【2024 佐賀 総体 男子バスケットボール 優勝インタビュー】3年ぶり13回目の優勝を果たした佐賀東の主将 米倉選手&高橋選手にインタビュー!
5月28日(火)、唐津市文化体育館にて令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会バスケットボール競技が開催された。
予選を勝ち抜き、決勝リーグへ進出したのは佐賀東・唐津工業・佐賀北・鳥栖工業の4校。27日(月)に行われた試合で第1・第2シードの佐賀東・唐津工業が2勝を挙げ、インターハイをかけた最終決戦は、新人戦・春季大会と同じカードとなった。どちらも譲らないシーソーゲームの展開の中、3点差で佐賀東が3年ぶり13回目の優勝を飾った。
今回は、優勝した佐賀東高校の米倉主将、高橋主将の2人にインタビューを行った。
優勝した佐賀東高校
主将 米倉壮真選手
ーー優勝した今の気持ちを教えてください!
インターハイに出ることが夢だったので、めちゃくちゃ嬉しいです。
ーー唐津工業との優勝をかけた試合は3点差の接戦でした。試合を振り返ってどうですか?
前半は点数が入らなくて、自分達のバスケットができず相手に流れを掴まれてしまって、シーソーゲームに持ち込まれてしまいました。後半も決めるべきショットを決めることが出来ていなかったんですけど、諦めずに「自分達のバスケットをしよう!」と声を掛け合いながらやっていました。
ーーリードされている時間帯もありました。キャプテンとしてどんなことを心がけていましたか?
みんな緊張していて調子は良くなかったと思っていたんですけど、声を出し続けて士気を高めていけるように心がけていました。みんなが調子の悪い時は「自分で決めるしかない」と思って積極的にドライブを仕掛けるようにしていました。
ーー最後にファウルをもらって、試合を決定づけるフリースローを2本とも沈めましたが緊張しましたか?
あまり得意ではないんですけど、ベンチに入れていない仲間とか応援に来てくれた学校の友達とか家族の思いを背負ったフリースローだったので、「絶対に決める」と思ってプレーしました。
ーー九州大会・インターハイと戦いはまだまだ続きます。意気込みをお願いします!
全国では身長が低い方なので、早い展開のバスケットや3Pシュートを使ってできるように頑張ります。
主将 高橋怜央選手
ーー優勝した今の気持ちを教えてください!
ものすごく嬉しくて勝ちきれて達成感もあるんですけど、内容はそこまで良くなかったと思うので全国で安定したプレーができるようにならなければいけないと思いました。
ーー唐津工業との優勝をかけた試合は3点差の接戦でした。試合を振り返ってどうですか?
リバウンドの場面とか苦しい時に声を出してチームを助けるという立場なので、ベンチにいるときも声を出していました。応援のみなさんも声を出してくれてチームが1つになれていたので勝ちきれたかなと思います。
ーー優勝が決まった瞬間はどんな気持ちがありましたか?
去年も一昨年も負けたので不安はあったんですけど、最後のブザーが鳴って「勝てたんだな」と思えました。先輩たちの顔が浮かんできて、恩返しができたのかなと思います。
ーー全国ベスト4という目標には近づけましたか?
予選や練習試合とは違って、決勝といういつもと違う舞台で勝つことが出来たので、全国にもつながるところだったかなと思います。
ーー九州大会・インターハイに向けては?
オフェンスの攻め方、ディフェンスの強度をもっと磨かなければいけないと思います。留学生がいるチームもあるので、そこに負けないようにプレーの精度を高めて全国ベスト4という目標を叶えられるように頑張ります。
この大会で優勝した佐賀東は、8月3日(土)〜9日(金)に福岡市総合体育館で行われる北部九州総体(令和6年度全国高等学校総合体育大会)に出場する。
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令和6年度第62回佐賀県高等学校総合体育大会バスケットボール競技
男子 決勝リーグ
佐賀東 69-53 佐賀北
唐津工 85-57 鳥栖工
佐賀東 87-47 鳥栖工
唐津工 72-68 佐賀北
佐賀北 73-59 鳥栖工
佐賀東 66-63 唐津工