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【佐賀から世界へ】BMXフラットランド 中川きらら Vol.1「初めて出会ったのめり込めるモノ」 

配信:
2023/9/29 22:18:07
取材:
2023/9/28 10:00:00
【佐賀から世界へ】BMXフラットランド 中川きらら Vol.1「初めて出会ったのめり込めるモノ」 
佐賀東高校BMX

BMXで世界で活躍する高校生が佐賀にいる。佐賀東高校3年の中川きらら選手。これまでに出場した世界大会は4つ。その全てで表彰台に登っている。
第1弾では、中川きらら選手はどんな人でどんな選手なのか。本人と母の麻紀さん、コーチの藤井さんにインタビューを行った。

フラットランドで活躍

BMXには「パーク」と「フラットランド」の2種目がある。パークは、ジャンプ台を使って空中で技を連続的に繰り出していく競技。フラットランドは、平らな場所で自転車とともに回転したり、タイヤの上でバランスをとったりと、その難易度や独創性を競い合う競技である。
きらら選手は、フラットランド種目で日本はもちろん世界で活躍している。


BMXとの出会いは小学4年生

佐賀市内で行われている「栄の国まつり」でBMXショーを観たのがはじめてのBMXとの出会いだった。「『うわ!かっこいい!』ってなったのを覚えています。」と現在コーチを務める藤井さんも出演していたショーでBMXに心を掴まれたという。


HIPHOPダンスに水泳。なかなか続かなかった。

好奇心旺盛でポジティブ。明るく元気な女の子だったきららさんは、BMX以外にもダンスや水泳を習っていた。
母の麻紀さんは「好奇心がすごくて、ダンスも水泳も『やりたい!』って言って始めたんですけど、すぐに飽きてしまうところがありました。BMXはきららの自由で楽しくいたい性格とその文化がフィットしていて、いい競技と出会えたなと思います。」
きらら選手は「こんなにのめり込めたのはBMXだけで、出会えてよかったなと思っています。」


「楽しい」だけから「勝ちたい」へ

BMXは大会に出場せずに楽しむ人も多いスポーツ。きらら選手もはじめは新しいトリックができるようになることや音楽に合わせて自由に乗ることを楽しんでいた。
中学生になり、世界レベルの選手と一緒に練習をしたこともあって、公式戦にチャレンジすることを決めた。


「コツコツやるタイプです」

自身のことを「コツコツやるタイプ」と分析したきらら選手。練習を重ねてトリックをできるようになっていった。
時には、このトリックを決めるまで帰らない!と自分の世界に入って時間も忘れてのめり込むこともあるという。


ロングルーティンで攻める

フラットランドでは、トリックとトリックを区切らずに連続で行う。その一連の流れをルーティンという。
コーチの藤井さんは「リスクがあってもロングルーティンで女性があまりやらないハードな技を繰り出すのが好きな選手ですね。普通は1つのルーティンが30秒くらいなんですけど、普通に1分以上のルーティンを出すところが特徴です。」と話した。



小さい時からポジティブ。チャレンジを続けてきたきらら選手。
第2弾では、初めての全国大会からこれまでに出場した世界大会、そしてきらら選手の未来への思いに迫る。

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佐賀初BMXflatland専用の屋内施設「BMX room Star☆

きらら選手の活躍をサポートするために佐賀のライダーを中心にOPENした施設であり、BMXを行う場所がなく、「乗りたくても乗ることのできないライダーのための場所」としてコーチの藤井さんと母の麻紀さんで運営されています。
事前予約制でレンタルもあり、初心者でも楽しめる場所となっています。



記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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