【燃ゆる感動かごしま国体】相撲 佐伯徒和選手(多久高校)「チームを勇気づけられるような恥じない相撲を取りたい」
10月7日(土)から開催される燃ゆる感動かごしま国体。「熱い鼓動 風は南から」というスローガンには、熱戦を繰り広げるアスリート達の熱い鼓動と会場に響きわたる歓声が、鹿児島から南の風に乗って全国に広がってほしいという思いが込められている。本記事では佐賀県代表として相撲競技に出場する佐伯徒和選手について紹介する。
初めて出場した大会で優勝
小学3年生の時、地域の大会に出場し優勝した佐伯選手。そのまま県の大会に出ないかと誘われ、そこで準優勝。驚くべきことにこの時点でまだクラブ未所属だった佐伯選手は、九州大会に出場するため、クラブに所属し本格的に相撲を始めた。
相撲のために多久高校へ
中学まで地域のクラブに所属し、高校では相撲部のある多久高校へ進学。全国でも結果を残してきた環境に身を置き、自分を磨くことを決めた。
左上手を取れば勝負できる
相撲の面白いところは自分より大きい相手を倒すことができるところと話した佐伯選手。「左上手をとったら勝負できる自信があります。」と強く語った。
基礎を固めて更なる高みへ
今現在、力を入れている練習は四股を踏むこと。下半身と体幹を強化し、課題である立ち会いで前に出る力をつける。
「四股はすごく大事にしています。少し変えるだけで使う筋肉が変わって奥が深いです。」基礎から自信の相撲を見直し、更なる成長へと繋げている。
引っ張っていかないといけない立場
佐伯選手は、鹿児島国体の少年の部では最年長。チーム佐賀を引っ張っていかなければいけない立場。「チームを勇気づけられるような恥じない相撲を取りたい」と話した。
佐賀県を背負って挑む
鹿児島国体の目標はベスト4以上。団体予選で全勝した選手だけが出場できる個人戦も狙う。
「佐賀県を背負って出ますし、レベルの高い戦いになると思うので、全力を出して頑張っていきたいです。」と熱い思いを見せた。
燃ゆる感動鹿児島国体は、10/13(金)~10/15(日) 、鹿児島県奄美市名瀬運動公園サンドームで開催される。