【高校総体注目チーム紹介】佐賀東高校水球部の副主将&監督に聞く!
2023年の夏に行われる佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、佐賀県で唯一、水球部がある佐賀東高校水球部。総体では、九州大会を制し、全国大会を目指す。
総体に懸ける熱い思いについて、副主将の東島選手と監督の服部先生に伺った。
副主将 東島陽葵 選手
競技を始めたきっかけはなんですか?
小学校一年生の時に、姉と兄が水球をやっていて、親から「水球を始めてみない?」と言われたのがきっかけです。
佐賀東高校を選んだ理由はなんですか?
佐賀国スポがあるのが第一で、京都からこの高校を選びました。
同級生への思いはありますか?
みんなで決勝まで行きたいと思っています。
個人的な高校総体での目標はなんですか?
自ら得点を決めにいくポジションではないので、いろんな選手にアシストしてチームに貢献したいです。
その目標について、どんなことを意識して練習していますか?
チームが盛り上がっていない時に盛り上げる役目や、試合の時に一番最初に自陣に戻ってくる選手になりたいです。
自分の得意なプレーはなんですか?
サッカーで言うウイングのポジションなんですけど、右サイドから逆サイドへの正確なパスが得意です。
顧問 服部 先生
チームの強みや特徴を教えてください!
3年生がいなくて、1、2年生だけのチームです。そういう若いチームなので、技術的にはまだまだ未熟なところがあるんですけど、その若さを活かしたアグレッシブなチームです。
このチームで苦労したことはありますか?
私が2年前に戻ってきたんですが、部員が少なかったので、まずは部員の確保が非常に苦労したところです。それで今、3年生がまだ0という状態で、1、2年生のチームなんです。
意識されているチームはありますか?
水球の場合は、九州ブロックから勝ち上がってインターハイ出場になります。したがって、全国の出場権を取るために、九州のチームは全て意識をして準備をしています。
総体の戦い方として、どのようなことをお考えですか?
まだ若い1、2年生のチームですので、一番シンプルな水球をやりたいと思っています。細かい技術や体力的な部分はよその3年生に追いつけない部分もありますので、ディフェンスと泳ぎを活かし、動きを止めない、スピードのある、最後まで泳ぎ切る、そういう水球を目指しています。
水球の魅力はなんですか?
人間は、陸の上で生活する動物なんですが、足がつかない水の中で、強靭な体を作り、ボールを取ったり投げたりはもちろんのこと、いろんな状況を判断するとか先のことを考えるなどに面白さや難しさ、それが達成された時に水球の魅力を感じながらやっています。
チームとしての戦い方の魅力はなんですか?
大きな体を持った選手があまりいないので、動きが止まらないスピーディーな水球を目指していきたいです。
選手に期待することを教えてください!
とにかく水球を好きになってくれてありがとうというのが最初の気持ちです。なかなかハードな競技ですが、それを一生懸命やっている子ども達の姿に感謝をしています。ただ、目指すところは勝たなければいけないという使命を持って取り組んでいますので、厳しいことがたくさんありますが、将来必ず自分に返ってくることだと信じて指導していますので、これからも一緒に戦いましょう。
総体という大会への思いを教えてください!
私は、子供の頃からこの総体、インターハイに選手としても出場してきました。その経験を次世代の子どもたちに伝えたくて、この仕事を長くやらせていただいております。思うようにいく時といかない時とその時その時ありましたが、高校スポーツの醍醐味はこの高校総体だと思っていますので、水球に限らず、チーム佐賀で、この高校総体勝ち上がって九州、全国で戦ってほしいなと1ファンとして思っています。
主将 吉武選手に聞いた先生
服部先生はどんな方ですか?
正直言ったら、大きくて怖そうに見えるんですが、本当は選手思いで、ものすごくいい方で、全国でどこを探しても熱く指導してくれる先生はいないと思うので、その熱い指導に応えられるように頑張りたいです。
服部先生への思い
練習中から熱く、頑張っているのにもっと上げろと言われる時もありますが、練習中は先生を敵のように見て、先生を納得させられるように練習を頑張って、いいところまで連れていってメダルなどをかけたあげたいと思っています。
副主将 東島選手に聞いた先生
服部先生はどんな方ですか?
情熱的で、選手にも親身な方でいい方だと思います。
服部先生への思い
監督とも選手とも、まずは一勝はしたいと思っています。