【2023 佐賀 高校新人戦 男子ハンドボール 優勝インタビュー】優勝した佐賀清和の平尾選手と山下選手にインタビュー！

2023年の秋に行われるSSPフレッシュシリーズで優勝したチームを取材する本特集。

男子ハンドボールは佐賀清和が決勝戦で神埼清明に勝利し、見事優勝を成し遂げた。
今回は、優勝した佐賀清和の平尾選手と山下選手にインタビューを行った。

佐賀清和高校　平尾選手＆山下選手

ーー優勝した今の率直な気持ちを教えてください！

山下：優勝して嬉しいのはあるんですけど、自分達の約束事ができていなかった部分があるので、反省点を次からの練習に活かしていきたいと思います。
平尾：もっとできたかなと思います。

ーーその約束事とは？

山下：相手のポストの選手に落とされないようにするために、空間を潰すようなディフェンスをしようとしていたんですけど、スライド（横に動く）された時のマークの受け渡しが上手くできなくて何回も決められて、後半も修正しきれなかったところがあったので、そこが反省点です。

ーー決勝の神埼清明戦、振り返ってみてどうですか？

平尾：「手を上げて守る」ことを徹底できていなかったので、自分達が思ったより得点されてしまって、思い通りの試合にならなかったと思います。

ーー前半は序盤につけた4〜5点のリードを守り続け、後半はカウンターで大きく点差をつけました。その違いは？

山下：前半は、オフェンスのミスで相手が勢いに乗って、ディフェンスまで引きずってしまったところがあったので、点差を離せなかったかなと思います。後半は流れを掴めたと思います。

ーー山下選手はキーパーですが、試合中はどんなことを考えていますか？

山下：一番後ろから全体が見えるので、約束事ができていなかったらコーチングしますし、相手との駆け引きで次にシュートされた時にどう捕るかを考えています。

ーー平尾選手はセンターバックでゲームキャプテンですが、試合中はどんなことを考えていますか？

平尾：僕がミスするとチームの勝敗に直接関わるので、みんなを落ち着かせる時も必要だと思います。攻撃では僕が引っ張っていかなければいけないので、点が取れるようにするにはということを考えています。

ーー次は九州選抜予選です。どんな準備をしていきたいですか？

山下：まずは今回の課題を修正して、詰めが甘いところが多かったのでそれぞれの弱い部分、強い部分にフォーカスして自分の持ち味が出せるようになれたらと思います。
平尾：県外はこんなレベルじゃないので、上の大会でも勝てるようにまた一からやりたいと思います。