【2024 佐賀 総体 テニス 男子団体 優勝インタビュー】連覇を果たした鳥栖商業高校に優勝インタビュー!
5月24日(金)、唐津河畔公園にて令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技男子団体戦が開催された。
決勝のカードは昨年の優勝を経験した選手が多く残る鳥栖商と接戦の準決勝を勝利し勢いに乗る佐賀西。
シングルス1はアクシデントにより佐賀西の棄権となった決勝戦。先に勝敗が決したのはダブルス。サーブとラリーに安定感を見せた佐賀西が8-3でダブルスを奪取し、シングルス2を勝った方が優勝するという息を呑む展開に。
シングルス2も接戦。先に佐賀西が流れを掴んだように見えたが土壇場で鳥栖商が追い上げ逆転。そのまま試合を決め、総体2連覇を果たした。
本記事では優勝した鳥栖商業高校の福永主将と糸山選手、監督の今村先生にインタビューを行った。
鳥栖商業 主将 福永選手
ーー団体戦連覇なりました。今の率直な感想を教えてください!
嬉しいです!
ーー福永選手の対戦相手が怪我により棄権するというイレギュラーな決勝戦となりましたが、どのような気持ちで試合をみていましたか?
自分は経験を多く積ませてもらって、みんなにも先生にも多く支えてもらったので、しっかり声を出して応援に集中しようと思いました。
ーーシングルス2の糸山選手が序盤調子が上がりきれてない中で声をかけに福永選手が行ったシーンが印象的でした。その時はどのようなことを糸山選手に伝えましたか?
やっぱりうちのチームの良いところは元気なところと明るいところなので、「きつい場面こそ元気出していこう」と伝えました。
ーー最後にインターハイへの意気込みをお願いします!
支えてくださったチームメイト、先生、保護者の方に恩返しできるように、インターハイはベスト8を目指して頑張っていきたいです!
鳥栖商業 糸山選手
ーー糸山選手が優勝を決めることになりました。今の感想をお願いします!
昨年も自分が勝って優勝したので、今年はダブルスが勝ってくれるかなと思ってて、良い感じにはいってたみたいですけど、負けちゃったので、また優勝は自分にかかっている状態になったんですけど、自分が強気にプレーして勝てて2連覇出来たので、よかったです。
ーー決勝戦を振り返ってみて、序盤のプレーはどうでしたか?
序盤は自分が前の試合と時間が空いてて感覚を取り戻すのに時間がかかったので、相手にペースを握らせてしまったんですけど、徐々に感覚を戻しながらくらいついていけたので、よかったと思います。
ーー序盤の耐える時間から急に良くなったように見えましたが、何かきっかけなどがありましたか?
1-3の次取られたらほんとにやばいという場面で、自分がサーブをなんとかキープすることができた場面が一番のきっかけになったかなと思います。
ーーセット間で監督と長く話す場面もありましたが、どのような会話をしていましたか?
自分が今出来ていないこととかを話したりしてましたが、一番先生に言ってもらえたことは、「今までの練習試合などで戦ってきた強豪との試合を思い出して、自分のプレーに集中すること」でした。
ーー九州大会、インターハイが決まりました。どんなプレーをしていきたいですか?
九州大会でも、インターハイでも自分たちより強いところがたくさん集まってくるので、どれだけ自分たちが良いプレーをして、どれだけ食らいついていけるかが鍵だと思うので、そういうプレーをしていきたいです!
鳥栖商業 監督 今村先生
ーー無事2連覇を達成できました。今の率直な感想をお願いします!
率直な感想としては、「安心した」というのが率直な感想です。
ーー決勝戦はイレギュラーな形で一勝がつく形となりましたが、決勝はどのようなイメージを持たれていましたか?
決勝戦のダブルスは相手の学校も強いことがわかっていたので、「お前たちに任せる」と選手たちを信じて、シングルス1、シングルス2を確実に取っていこうという予定でいたので、シングルス1が棄権という形で勝ちましたけど、予定通りということで、シングルス2をしっかり取っていこうと思っていました。
ーーシングルス2の糸山選手は序盤少し調子が上がらない場面がありました。試合中はどのようなことを糸山選手に伝えましたか?
相手が誰かではなく、自分のプレーを信じて、自分を出し切ろうと、そうすることできっと結果がついてくるはずだという話は試合中もずっとしていて、「太基(糸山選手)が出し切れば、太基が自分に勝てば、優勝できる」と何度も伝えました。また、「うちの学校の優勝は太基にかかっているから、うちの学校に優勝旗を持って帰ってほしい」とも伝えましたね。
ーー「自分たちを信じること」ができた結果の優勝だったんですね!
そうですね。やはり他校のチームも強いですので、簡単には勝てないと思ってましたし、その予想を超えて簡単ではない団体戦でしたので、私自身には少し焦りもあったりしましたが、生徒たちは思いの外冷静に自分たちを信じて戦ってくれていたと感じてます。
ーー九州大会、インターハイが決まりました。そこに向けた意気込みをお願いします。
九州、全国で見るとうちは完全にチャレンジャーですので、勢いを持って、チーム鳥栖商業で団結して、勝ちを1つずつ取っていくという意気込みで頑張っていきたいと思います。
この大会で優勝した鳥栖商は、8月1日(木)〜8日(木)に大分市レゾナックテニスコートなどで行われる北部九州総体(令和6年度全国高等学校総合体育大会)に出場する。
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令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技
男子団体
第1位 鳥栖商業高校
第2位 佐賀西高校
第3位 龍谷高校・武雄高校
決勝戦
鳥栖商 2ー1 佐賀西