【佐賀から全国へ】太良高校弓道部 吉村晏司 「本気でやろうと思った」
11月13日、第41回全国高等学校弓道選抜大会 佐賀県予選大会が開催され、太良高校弓道部の吉村晏司選手が第2位となり、全国選抜大会への出場権を獲得した。1年生の時は本気になれていなかったという吉村選手。2年生になりどのような変化があったのか。全国大会に挑む吉村選手に迫る。
Q.今までの大会はどうだった?
1年生の頃から少しずつ入賞することができるようになってきていたので、自信はありました。ただ、その時は中途半端な感じで部活していて、2年生になってからうまくいかなくなった時期があって、そこで踏ん張って頑張ったことによって今回の結果に繋がったかなと思います。
Q.今回、県予選で全国出場を勝ち取れた要因は?
9月の新人戦でいい結果が出なくて、そこで11月の選手権予選に向けて「本気でやろう」と強く思いました。それが良かったのかどうかは分からないんですけど、今までの努力が実ったという感じがしています。あと、実は、2年生になってから学校に遅刻しなくなりました。毎日の生活リズムを一定にして過ごすことを大事にしていて、自分で「やろう!」と思ったわけじゃないんですけど、心のどこかで思うところがあったのかなと思います。
Q.自分の強みは?
本番に強いところです。緊張はもちろんするんですけど、うまくコントロールして集中できる状態に持っていくことができるところが強みです。
Q.練習の中で気をつけていることは?
1本ずつ丁寧に引こうということを大事にしています。
Q.全国選抜での目標は?
優勝です。自分の出せるマックスを出して頑張りたいと思います。
応援メッセージ
顧問 山口先生
彼は緊張をコントロールすることが上手なので、そこまで心配はしていないんですけど、やっぱり全国大会となると萎縮してしまう部分もあると思います。僕自身、前から実力はあると思っているので、自信を持ってやり遂げてほしいなと思います。彼ならできるはずです。
主将 山本さん
晏司はメンタルの強さがあるので、全国でも全て的中させるレベルで頑張ればいけると思うので、熊本でも普段と変わらない綺麗な射をしてほしいです。
全国高等学校弓道選抜大会は12月23日〜25日に熊本県熊本市「熊本市総合体育館・青年会館」にて開催される。