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【佐賀 総体 2024 注目チーム バレーボール】佐賀清和高校 バレーボール部 主将 松﨑心音選手「目指すは日本一。受け継いで越えていく」

配信:
2024/5/9 6:00:04
取材:
2024/5/7 8:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム バレーボール】佐賀清和高校 バレーボール部 主将 松﨑心音選手「目指すは日本一。受け継いで越えていく」
高校総体佐賀清和高校バレーボール

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは佐賀清和高校バレーボール部。昨年末の春高バレー県予選、手に汗握る逆転劇で佐賀学園を下し全国へと進むと、新チームになり2週間で臨んだ新人戦でも優勝。全九州バレーボール総合選手権大会佐賀県予選でも優勝し、今年は県内で負けはない。

本記事では、主将を務める松﨑心音選手の総体にかける思いに迫る。


小学2年生から始めたバレーボール

 福岡県出身で小学2年生からバレーボールを始めた松﨑選手。中学時代には全国の舞台を経験し、佐賀清和へ進学した。「中学校が同じ尊敬している先輩が佐賀清和高校に進んで、一緒にバレーボールがしたいと思った。」とバレーボールへの強い思いを持って地元を離れた。


新チームになり2週間で臨んだ新人戦

 春高バレーの本戦へ進出し、年が変わってから新チームとなった佐賀清和。たった2週間で新人戦へ挑まねばならなかった。松﨑選手は、「先輩方の最後までボールを追う姿。少しでも仲間が上げたボールを諦めずに1点につなぐ姿、そういうプレー、コート外の行動を見せてもらってきた。その姿を目指させてもらうことができていたから、2週間でも戦えた。」と先輩から受け継いだものを自らの力に変えて優勝。伝統を受け継いだ。


スローガンは「越える」

 チームで掲げている『越える』というスローガン。その言葉には「一人一人が自分を『越える』」、「先輩が作ってきた歴史を『越える』」という意味を込めた。そうして決めた目標は県内大会5冠、そして日本一だ。


バレーボールをできる幸せ

 「総体ではどんなプレーを?」という質問に、「バレーボールは選手だけでできることではないし、自分達がバレーボールをやれているのは周りの方のおかげ。直接関わっていなくても応援してくださっている方もいらっしゃる。一人一人がその全ての方々に自分達のプレーから感動を与えられるようなプレーを」と答えた松﨑選手。バレーボールの結果だけでなく、”1人の人間として周りに貢献できる人へ成長する”ことを目指す佐賀清和高校バレーボール部の主将としての答えだった。佐賀清和の強さはここにあるのかもしれない。

 現在、新人戦・九州総合予選と2冠を達成しており、残すは県総体・皇后杯予選・春高予選。約2週間後に迫る総体で5冠達成へ近づけるか。要注目だ。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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