【佐賀北男子バスケ 3連覇 ウィンターカップへ】ウィンターカップに向けて

高校バスケの集大成となる“ウィンターカップ”。その切符をかけた第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会佐賀県大会が9月23日〜10月22日に開催され、佐賀北が3連覇を達成した。
本特集では、県大会での戦いやウィンターカップへの意気込み、など3記事に分けて紹介する。
第2弾となる本記事では、県大会という大きな山を乗り越え、どのように成長したのか。そしてウィンターカップの目標は。籾井監督、川原主将が語る。

県大会後の成長

苦しい場面を乗り越え、県大会を優勝した佐賀北。
決勝では「シュートが入らない」という課題が出てきた。

シュート成功率アップ

「個人的にもチームとしてもシュートが入っていなかった。」と話した川原主将。
全国での勝利のために集中して準備を進めていると県大会からの成長を見せている。

ディフェンスの更なる強化

籾井監督は「ディフェンスは一段と良くなった。連動もいい。佐賀東さんも唐津工業さんも3pでやられたので、寄りのスピードを上げたり、寄り方だったり、個人のファンダメンタルを見直しています。」と話した。

ウィンターカップ初戦の相手は羽黒高校

佐賀北のウィンターカップ初戦は12月23日。相手は山形県の羽黒高校で17：20ティップオフ。
日本代表経験のあるシューターや高身長のモンゴル人留学生を擁し、オフェンスに力を入れているチームだ。

ウィンターカップに向けて

籾井監督は「羽黒高校さんはオフェンシブなチーム。点の取り合いよりも、しっかり守って自分たちのペースで試合ができるようにしたい。」と話した。
川原主将は「自分たちより高さがあって、オフェンスが強いチーム。そこを自分たちが我慢強く粘って、強みのディフェンスを40分やれるかが大事だと思う。ウィンターカップでは2勝を達成したい。そのための最善の準備をしていく。」と話した。

以前から「全国で2勝」をチームの目標としている佐賀北。今回こそはとその闘志を燃やしている。



第3弾では、佐賀北の3本柱である川原主将・梅崎選手・南里選手の対談。小学生の頃からお互いを知り、普通校の佐賀北高校で冬まで部活動を続けている3人。お互いの印象やチーム内での役割など。3人に迫る。