【白石高校ボクシング部】川南龍敬選手「1年生で挑むインターハイ。勝利を求めて」
高校生が集大成として挑むインターハイ。ボクシング競技のインターハイは佐賀県で開催される。今回取材したのは、佐賀県総体を突破した計4人がインターハイに出場する白石高校ボクシング部。第4弾となる本記事では、1年生ながらにインターハイの出場権を獲得した川南龍敬選手についてご紹介する。
ボクシングをはじめたきっかけ
ボクシングを始めて約2年。兄であり同じく白石高校ボクシング部に所属する川南隆章選手がボクシングを始める時期とほぼ同じ頃にボクシングを始めた。中学生の頃から白石高校の練習に参加し、「ボクシングを本格的にやりたい」という思いで白石高校へ進学した。進学してすぐ行われた今年の県総体で、ボクシングを始めて2度目の公式戦にもかかわらず、インターハイへの出場権を獲得した。
ボクシングのスタイル
自分の階級であるライトウェルター級では、常に自分より身長が高い相手と戦うことが多いため、間合いの中に入って戦うインファイトスタイルを採用している。相手のパンチに右ストレートや右フックを合わせて打ち込むプレーが得意で、常にその機会を狙いながら戦っているという。
トレーニングで意識していること
トレーニングでは、長時間ダラダラと練習するのではなく、やることを決めて短時間で集中して行うことを心がけている。これにより、練習の質を高め、効率的に技術を向上させているのだ。
インターハイへの目標
まずは1試合勝利することを目標にしている。勝利を重ねるごとに次の試合でも全力を尽くし、最終的にはインターハイで勝ち続けることを目指している。地元である佐賀県で開催されるインターハイでは、「どんな相手でも気持ちで負けず、ガツガツと戦う姿を見せたい」とその闘志は燃えている。
これまで白石高校ボクシング部からインターハイへ出場する4選手を紹介した。令和6年度全国高校総体ボクシング競技は8月7日(水)〜13日(火)までSAGAアリーナで開催される。佐賀県を代表して全国を相手に戦う彼らを全力で応援したい。