リーグ初優勝を果たしたバルーナーズ 決勝戦を振り返る 来シーズンは最高峰B1の舞台へ

21日、初のリーグ優勝を果たしたプロバスケB2佐賀バルーナーズ。7000人を超える観客が見守るなか互いに一歩も譲らない長崎との1戦を振り返ります。

【中俣アナウンサー】
「B2優勝まであと1勝大観衆のなか注目の1戦が始まります」

【ブースター】
「優勝を見届けに（来た）」
「B2優勝するぞオー」
「B2優勝がんばれー」
「佐賀さいこう」

相手はB2初参戦ながら決勝まで勝ち進んできた長崎ヴェルカ。
開始早々に、攻撃の要、ガルシアが負傷してしまうなか奮起したのは江北町出身の角田（25番）でした。
バルーナーズは2点リードで試合を折り返します。第3クォーターにはチーム発足当初からのメンバー、井上が会場を沸かせます。
リードを7点に広げて迎えた最終クォーター、長崎の猛攻を受け再び同点になりますが、角田が確実にフリースローを決めるなどなんとか逃げ切ったバルーナーズ、89対85で競り勝ち、最高の形で今シーズンを締めくくりました。

【セレモニー】
「優勝は佐賀バルーナーズ！」

【宮永雄太HC】
「開幕前に誰もが佐賀じゃ無理だと、優勝できない。と全選手スタッフがそれをはねのけようと1年間努力してくれたので本当に嬉しい結果ですし、みなさんと共に優勝を勝ち取ることができた」

最後には長崎のファンからも佐賀コールが。

【ブースター】
「接戦でめっちゃ楽しかったです」
「優勝おめでとう」

訪れた観客は7532人、B2クラブの最多入場者数を再び更新しました。

【角田太輝選手】
「最高の瞬間になった1年目でこういう結果最後にキャリアハイ更新（1試合31得点）ができてすごく来シーズンにもつながるものになった」
【井上諒汰選手】
「（観客が）7000人を超えて僕たちの勝利が佐賀県のみなさんにとっての勝利になったことが一番うれしい」

来シーズンは長崎とともに最高峰B1の舞台へ。24クラブの強豪ひしめく中で九州勢の存在感を示せるか、注目です。