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【燃ゆる感動かごしま国体】カヌー 元石暖華・入嶋遥愛ペア(神埼高校)「ペアだから勝てる」

配信:
2023/8/29 22:00:04
取材:
2023/8/19 5:00:00
【燃ゆる感動かごしま国体】カヌー 元石暖華・入嶋遥愛ペア(神埼高校)「ペアだから勝てる」
SAGA2024 国スポ・全障スポ神埼高校カヌー

10月7日(土)から開催される燃ゆる感動かごしま国体。「熱い鼓動 風は南から」というスローガンには、熱戦を繰り広げるアスリート達の熱い鼓動と会場に響きわたる歓声が、鹿児島から南の風に乗って全国に広がってほしいという思いが込められている。本記事では佐賀県代表としてカヌー競技に出場する元石暖華・入嶋遥愛ペアについて紹介する。

シングルで個の能力を高める入嶋遥愛選手


カヌーとの出会いは中学1年生

中学1年生で同じくかごしま国体へ出場する峯選手などの誘いを受け、カヌーと出会った。カヌーだからこそ味わえる非日常感に触れ、神埼ジュニアカヌークラブへ入団した。

同じくシングルで練習する元石暖華選手


全国3位に輝く

カヌーを始めてからずっとペアを組んでいる2人。中学2年時に入嶋選手がシングルで全国準優勝を果たすと、3年時にペアで全国大会3位に輝いた。元石選手は「シングルは1人きりだけど、ペアは相方がいて力を合わせて頑張れる。シングルで勝てない相手にもペアだったら勝つことができる。」とペアの魅力を語った。


輝かしい成績の裏の努力

カヌーを始めてから約2年という短い期間で全国トップクラスへと成長した2人。その裏には日々の努力があった。その中でも2人が成長につながったと語ったのが神埼市の日の隈山(往復3.6km)をほぼ毎日走り込むというもの。この山は神埼ジュニアカヌークラブの練習場所である日の尺池の隣にあり、練習と並行して行っていた。このトレーニングから持久力をつけたことが結果に繋がった。


ゴール前の強さとペースメイクで力を合わせて

元石選手の強みはゴール前。ゴールが近づいてくると気分が上がってどんどんスピードが上がるという。その一方で入嶋選手の強みはペースメイク。過酷な競技として知られるカヌーでは、ゴールまで漕ぎ続けるため、同じペースだと思っていても次第にそのペースは落ちていく。しかし、入嶋選手はその精神的な強さからペースを落とすことなくゴールまで漕ぎ続けられる。


勝負はラスト100m付近

それぞれの強みを持つ2人。後半に入ると少しずつスピードを上げ、司令塔の役割である入嶋選手の判断で勝負をかける。元石選手のゴール前の強さと入嶋選手の持久力をかけ合わせた後半が2人の強さの理由の一つだ。


頼れる相方

呼吸を合わせることで1人1人の力を大きく上回るスピードを出すことができるペア種目。お互いにペアとして思っていることを聞いてみた。
元石選手:前のポジションはペースを落とさずに維持したり、ラストは相手との状況を見ながら上げたりすることが必要で、そういった判断を的確にしてくれるので、本当に頼もしいです。
入嶋選手:大好きです(笑)自分がいつもと違うペースで漕いでしまったりしても合わせてくれて、ありがたいです。



燃ゆる感動鹿児島国体のカヌー競技は、10/13(金)~10/16(月) 、鹿児島県伊佐市菱刈カヌー競技場で開催される。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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