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エース荻久保、新天地・佐賀で大きな華を咲かす。

配信:
2024/2/26 5:27:43
エース荻久保、新天地・佐賀で大きな華を咲かす。
陸上

ニューイヤー駅伝に2018年から4年連続出場するなど、輝かしい実績を誇るひらまつ病院陸上部。今回はエースとしてチームを牽引する荻久保寛也選手にお話を伺った。 
実は昨年度まで関東の実業団に所属していた荻久保選手。今年度から新天地・佐賀のひらまつ病院に移籍し、佐賀の陸上界に大きな旋風を巻き起こす。 
 

 

関東の競合実業団からの移籍

大学卒業後は関東の強豪実業団で陸上部に所属していた荻久保選手。寮や食事も完備されており、不自由のない陸上生活を送る中で、どこか自分の中に「違和感」を覚えていた。
大学時代は箱根駅伝にも出場したことがあり、社会人になってからも3年連続で東日本実業団駅伝やニューイヤー駅伝で主要区間を任されるなど、誰もが憧れる結果を残してきた。
そんな中での、新天地・佐賀、ひらまつ病院への移籍。そこにはどんな思いがあったのか?

 

自分の実力を引き出してくれる環境

現在荻久保選手は自身のSNSを通して、私生活や陸上に関する情報発信を行なっている。

荻久保選手Twitter:https://twitter.com/Run_TK_?s=20

また、東京生活での不便さを聞いた際は「東京で街中を走るときは人を避けながら走らないといけなくてストレスだった」と語るように、私生活と陸上の両面で「自主性」や「解放感」を大切にしていることが見て取れた。

そんな中巡り合ったのが、佐賀という自然豊かな土地でノビノビと陸上に向き合える、ひらまつ病院陸上部だった。


 「全国的に見ても、こんなに陸上に向き合わせてくれるチームはない」

移籍後の生活と成績の変化

プロ契約としてひらまつ病院に移籍した2023年。現在は火曜日と金曜日のポイント練習(全体練習)の時間以外は、自分で自由に練習メニューや練習時間を組み立て個人練習を行なっている。その結果、5000mでは自己ベストを更新するなど、確実にランクアップを果たしている。
 


知り合いも少ない佐賀での生活であるが、「チームも積極的にコミュニケーションを取ってくれている、だからこそ全体練習では1番質が高い練習をして、結果でチームを牽引していきたい」と、荻久保選手とチームの未来は明るい。

 

中高生アスリートに伝えたいこと

学生が憧れる箱根駅伝やニューイヤー駅伝への出場経験もある荻久保選手に、中高生アスリートに伝えたいことをお聞きした。

「勉強や遊びの時間も大切です。でも、スポーツに向き合える時間は今しかないかもしれません。だからこそメリハリをつけて頑張ってほしいです。目標を立ててそれを一つずつクリアしていく、そうすると夢はあっちから近づいてくる。そうやって目標から夢へとステージが上がっていくことにモチベーションを感じて頑張ってほしいです。」
 

目標と夢の違い

目標と夢を分けて答えてくれた荻久保選手。目標と夢は違うのか?
「目標は目の前に見えている手が届くもの、そういったものを一つ一つ達成していくことで、まだ見えてはいない『夢』は徐々に見えてくるようになり、近づいてくるものだと思います」と、物事を順序立てて進めていくことの大切さを教えてくれた。

そんな荻久保選手の目標と夢とは?

今後の目標と夢

これまで輝かしい成績を残してきた荻久保選手に今後の夢をお聞きした。

「目標はひらまつ病院の荻久保として、北海道国体や九州実業団で結果を出したい。夢はスピードと持久力を活かしてパリ五輪に出場すること。そしてこうやって自分を受け入れてくれたひらまつ病院に恩返しがしたいです。」
 


自由さやユニークさの裏にある、確実に目の前のことをクリアにしていく計画性や感謝の気持ち。佐賀の陸上界に新しい風が吹き始めている。
 

記事
株式会社サガテレビ -

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