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【佐賀から全国へ】佐賀北高校男子バスケットボール部 第3弾 籾井監督から見たチーム

配信:
2022/12/21 22:00:03
取材:
2022/12/14 8:00:00
【佐賀から全国へ】佐賀北高校男子バスケットボール部 第3弾 籾井監督から見たチーム
全国高校選抜大会佐賀北高校バスケットボール

全3回に渡ってお届けする佐賀北高校男子バスケットボール部の特集も今回で第3弾。
最後は、佐賀北高校男子バスケットボール部の監督を務める籾井先生へのインタビュー。
今年の3年生と一緒に佐賀北高校に来られた籾井先生。3年間、苦楽を共にしてきた選手達と3度目の全国大会への思いを紹介する。


Q チームの苦労したこと

どこもそうだと思うんですけど、やはりコロナで思い切りできていない部分はあるのかなと思います。
バスケット的なことでいくと、あの子たちの良さを自分がやろうとする戦術で消してしまってるんじゃないかなと思う時があって、あの子たちの好きなようにやらせた方がいいなって思うところもある反面、それだけじゃダメだとも思っています。伸び伸びとしてやらせた方があの子たちらしいバスケットはできるんですけど、もうひとつ上のレベルになると、タクティカルな感じでやった方がいいのかなとも感じます。あと、練習時間が短いです。女子チームと交代で使うので、4時半過ぎから初めて5時半過ぎには出ないといけないので、だからこそいい面もあるのですけど、苦労したというか僕は迷いました。

Q 今年のチームのストロングポイント

ディフェンスですね。井原兄弟が双子でいて、キャプテンの井原健太と、7番の井原爽太。この2人はとにかく脚力が高く、体は小さいんですが、しつこく体も強いので、彼らが起点になりながら周りが連動して守っていくというディフェンスが違いを作れていると思います。

Q 初戦の相手 豊浦高校について

豊浦高校さんは年に何回か練習試合をさせていただくんです。今年チームでは、3回くらい練習試合をしています。コーチの先生には僕が前任の唐津の時からよくしてくださってて、ある程度どういうことをやるかはお互いに分かっています。すごくリスペクトしているチームで、公式戦で何度も見ているので、正直やりたい相手ではないんですが、ウィンターカップという舞台でそういう尊敬しているチームとやれるのはありがたいと思っています。

Q ズバリ ウィンターカップの戦い方は

相手のディフェンスが特殊なところがあり、そこに対する準備をずっとしてきました。ただ、選手に話したのは、最終的には自分達のいいところを見つめて、最後はそこを高めて戦おうという話をしたので、ディフェンスにもう一回フォーカスを当てて調整しています。しっかりディフェンスを強くアグレッシブに行って、攻撃的なディフェンスをして、そこから自分達のバスケをしていきたいと思っています。

Q ウィンターカップへのアツい想い

僕自身、この学校に来てから全国に連れて行ってもらうのは2回目で、インターハイも含めて僕の力だけでは絶対ないし、チームの力なので、まずは選手に感謝して、コーチとしてそういうところで戦えるのは、本当にありがたいと思います。緊張もするし、プレッシャーも感じるんですけど、それよりもありがたいという思いが強い。去年惜しいところで負けたりとか、インターハイも勝ってて最後逆点で負けちゃったりとか、そういう意味ではまだ結果を残せていないので、なんとか今年は殻を破って、去年の卒業生だったりとか今の選手たち、あとは県内の指導者とか、県内の他の学校の先生、決勝で戦った佐賀東の選手とか予選で戦った高校生たちみんなが応援してくれるような戦いをしたいと思います。


キャプテン・チームメイトから見た籾井監督


Q 監督はどんな人?

キャプテン 3年 井原健太:選手と一緒に成長できる監督だと思います。自分達が1年生の時に来られて、自分の悪いところとかをしっかり反省したりとか、他の監督さんから教わったりして、自分達のために監督さん自身も成長してくれてます。

副キャプテン 3年 高森湧樹:常にチームのことを考えていて、朝早くから朝練とかを見てくれたり、練習が終わってもチーム一人一人に声をかけてくれたりと、精神面でもとてもチームのことを思ってくれています。

2年 川原峻:朝早くから自主練とかも付き合ってくれて、コート外でも結構声をかけてもらって、みんなを気にかけてくれる人だと思います。

3年 井原爽太:バスケットのことについて勉強したり、自分達のプレーの動画とかを見て練習したりとかをして、バスケットに熱心に取り組む人です。

Q 監督に対する想い

キャプテン 3年 井原健太:2回僅差で負けてしまって、次こそは勝って目標が2勝なので、2勝までしっかり一緒に頑張っていきたいと思います。

2年 川原峻:相手チームの対策とか、自分達がどうやったらベストなプレーができるかとかずっと考えてもらって、練習も自分達の強みを活かせるようにしてもらっているので、それに答えないといけないなと思っています。

3年 井原爽太:先生の力だけじゃどうにもならない時とかもあると思うので、そういう時に3年生が先生を支えて、チームを引っ張っていけたらと思います。



ウィンターカップは、12月23日(金)〜29日(木)東京体育館と大田区総合体育館の2会場で開催される。
佐賀北高校の初戦は12月23日(金)15:40 ティップオフ

記事
株式会社WIDE - 三枝功伸

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