あんたが大将 唐津商業高校野球部 小柳勝希選手(3年)「2番バッターとしてチャンスメイクやチャンスの1本を」
仲間たちとともに目標を達成するために、逞しくチームを引っ張るキャプテンを紹介する『あんたが大将』。
今回取材したのは、着々と力をつけている唐津商業高校野球部の主将 小柳勝希選手。
秋の大会、2回戦で敗退という結果を受け、多くのことを得たと語る。
チームの士気を高め、勢いをつけて甲子園出場をかけた夏の大会に挑む小柳勝希選手の思いに迫る。
全員で声を掛け合い守備の練習をする唐津商業高校
ーーチームの好きなところは?
1人1人個性がとても豊かで、練習中や練習以外でも一人一人元気ですし、ノック中など最後に1人残って時にみんなで声をかけあうということもあります。元気で個性が豊かなので、たまにはみんなで楽しくワイワイやることもキャプテンとしては「どうかな?」というところもあります。そういうチームをまとめるのは大変なんですが、とても好きなチームです。
ーーキャプテンになった経緯は?
一個上の先輩方の推薦です。一年生の頃から学年のキャプテンを任されていたこともあり、最上級生になった時に、そのままキャプテンを推薦されました。
ーーキャプテンになってから、変わったことはありますか?
キャプテンになる前は、自分もきつい練習では手を抜いていたところがあったんですが、キャプテンになってから周りから常に見られているというのを意識するようになったので、人のお手本や先頭に立つというところを心がけて、練習にも手を抜かずに取り組むようになりました。
ーーキャプテンになってから、心がけていることはありますか?
常にチームの先頭に立って、見られているという意識を持って、練習にも学校生活にも取り組み、そしてチームを鼓舞することもキャプテンの役目なので試合中に誰よりも元気を出して試合に臨んでいます。
ーーキャプテンをしていて、大変なところはありますか?
なかなかチームが勝てなかった時が大変です。秋の大会で、2回戦で負けてしまった後には、部員全員で今後の冬練に向けてどういう課題を持ってやっていくのかというのを話し合い、一人一人先生と面談をするなどを行いました。
ーー理想のキャプテン像はありますか?
自然と周りが「このキャプテンならついていきたい」という風に思えるようなキャプテンや大変なことにも自分から率先して取り組んでチームを少しでも救えるキャプテンです。
ーーチームの勝利にこういうプレーで貢献したい!というプレーはありますか?
守備でセンターとしてファインプレーをしてチームの失点を防ぐようなプレーや、攻撃では2番バッターとしてチャンスメイクだったりチャンスの一本だったりでチームの勝利に貢献したいです。
☆主将のチーム分析☆
チームワーク:4/5
仲の良さ:4/5
ひたむき:4/5
闘争心:5/5
集中力:4/5
テクニック:4/5
計:25/30
ーーメンバーへのメッセージ
3年生はもちろんなんですけど、1、2年生も自分についてきてくれて、不甲斐なかった時もついてきてくれたので本当に感謝していますし、最後はなんとしてでも甲子園出場したいので、全員で甲子園出場をつかみ取れるよう頑張りましょう。