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【2025 佐賀 総体へ向けて】「守りから勝ちを掴む」神埼清明ハンドボール部 男子キャプテン永尾吏海選手

配信:
2025/4/25 6:00:05
取材:
2025/4/17 7:30:00
【2025 佐賀 総体へ向けて】「守りから勝ちを掴む」神埼清明ハンドボール部 男子キャプテン永尾吏海選手
高校総体神埼清明高校ハンドボール

いよいよ、高校生たちの熱き夏が始まる――。
各競技の頂点を懸けた高校総体が、今年も幕を開ける。これまで積み重ねてきた努力、仲間との絆、そして競技に懸ける思いを胸に、多くの選手たちが最後の舞台に挑もうとしている。
佐賀県の強豪・神埼清明高校ハンドボール部が、全国の舞台を目指し日々練習に取り組んでいる。そのチームを引っ張るのが、キャプテン・永尾吏海(ながお・しゅうと)さん。堅守速攻を武器に、チームを引っ張ってきたリーダーが、目前に迫った高校総体に向けて語ったのは、「守りで勝つ」という信念と、仲間とともに歩んだ努力の積み重ねだった。


「守り」が軸の神埼清明、目標はインターハイベスト16

「県大会を当たり前に勝ち進み、インターハイでベスト16入りを目指す」。それが、新チーム結成当初から掲げてきた目標だという。永尾キャプテンは「うちは攻めのチームではなく、ディフェンスから流れをつかむ守りのチーム。堅実な守備から速攻で得点を狙っていきます」と語る。


苦い経験を糧に——悔しさから始まったチーム再建

昨年のインターハイでは、初戦敗退。新人戦では清和高校に28-35で完敗、12月の九州大会佐賀県予選では同じく清和高校に23-24と惜敗。この結果を受け、チームは大きく変わった。
「全国で勝てるチームを作る」。その思いを胸に、練習の質を上げ、チーム全体で再始動。さらに永尾キャプテンは、「全体練習後の自主練習をチームとして毎日欠かさず続けました」と、個人、チームとしても努力を積み重ねてきた。


総体までの1か月、変化を恐れず成長を誓う

目前に迫った高校総体。永尾さんは「キャプテンとして、声と足を使ったディフェンスでチームを引っ張りたい。自分が中心となって、みんなを鼓舞したい」と力強く語る。
さらに、残された1か月についてはこう意気込む。「今までの練習では、全国の舞台には立てない。だからこそ、この1か月でこれまで以上にお互いを高め合って、目標を必ず実現させたいです」。

守りから勝利をつかむ神埼清明の挑戦は、いよいよクライマックスを迎える。

最後の夏。仲間と過ごした時間を胸に、神埼清明高校ハンドボール部の挑戦が始まる。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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