【SAGA2024国スポ】選手としても、観客としても楽しめる!「アーチェリー」
アーチェリーは、紀元前2万年(旧石器時代)頃、動物を狩るために弓矢を使用したのが始まりとされています。その後、狩猟だけでなく人間同士の戦いで武器として使用されてきました。
スポーツとして確立されたのは、16世紀にイギリスで、アーチェリーのコンテストを開催したのがきっかけでした。
誰でも気軽に楽しめるアーチェリー
アーチェリーは、弓を引き、的を狙い、弦を放ち、矢の当たったところで点数が決まるとてもシンプルなスポーツです。
年齢や性別を問わないため、生涯スポーツとしても人気が高く、自分の体格や腕力に合った道具を使用すれば、子供やお年寄りでも気軽に楽しむことができます。
しかし、風の強さなどの天候によって矢の飛び方が変わるため、簡単ではありません。
また、弓矢は、元々は狩猟や戦いの道具として使用されていたので、危険を伴います。気軽に楽しめるスポーツだからといって集中を欠くことは絶対にしてはいけません。
弓
矢
的
SAGA2024で行われるアーチェリー
2024年に佐賀県で開催されるSAGA2024では、成年男女、少年男女の4種目が行われます。
70m先にある標的に向かって矢を放ち、当たった点数の合計点で競います。的の中心が10点となっており、中心から離れるにつれて点数が下がります。
国スポでは、3人の選手による団体戦で行われます。
予選ラウンド(個人戦)では1選手が4分以内で6射を12回、計72本の矢を放ちます。
決勝ラウンド(団体戦・各都道府県3人1組)では、予選ラウンドでの3人の合計点の上位チーム(成年は8チーム、少年は16チーム)によるトーナメント方式で行います。
トーナメント方式は、2分以内に3人の選手がそれぞれ2本ずつ計6本の矢を射ち、6本の合計得点により、勝ちの場合は2ポイント、同点の場合は1ポイント獲得できます。これを繰り返し5ポイント先取したチームが勝ちとなります。
「喜び」を分かち合う
アーチェリーの会場では、選手たちが矢を放った後に得点がアナウンスされます。
真ん中を射抜き10点が出た時は、得点をアナウンスする人も盛り上がり、会場にいる人たちも盛り上がります。
高得点が出た時は、喜びを分かち合い、高得点を讃えあうことができるスポーツです。
みなさんもぜひこの機会にSAGA2024国スポで開催される「アーチェリー」に触れてみてはいかがですか?
開催情報
SAGA2024 正式競技 アーチェリー競技
10月5日(土)〜10月7日(月)
全種目:鹿島市陸上競技場にて開催