【2024 佐賀 総体 ソフトボール 優勝インタビュー】優勝した佐賀女子のキャプテンにインタビュー!
5月26日(日)、佐賀市健康運動センター多目的グラウンドにて令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会ソフトボール競技が開催され、佐賀女子が4大会連続の優勝を果たした。
決勝は佐賀女子vs鹿島の一戦。序盤から、佐賀女子は自慢の攻撃力を発揮し、得点のチャンスを作る。一方の鹿島も、応援団の大声援を受け集中した守りを見せる。鹿島の粘り強い守備を前に、なかなか複数得点を奪えない佐賀女子であったが迎えた3回表の佐賀女子の攻撃。機動力やバント、長打などを組み合わせた攻撃で一気に畳みかけ、4-0とリードする。それでも最後まで食らいつく鹿島は、6回裏に1点を返す執念を見せたが、最後は佐賀女子がこれを退け、8-1で佐賀女子が勝利した。
優勝した佐賀女子高校
本記事では佐賀女子高校の中村主将と小畑選手にインタビューを行った。
主将 中村真綾 選手
ーー優勝して、まずは率直な今の気持ちを教えてください!
自分たちの目標は日本一なので、その通過点として優勝できたことは良かったなと思います。
ーー最後の決勝戦を振り返って、いかがですか?
初回で先制点を取ることができなかったのですが、1回裏の守備で良いリズムを作ることができて、その後、2回表からは攻め切ることができたのは良かったと思います。
ーーこれまでキャプテンとして色んな苦労をされてきたと思いますが、優勝を掴んだ今、これまでのチームとしての練習・活動を振り返ってもらっていかがですか?
チームの一人一人が考えながら行動しているので、キャプテンだからといって、何か特別なことをしなくても、1つにまとまることができていますし、良い感じでここまで来ていると思います。
ーー今、感謝を伝えたい人は?
監督とコーチです。いつも厳しくも愛情のあるご指導をしてくださるので、お二方には特に感謝を伝えたいです。
ーーそれでは最後に、九州大会、インターハイに向けての意気込みをお願いします!
選抜大会では負けてしまったので、夏のインターハイでは絶対に日本一を取ります!
活躍選手 小畑兎羽 選手
ーー優勝して、まずは率直な今の気持ちを教えてください!
自分は一年生から公式戦で結果を出すことができずに悔しい思いをしてきたのですが、今回、集大成として親が観ている前でバッティングでも守備でも活躍しているところを見せることができて良かったです。
ーー決勝を振り返って、いかがですか?
バッティングに関しては、いつもよりボールも良く見えていましたし、ベンチの声もよく聞こえていたので、リラックスして楽しみながら打席に立つことができていました。
ーー優勝が決まった瞬間、どんな思いがこみ上げてきましたか
自分たちが最上級生となって、これまで九州大会でも悔しい思いをしてきたので、「この大会は圧倒的な力で勝とう」とチーム全員が1つになって挑んだ大会でした。最後、勝った時は「ここまでやってきてよかった」という達成感を感じました。
ーー今、感謝を伝えたい人は?
家族のみんなです。高校進学時にはじめて親元を離れて、福岡から佐賀に来たのですが、親のありがたみを非常に感じました。インターハイでは、もっと良い姿を見せられるように頑張りたいです。
ーーそれでは最後に、九州大会、インターハイに向けての意気込みをお願いします!
前回の九州大会では神村に負けてしまったので、そこにリベンジできるように頑張りたいです。そして、インターハイでは昨年3位と悔しい思いをしたので、先輩たちの気持ちも背負ってその結果を越えられるように、キツイ練習も乗り越えてみんなで頑張ります!
この大会で優勝した佐賀女子高校は、7月22日(月)〜7月25日(木)に長崎県大村市内で開催される北部九州総体(令和6年度全国高等学校総合体育大会)ソフトボール競技に出場する。
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令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会ソフトボール競技
優勝 佐賀女子高校
準優勝 鹿島高校