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【佐賀 総体 2024 注目チーム バスケットボール】佐賀清和高校女子バスケットボール部 監督 貞松 大 先生 「スタンダードを高め 県総体で優勝し全国一勝へ」

配信:
2024/4/23 6:00:05
取材:
2024/4/17 7:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム バスケットボール】佐賀清和高校女子バスケットボール部 監督  貞松 大 先生 「スタンダードを高め 県総体で優勝し全国一勝へ」
高校総体佐賀清和高校バスケットボール

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、佐賀清和高校女子バスケットボール部。
昨年佐賀県大会で優勝を積み重ねていった本校は、今年も優勝こそないものの準優勝が2回。今年も佐賀県のバスケットボールを盛り上げ、県総体でついに優勝なるか。

本記事では、監督としてチームを指揮する貞松大先生の総体にかける思いに迫る。


チームの大事な部分はそのままに

昨年県総体やインターハイ、ウィンターカップを戦った選手も残っている清和高校。経験豊富なその選手たちはSG(シューティングガード/シューター)というディフェンスの駆け引きやその名の通りシュートが上手いポジションであるため、大きくスタイルチェンジをするというより、マイナーチェンジのような部分部分に今年のチームらしさを出すバスケットを貞松監督は選ばれたようだ。
一生懸命守るというよりは激しくしぶとく守って、その分攻撃をシンプルに完結するスタイルで今年は佐賀県の頂点を目指していく。


そんなチームを牽引する角田主将の姿

「ほんとハングリー精神の塊で、きっと伸びる選手です。」
貞松監督が今まで指導しながら見てきた選手の中でも、練習の取り組み方や得点を追求する力はトップクラス。強豪校である清和高校を見てきた貞松先生がおっしゃるくらいなので、相当ハングリーな選手なのだろう。


ということは日常生活は...



「日常生活もほんと真面目で、遊びがあんまりないので、リラックスできる場面を作れてるか心配になります。」
試合でも自身でシュートを打ち切る、苦手な勉強にもしっかり向き合う。自分自身にも厳しく、結果に貪欲な角田主将への貞松監督の信頼はとても厚いように感じた。


現在地の確認となった新人戦

新人戦はウィンターカップで全国大会に出場していたこともあり、チームが出来上がっていない手探りの状況で挑むこととなった清和高校。決勝までは駒を進めたものの佐賀北高校に76-108と大差をつけられての敗北となった。
「最初からトップを走ることのできるチームではないと負けを受け止めることができたことがよかった。」と振り返る貞松監督は、強度を保った練習や日々の練習後の振り返りなどのチームとして強化を図る方向に舵を切ることとなった。

新人戦から成長を遂げて挑んだ観桜大会

県外の強豪校とも試合を重ね、調整を重ねた年度末となる春。冬の練習や実戦を積んできた上で挑んだ観桜大会なだけにそれなりの手応えはあったようだ。春も決勝まで駒を進め、決勝の相手は新人戦と同じく佐賀北高校。3Q終了時は52-54と新人戦で敗れた相手に食らいつき接戦となったが、4Qで68-84(16-30)と差をつけられ、また惜しくも敗戦となった。
観桜大会で感じた佐賀北高校との最後の10分間の差を今後どのように埋めていくのかが、総体のポイントとなりそうだ。

総体で打倒佐賀北を達成するために

現在チームとして力を入れている部分は、「得点パターン」と「ディフェンスの整理整頓」。清和高校の伝統である「走るバスケット」も、より強いチームとなるためにバージョンアップを行なっていく。「気合いと根性だけでなく、賢いチーム」を目指して、チームの仕組みづくりに注力していく。


先を見据えた佐賀のスタンダードアップへ

総体では優勝、全国で一勝することを目標に総体へ挑む貞松監督率いる佐賀清和高校。力のあった昨年でも全国では一勝を挙げることができなかった。今年は国スポも佐賀で開催されるため、貞松監督だけではなく、県内の監督と協力して、「僕らでスタンダードを高める」という強い覚悟を持って、全国大会への切符を掴み取りにいく。

記事
株式会社WIDE - 山口修平

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