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【春高バレー直前】「全員で戦う。それが佐賀学園のバレー」佐賀学園女子バレーボール部 山﨑姫楽主将

配信:
2024/12/28 6:00:05
取材:
2024/12/23 4:00:00
【春高バレー直前】「全員で戦う。それが佐賀学園のバレー」佐賀学園女子バレーボール部 山﨑姫楽主将
全国高校選抜大会佐賀学園高校バレーボール

高校バレーの集大成となる”春高”。女子決勝では、昨年の同大会、総体の覇者である佐賀清和高校と総体では準決勝敗退と涙をのんだ佐賀学園高校との対戦となった。注目の対戦は、佐賀学園高校がセットカウント3-1で佐賀清和高校を下し、春高バレーを出場を決めた。「佐賀学園のバレーボール」をテーマに山﨑姫楽主将に迫る。

全国を見据えた練習の工夫

総体での敗戦を経て、チームは全国の舞台を強く意識した練習に取り組んだ。
特に意識したのは「高さ」への対応だった。「全国のチームは背が高く、ブロックアウトや高い位置からのスパイクが多い。そうした相手の攻撃に対応するため、レシーブやブロックの練習を重点的に行いました」と山﨑選手は話す。
また、サーブ力の向上も重要な課題だった。佐賀県の女子バレーでは珍しいジャンピングサーブを取り入れ、攻撃の起点となるサーブで相手を崩すことを徹底的に練習したという。


総体敗退後の変化

キャプテンとして、山﨑選手は「チームを一つにまとめる」ことに注力した。自分一人で抱え込まず、周りの三年生に助けを求めながら、部員たちと積極的にコミュニケーションを図った。
「厳しく言うこともありましたが、何よりも部員たちが自分で考えて動けるように意識しました」と語る山﨑選手。
その結果、チーム全員が「勝つために何をすべきか」を共有し、自発的に練習に取り組む雰囲気が生まれたという。


春高で目指すバレー

春高での初戦、古川学園は「高さ」を武器にしてくる強豪だが、山﨑選手はチームメイトと共にその攻略に向けた準備を進めている。
「全国を意識した練習の成果を発揮して、見ている人たちの記憶に残るプレーをしたい。
 去年のキャプテン・嶺川先輩からもらったアドバイスを胸に、ベスト16を超えたい」と山﨑選手は力強く語る。



明日12月29日は、佐保孝明監督のインタビュー記事を公開予定。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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