国スポ入賞 神埼高校カヌー部の選手らが神埼市長に表敬訪問
「自分の心もしっかり燃えた」と熱く大会を振り返りました。国スポで活躍した神埼高校カヌー部の選手らが22日市役所を訪れ、熱戦の結果を市長に報告しました。
神埼市の實松市長を訪ねたのは、国スポに佐賀代表として出場した神埼高校カヌー部の監督と選手9人です。
部員のほとんどは、小中学生の時から園田監督が指導するチームに入り神埼市や佐賀市を拠点に練習し成長を続けてきました。
このうち、1年生で18歳以下の日本代表に入る花岡ゆらら選手は、速さを競うスプリントの500メートルで、インターハイの優勝争いで惜しくも敗れた滋賀代表のライバル選手に競り勝ちリベンジを果たすと…
得意の200メートルでは、持ち前のパドルを回すはやさでスタートダッシュに成功。最後は2位以下を大きく引き離し2冠を達成しました。
ボートに膝をつき、片方のパドルでこぐカナディアンの500メートルでは、峯佳生選手がゴール直前で驚異の追い上げを見せ準優勝。
入嶋遥愛選手と元石暖華選手のペアは、500メートルで4位入賞。
200メートルで7位入賞とメダルには一歩届きませんでしたが、息の合ったパドルさばきで健闘しました。
【峯佳生選手】
「強豪選手たちと一緒に戦って、自分の心もしっかり燃えて良いレースができてよかったです」
【花岡ゆらら選手】
「本気で戦って勝った時のうれしさを実感しました。地元ならではの雰囲気とかもたくさん感じることができて今までで一番思い出に残る大会でした」
出場した8人全員が予選を突破するなど佐賀代表の躍進に貢献した神埼高校カヌー部に、實松市長は「神埼高校の卒業生として誇りに思います」と感謝の言葉を贈りました。