【サッカー 全国選手権前 特別取材】佐賀東 サッカー部 主将 田中佑磨 選手「全国ベスト4の景色を自分達が見せる」

高校サッカーの集大成となる”選手権”。その切符をかけた第103回全国高校サッカー選手権大会佐賀県大会が開催され、総体覇者である龍谷高校との熱戦を制して、佐賀東が見事その切符を手にした。
本特集では、県大会での戦いや選手権の意気込みなどを3記事に分けて紹介する。
第1弾となる本記事では、主将としてチームを牽引する田中佑磨選手の選手権にかける思いに迫った。
田中主将
ーー県大会を終えて1ヶ月ほど経ちました。まずはあの決勝戦を振り返ってみて、どんな試合でしたか。
先制されたゲームではあったんですけど、これまでトレーニングを積んできた自信があったので、心の余裕を持ってプレーができて逆転することができました。
ーー全国ベスト4を目指していたインターハイには出場叶わずでしたが、そこからチームとして変わったことはありますか?
あの時に負けたことで、より緊張感を持つようになり、チームとしても個人としても姿勢が変わったかなと思います。
ーー「全員で一体となって、練習やアップ、試合の雰囲気を作っていくことができるように『発信力』を大事に」という話がありましたが、1年を通して成長はありましたか?
はい。やっぱり練習中での要求も、チームでベスト4を目指しているっていう雰囲気の中でのトレーニングができていると感じています。
ーー全国での戦いに向けた準備も始まってきたと思います。1ヶ月間どんなことを中心に練習してきましたか?
1試合目の相手、流通経済大柏さんのプレミアの高い強度の中での試合をしっかり想定しながら、自分達がそこ相手にどこまで再現できるかをイメージしながらやってきました。
ーー1試合目の相手が流通経済大柏に決まった時はどういう気持ちでしたか?
特に動揺とかはなかったですけど、プレミアリーグのチームと試合できるので楽しみです。
ーーやはり、注目度の高い大会ということで、いろんな取材とか受けると思います。大きな大会が目の前に迫っている実感はありますか。
自分達はインハイを逃して、ここが全国大会が初めてで、初戦がプレミアリーグ在籍チームなので、そこに対して緊張感もありますが、そこをパワーにして頑張っていきたいです。
ーー佐賀東のストロングポイントを改めて教えてください。
「守備から良い攻撃へ」です。守備メインから自分達の持ち味であるポジションサッカー、ショートカウンターで点を狙っていきたいです。
ーー自分が3年間磨き上げた武器について教えてください。
フィジカル的には体幹や筋トレなどトレーニングを多く積んできたので、対人で相手に勝つこと、攻撃では一本のキックでチャンスを作り出すことです。
ーー選手権に向けて、意気込みをお願いします!
佐賀県初の全国ベスト4の景色を自分達が見せられるように頑張っていきます!
株式会社WIDE - 永石恒陽