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「パリオリンピックは必ず出場する」走り幅跳び山川夏輝選手 世界的有名選手のアドバイス胸に五輪めざす

配信:
2023/9/14 2:52:24
「パリオリンピックは必ず出場する」走り幅跳び山川夏輝選手 世界的有名選手のアドバイス胸に五輪めざす
SAGATVニュース陸上



シリーズ「かちスポ」。今回は陸上です。短距離選手にも引けをとらない助走スピードで大きな跳躍をみせる走り幅跳びの選手を紹介します。あの世界的有名選手からのアドバイスを胸にパリオリンピックを見据えて佐賀で練習に励んでいます。

滋賀県出身の山川夏輝選手28歳。去年、世界各国の一流選手が集うセイコーゴールデングランプリ陸上で8m14の記録を出し優勝しました。

【山川夏輝選手】
「パリオリンピックは必ず出場する」

世界大会での活躍が期待される選手として県が支援するSSPトップアスリートに認定された山川選手。年間150万円の強化費を受けながら現在、佐賀を拠点に練習を続けています。

【山川夏輝選手】
「小学5年生の時かな。体育の授業で幅跳びの授業があって見学してたんですよ。ジーパンとスニーカーで見学しててちょっと面白そうだなと思ってやったらそれが県で一番の記録超えちゃって」

結果を残せるのは生まれ持った才能だけではありません。走り幅跳びで一番大切だという「助走スピード」、力強い助走を行うためためにユニークな練習を取り入れています。

【山川夏輝選手】
「僕走る(練習の)ときに靴ひも結ばないんですよ(地面を)面で捉えられるようにあえて靴ひもほどいてます」

これは母指球へと力が加わるときに接地している足の面積が広くなり地面を蹴ったときの反発をより強くするため。足が地面をとらえるこの一瞬が大きな跳躍につながるといいます。
さらに、世界的に有名な陸上選手カール・ルイスさんからも直接指導を受けました。

【山川夏輝選手】
「『上げた足を下に力強く下ろすことが一番大事』と言われた。力強く足を下ろして反発が返ってきてその反発で足が結果的に上がってくるということを学べた」

山川選手の100mのタイムは10秒5。短距離の選手にも引けをとらない速さの助走で自己ベストを更新する8m17をマークしました!これは日本歴代8位の記録です!
そんな山川選手の趣味がこちら。

【山川夏輝選手】
「ここ(佐賀)に来た理由…ここに来た理由っていうのはおかしいですけど(笑)それくらい釣りが大好き。高く飛んだり遠くに飛ぶ競技なので体重がかかわってくるので食生活はすごく気にしている」

釣った魚を自分でさばき料理することもあるそうです。パリオリンピック出場を目指す山川選手。おととしの東京オリンピックはけがのため出場を逃しましたが、その悔しい思いをばねに日々トレーニングに励みます。

【山川夏輝選手】
「死に物狂いで努力して勝ち取りに行きたいと思います」

山川さんは9月末からのアジア大会、そして鹿児島国体に出場。来年はパリオリンピックを目指し、そのあとは国スポと大会が続きます。

記事
株式会社サガテレビ -

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