったので、親のありがたみは痛感しました。」



昨年の先輩の成績を超えるために

昨年、全国選手権大会ベスト8を成し遂げた佐賀東高校。大島選手は攻撃の要として活躍した。
「去年、先輩方には宮川主将を中心に良い選手が多かったですし、練習も良い雰囲気でやれていましたが、それでも選手権では準々決勝で負けてしまいました。それを考えると、今年、選手権でさらに良い成績を残していくためには、もっともっとお互いに高め合って、頑張らなければと感じています。」
先輩の成績を超える「全国ベスト4以上」は簡単なことではないと強調したが、それは昨年のチームを知る大島選手であるからこその言葉であろう。

「ヒガシの10番」という責任

新チームになってからは背番号「10番」を背負う大島選手。10番を背負うようになって、試合中の「意識」にも変化があったと語ってくれた。
「10番を付けさせてもらっているので、去年に比べたら、『自分が点を取る』という意識が強くなりましたし、その意識があったからこそ九州新人やサニックス杯では得点という結果が出せて自信がついてきました。ただ、これまでに負けてしまった試合もあるので、そういう苦しい展開の中でも、自分にボールが来れば流れを変えられるような選手にないたいと思っています。



チームを全国優勝へと導く

高校総体に向けて、大島選手は「全試合で得点を取りたいです。自分は一年生の頃も高校総体で出場させてもらいましたが、帝京長岡に負けてしまいました。二年生の時はケガで出られなかったので、今年は"三度目の正直"という思いです。まずは県大会でしっかり優勝して、これまで色んな経験をさせてもらったので、それをチームに還元して、チームを日本一に導きたいと思っています。』と力強く語ってくれた。
佐賀東高校の"10番"の覚悟と責任について語ってくれた大島選手。高校総体では大島選手のプレーにぜひ注目して欲しい。



記事
株式会社WIDE - 北原誠大

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