【SAGA2024国スポ】武器を持たずにまわし1つで勝負!「相撲競技」
1500年以上の歴史を持ち、日本の国技とされている相撲。
今回はSAGA2024国スポで正式競技として開催される相撲競技について紹介します。
相撲は、直径4m55cmの土俵の中で戦い、足の裏以外が土俵についたり、倒れたり、土俵の外に出たら負けです。時間制限がなく、5分経つと水引(一度選手を離し、汗を拭く)をした後、再度相撲を取ります。また、同時に足がついた場合、再度取り直しとなります。
審判長と副審判長、正面、向正面、東、西の6名の審判で、勝敗を判定します。
屋内相撲場本土俵の吊り屋根には四色の房(四房:しぶさ)が吊り下げられています。
四季と天の四神獣を表し、五穀豊穣を祈念しているといわれています。
青(緑色)・・春 東方を守護する青龍
赤・・・・・・夏 南方を守護する朱雀
白・・・・・・秋 西方を守護する白虎
黒・・・・・・冬 北方を守護する玄武
これらの色と四季を組み合わせた言葉として、青春(せいしゅん)、朱夏(しゅか)、白秋(はくしゅう)、玄冬(げんとう)があります。
相撲の魅力とは、
「武器を持たずに正々堂々、まわし1つで勝つか負けるかの勝負をする」ところだと言えます!
100kgを超える力士たちが全力で体や頭をぶつけ合う迫力、体格の小さい力士がスピードやテクニックを使って体重が倍以上もある力士に勝利する瞬間は他の競技にはない感動を与えてくれます。
相撲は、「礼儀作法」に重きを置いたスポーツです。例え勝利したとしてもガッツポーズなどを行わず、相手を敬った振る舞いをします。年齢を問わず相手を敬い、武器を持たずに正々堂々勝負する相撲競技は、心身共に成長できます。
SAGA2024正式競技として開催される「相撲競技」に触れてみてはいかがですか?
開催情報
SAGA2024 正式競技 相撲競技
2024年10月6日(日)〜8日(火) 玄海町 玄海町社会体育館にて開催予定