【2024 佐賀 SSPフレッシュシリーズ 新人大会 優勝インタビュー】弓道男子個人団体優勝選手にインタビュー!
9月23日(月)、唐津商業高校弓道場にて令和6年度佐賀県高等学校弓道新人大会 男子が開催され,個人を松尾凌大選手(鹿島B)、団体を早稲田佐賀Aが制した。早稲田佐賀は昨年に引き続き2連覇を達成した。
団体決勝は早稲田佐賀A,鹿島A,鹿島B,太良Aが1歩も譲らぬ混戦となったが、重要な局面で的中を得た早稲田佐賀Aが他を退けて優勝した。
早稲田佐賀Aの選手たち
岩原 圭汰選手(早稲佐A)
ーー団体優勝おめでとうございます。率直な気持ちを教えてください!
めっちゃホッとしてます。去年も優勝して、上位大会に進まなきゃいけないと思っていたので、本当にすごく安心しました。
ーー去年の優勝メンバーでもありますが、今年は去年と違った思いはありますか?
去年とは変わって1,2年生のチームになって、まだまだだなと思っています。これからのチームです。
ーー予選は4位で突破し、決勝リーグは混戦となりました。印象に残っている立はありますか?
勝った立は「このまま勢いで」と思っていました。でも、九州大会ではたとえ勝っても修正は必ず行わなければいけないと思うので、そこは頑張りたいと思います。
ーー九州大会への出場権を獲得されました。改善した部分は?
不完全な状態で挑んでいたので、それぞれ一人一人の課題に向き合わなければいけないと思います。
ーーこのチームの最終目標は?
県総体で優勝して、全国でも優勝できるようなチームに成長することが目標です!
山下 怜士選手(早稲佐A)
ーー団体優勝おめでとうございます。率直な気持ちを教えてください!
予選4位通過で焦りがあったんですが、決勝では1立目で16/20といいスタートがきれてそのまま優勝することができて、嬉しいです。
ーー決勝リーグではどこが優勝するか分からない戦いになりました。その中で自分たちが力を出し切れた理由は?
チームを信頼するというか、前の選手が外れたか当たったか気になるんですが、「外れても自分はこの射をするんだ」、「後ろの人が流れを作ってくれるから自分は自分の射に集中しよう」と仲間を信頼できたからこその優勝だと思っています。
ーー昨日に続いて風が強かったですが、どんなことを意識しましたか?
「風にはあんまり影響されない」と思っていたんですけど、いざ引いてみると風に矢が煽られているのを感じて、風に煽られたからといって焦らずに1射ずつ丁寧に引かなければいけないということを学ぶ大会になりました。
ーー優勝をかけた鹿島Aとの立では皆中でした。どうでしたか?
やりきったという感じです。今朝、道場での練習では0的を出してしまって、大丈夫かなと思っていたんですけど、いい終わり方ができて良かったです。
ーー九州大会への出場権を獲得されました。意気込みをお願いします!
ゴールはまだここじゃないと思っているので、また少しずつ成長して新たなゴールに向かって行けたらいいなと思っています。
松尾 凌大選手(鹿島B)
ーー個人優勝おめでとうございます。どんな気持ちで大会を迎えましたか?
ありがとうございます。コーチから「優勝するイメージを持って試合に挑みなさい。」と言われていたので、「絶対に優勝する」という気持ちで臨みました。
ーー団体戦でありながら個人戦でもある戦いでしたが、自分の中で第1優先にしていたことは?
試合に入る前に、自分は試合ではこうなりやすいからここを意識すると決めてそれを徹底していました。
ーー予選で7/8という結果で個人決勝へ。個人決勝では2/2でした。自分で手応えはありましたか?
先ほどの自分の中での確認事項をしっかり行って、「自分は当てることができる」と思い込んで自信を持ってできたのが良かったと思います。
ーー九州大会への出場権を獲得されました。意気込みをお願いします!
予選では一番最初の一本を外して、その時に気持ちが弱くなってしまったので、メンタル面を鍛えながら、技術もより一層身につけて臨みたいと思います。
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令和6年度佐賀県高等学校弓道新人大会 男子
<個人>
第1位 松尾 凌大(鹿島B)
第2位 光吉 淳希(武雄A)
第3位 井上 煌太(鹿島A)
第4位 辻 飛羽(伊万里A)
第5位 山口 倫弥(鹿島A)
<団体>
第1位 早稲田佐賀A 3勝1敗
第2位 太良A 3勝1敗
第3位 鹿島A 2勝2敗
第4位 鹿島B 2勝2敗
第5位 武雄A 0勝4敗
※個人・団体ともに第3位までが九州大会出場