【高校総体注目チーム紹介】佐賀東高校水球部の主将に聞く!
2023年の夏に行われる佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、佐賀県で唯一、水球部がある佐賀東高校水球部。総体では、九州大会を制し、全国大会を目指す。
総体に懸ける熱い思いについて、主将の吉武選手に伺った。
主将 吉武空輝 選手
まずはチームに関してお聞かせください。
総体でのチームとしての目標はなんですか?
まずは九州大会を優勝して、全国大会でベスト8に入ることです。
その目標に対して今の思いを教えてください!
はっきり言って、今の状態で進めていっても勝てないというところが正直なところです。僕自身も心の面で、大人ではないと感じる部分があり、自分自身が成長していって、チームをいいところに引っ張っていければ、目標達成はできるのではないかと思っています。
どんな思いでキャプテンをしていますか?
新チームになって、1ヶ月もたっていないので、後輩とかへの声かけとかも全然できていないところもあります。僕たちが1年生の時に3年生に頼りすぎていた部分もあったので、自分自身に甘えている部分もあるので、先輩という立場に立って、難しさを感じています。
意識しているライバルチームはありますか?
佐賀県で、水球部があるのは佐賀東高校しかないので、九州大会になります。ライバルとしては、鹿児島県立鹿児島南高校が、全国大会でベスト4といういい結果を残していたので、そこに勝てれば自信にもつながるし、過信するのではなく、やれることはやってきたからという自信を持って戦えるかなと思います。
ー ライバルの鹿児島南高校に対して思うことはありますか?
以前戦った時よりも成長はしているし、今の1年生も戦力になる選手が多いので、チームワークで戦っていければ、勝てない相手ではないと思っています。
チームの特徴を教えてください!
新チームになって、あまり時間が経っていないので、細かいところまではわかっていないというのが現状です。しかし、服部先生の指導のもとでは、泳力を生かして点数を決めるカウンターです。
あとは、当たり前のことを当たり前にすることです。パスミスなど、試合中ではあることかもしれませんが、そこを減らせるように日頃から挨拶や返事などの当たり前のことを当たり前にすることをやっています。
応援してくれる方に向けて、試合の中での注目ポイントを教えてください!
泳力を生かして戦うので、きついディフェンスから攻撃に変わるときのチェンジのところを見て欲しいです。あとはパス回しを見て欲しいです。
元気があるので、見ている人たちも「よっしゃ」というような嬉しい気持ちが伝わると思います。
次にご自身のことやチームメイト・監督への思いに関して質問させてください。
佐賀東高校を選んだ理由はなんですか?
僕の父が佐賀東高校で水球をやっていて、その時も服部先生から教わっていて、小さい頃から服部先生とは関係がありました。
父は高校から水球を始めたんですが、ここで強くなったと聞いているので、ここにきました。
また、特別選抜の時に、服部先生が僕を日本代表にすることが最後の仕事だとおっしゃってくださったので、その期待に答えたいと思ったので、佐賀東高校を選びました。
同級生への思いはありますか?
正直言って、キャプテンとしてきついことを言ったり、人に色々言ったりするのが苦手で、自分自身ができていないところを言うのは違うので、まずは自分自身がしっかりとやります。
勝つためには、きついことなどを言わなければいけないのは仕方ないので、引っ張っていく立場だからきつい言葉を言うかもしれませんが、チーム一丸となって戦っていきましょう。
総体で活躍すると思う選手は誰ですか?
自分自身です。
自分自身に期待するところはなんですか?
怪我が続いていて、みんなと練習できない期間もあったんですが、そこから這い上がってきたぞというところです。
自分はこのチームでは、エース的なポジションにいるので、たくさん点数を取っていい流れを持って来れるようにします。
副主将から見た主将
主将はどんな選手ですか?
僕よりもシュートが上手く、エースなのでいっぱい点が決めれる選手なので、頼もしいなと思います。
主将に期待することは?
怪我からの復帰を頑張ってして、復帰に向けて全国でもなの知れる選手になって欲しいです。
主将への想い
エースなので得点をいっぱい決めて欲しいと思います。
監督から見た主将
主将はどんな選手ですか?
ジュニアの時から優れたシュート能力を持っています。シュートに関しては天性の素質があります。ただ、高校生になって、大きな体を持った選手に対して、ディフェンスの面であるとかシュートに行くまでの動きに苦労していますので、その辺を乗り越えて、将来的には日の丸をつけて、日本の代表選手になって欲しいと思っています。