【武雄高校少林寺拳法部】男子主将 鈴木然 「インターハイは優勝を目指す」
高校生が集大成として挑むインターハイ。少林寺拳法競技のインターハイは佐賀県で開催される。佐賀県総体を突破し、インターハイへ向かっていく武雄高校少林寺拳法部の男子主将を務める鈴木選手、女子主将を務める金丸選手にインタビューを行った。本記事では、鈴木然選手のインターハイへの挑戦についてご紹介する。
高校から始めた少林寺拳法
小学生のときに合気道、中学生のときに卓球をしていたという鈴木選手。入学後すぐの部活動紹介で少林寺拳法に触れ、「かっこいい」と心を掴まれた。「先輩に『俺も高校から始めたよ』という人が多くて、自分もやってみようと思いました。」と少林寺拳法への挑戦を決めた。
全員で意見を出し合う
県内で1つしかない少林寺拳法部である武雄高の強みは“バチバチ感”。高校の少林寺拳法では1人、2人もしくは6人での演武を行い、その得点で争うものだが、本当に倒しにいっているというその本気度が武雄高校の強みだ。
鈴木選手が「演武の構成を考えるときもみんなが意見を出して、みんなが納得して進むことができています。」と話すようにお互いの信頼が厚いからこその強みだろう。
3月に行われた全国選抜では団体4位
昨年の全国選抜・インターハイと男子団体演武では全国5位だったが、今年の全国選抜では順位を1つ上げ第4位となった。「メダルまであと一歩届かず悔しい思いをした。インターハイではみんな笑顔で終われるようにしたい。」とインターハイではその雪辱を晴らすつもりだ。
地元開催のインターハイ
インターハイの少林寺拳法競技は佐賀県で行われる。「いろんな人から『インターハイ見に行くね』と言ってもらった。どうせなら優勝してかっこいい姿を見てもらいたい。」と地元開催のインターハイに気合は十分だ。
第2弾は、女子主将を務める金丸選手へのインタビュー。インターハイへ向けた思いに迫る。