辻発彦さんがプロバスケの解説!?

プロ野球界のレジェンド辻さん
佐賀市出身の元プロ野球選手、辻発彦さん。
現役時代は守備の名手として8度のゴールデングラブ賞を受賞。
引退後は埼玉西武ライオンズで6年間監督を歴任。
2006年に開催された第1回WBCではコーチも務められた。
そんな辻さんに、まさかのバスケの解説を務めていただきました。
佐賀市の誇り、佐賀バルーナーズ
佐賀県佐賀市に拠点を置くプロバスケットボールチーム「佐賀バルーナーズ」。
先日B2リーグ西地区で優勝を果たし、その勢いのままプレーオフ準々決勝を戦い抜きました。
その準々決勝の第2戦をサガテレビで生中継した際に、辻さんにスペシャルリポーターとしてご出演いただきました。
ご出演に至った背景
現役時代は日本一も経験されたことのある辻さん、
監督としても何度もプレーオフに進出した経験がありました。
ただし、野球とソフトボールならまだしも、
野球とバスケでは全く競技が違います。
しかし、プレーオフなど“短期決戦”特有の、
雰囲気の違いや戦い抜き方、そういった分野の知識や解説に関しては、
佐賀県内において辻さんの右に出る方はいないと考え、辻さんにお声がけさせていただきました。
はじめは「バスケはそんなに知らないよ?大したこと言えないかもよ?」と、戸惑いの声もありました。
しかし最終的には「まあ俺の姉ちゃんはバスケの元国体選手だからいけるか!」と、持ち前のジョークでご出演を快諾いただきました。
勝負師、辻さん
前記事(https://kachispo-saga.com/kl73gr6q8cy2)で記載した通り、短期決戦においては、調子の良い選手をすぐに見極め、迷いなく使い続けることが大切だと話していた辻さん。
当時の西部ドームのベンチを彷彿とさせる目つきで、試合前練習からコートを凝視します。
まさしくその姿は「勝負師」そのもの。
試合が始まると、実況の川野アナウンサーとの軽快なテンポで、チームの戦術や会場の雰囲気を伝えてくださいました。
ときにはバルーナーズのマスコットキャラクターバルたんともコミュニケーションを取り、テレビや会場を盛り上げました。
見事プレーオフ準決勝進出を決めたバルーナーズ
約4500人もの来場者が詰めかけたSAGAアリーナ。
大きな歓声もあり、バルーナーズは見事にプレーオフ準決勝進出を決めました。
試合後の辻さんからの総括コメントでは、
「自分自身が選手と監督を引退して感じたことは、ファンの存在の大きさです。家族や知り合いをはじめ、試合に来て下さる沢山の方々、この人たちの応援なしには、100%でパフォーマンスを発揮することは難しかったと思います。これからますますファンも増えてくると思うので、そこにしっかりと有難みを感じてプレーしていってほしいです。」と、おっしゃっていました。
今後の活動について
東京に帰られる際、「今日は楽しかったな、次はサガン鳥栖だな!」と、次回はサガン鳥栖のスペシャルリポーターとしてご出演いただけることになりそうです!
番組関係者からは「辻さんの安定感とコメント力に感動した!」といった声も多く、今後ともかちスポ特別アンバサダーとして、様々な分野で佐賀のスポーツを盛り上げていっていただけたらと思います。
株式会社サガテレビ -